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未検証

文字サイズが勝手に変わる・印刷で変わる

このページで解決できること

Jw_cad で図面に書き込んだ文字のサイズが、自分で変えたつもりがないのに勝手に変わってしまう、別 PC で開いたら違う大きさで表示される、印刷したら画面で見た文字より大きい/小さい、といった「文字サイズ変動」系のトラブルを切り分けて解決できるようになります。縮尺変更との連動、文字種設定の変更、フォント切替時の幅変動、印刷時のフォント置換まで、原因別に対処手順を整理しています。


こんな症状でお困りの方へ

  • 縮尺を 1/100 から 1/50 に変えたら、図面上の文字の大きさが急に変わってしまった
  • 寸法値だけ大きさが他の文字とズレて表示される
  • 文字種設定をいじったあと、図面上のすでに描いた文字が小さくなった(または大きくなった)
  • 別の PC で図面を開いたら、元 PC とは違う文字サイズで表示される
  • 画面では普通サイズなのに、印刷したら文字が小さすぎて読めない/大きすぎてはみ出す
  • 書込み文字種変更ダイアログでフォントを変えたら、横幅だけが急に変わった
  • レイヤグループ間で図形を貼り替えたら、文字だけ大きさが変わった

背景: Jw_cad の文字サイズは「文字種番号 × 紙上 mm 値 × 縮尺の連動設定 × フォントの幅特性 × 印刷時のフォント置換」と、複数の設定が掛け合わさって決まります。1 か所いじっただけで意図せず連鎖変動が起きやすいため、症状が出たら「いつ・何の操作の直後に変わったか」を切り分けるのが解決の近道です。


主な原因

#原因起きる場面
1縮尺・読取設定の「文字サイズ変更」チェック ON で縮尺を変えたレイヤグループの縮尺を 1/100 → 1/50 等に切替
2基本設定「文字」タブの「既に作図されている文字のサイズも変更する」を ON で文字種を変更した文字種 1〜10 の横・縦・間隔の数値を編集
3書込み文字種変更ダイアログでフォントを切替えた/プロポーショナルフォントを選んだ明朝→ゴシック、MS ゴシック→MS Pゴシック等
4印刷先 PC に指定フォントが無く、Windows が代替フォントで描画した別 PC・別事務所への図面共有時
5別 PC で jw_win.jwf(環境設定ファイル)の文字種設定値が違う自社 PC で開いたファイルを協力会社 PC で開いた
6レイヤグループ間でコピー&ペーストし、貼付先の縮尺が違った1/100 グループ → 1/20 グループへ図形複写
7書込み文字種が「任意サイズ」になっていて、思った文字種と違う数値で描画した既存文字を編集後、書込み文字種が変わったことに気づかず追記
8Windows 11 の表示スケール(DPI)変更で画面上の見え方だけが変動「設定」→「ディスプレイ」→「拡大/縮小」を 125% 等に変更

背景: 上記の頻度は PERSC 編集部が読者からの問い合わせを集計した体感順です。建築実務では「1. 縮尺連動」と「3. フォント切替」の2つで全体の半分以上を占めます。「8. DPI スケール」だけは画面表示上の問題で、印刷物には反映されないため切り分けが必要です。


対処方法

注意: 削除・初期化・解除(縮尺変更・文字種一括変更・寸法解除を含む)を行う前に、必ず以下の 3 ステップ安全手順 を踏んでください:

  1. コピー退避: 対象 .jww を別名でコピーバックアップ(例: 案件A.jww案件A_backup_2026-05-08.jww
  2. 検証: バックアップを別場所に置いた状態で、再現性のあるトラブルかを確認(バックアップから戻せる前提を作る)
  3. 対処: 上記2ステップを踏んだ上で、本記事の対処を実行

縮尺変更や文字サイズ一括変更は元に戻しにくく、原本に対して直接実行すると、申請図面・印刷成果物に 永続的な影響 が出る可能性があります。

対処1: 縮尺・読取設定の「文字サイズ変更」チェックを確認する

多く見られるのが、縮尺を変更した直後に文字サイズが変わったケースです。「縮尺・読取設定」ダイアログの「文字サイズ変更」チェック状態を確認します。

手順

  1. ステータスバー右下の縮尺ボタン(例: S=1/100)をクリックします
  2. 「縮尺・読取設定」ダイアログが開きます
  3. 下部の「縮尺変更時」エリア内の「文字サイズ変更」チェックの状態を確認します
  4. 必要に応じて ON / OFF を切替えます
  5. OK」で確定します

ON / OFF の挙動の違い

状態縮尺を変えたとき
ON紙上での見た目サイズが保たれる(実寸 mm 値の方が変わる)
OFF文字の実寸 mm 値はそのまま、紙上の見た目だけが縮尺比に応じて変わる

PERSCの推奨: 文字は紙上で読めるサイズが目的なので、「文字サイズ変更」は ON にしておく運用が無難です。OFF のまま 1/100 → 1/50 に縮尺を上げると、文字も 2 倍に拡大して見えるため「勝手に大きくなった」と感じる原因になります。

Tips: 「点マーカサイズ変更」チェックも同じエリアにあります。実点(柱の中心マーク等)も連動させたい場合は同じく ON にしておきましょう。詳しくは 縮尺設定(レイヤグループ毎・全グループ一括) を参照してください。


対処2: 基本設定「文字」タブで既存文字への影響をリセットする

文字種 1〜10 の横・縦・間隔の数値をいじったあとに既存文字のサイズが変わった場合、「既に作図されている文字のサイズも変更する」チェックが ON になっていた可能性が高いです。

手順

  1. メニューバー「設定」→「基本設定」を開きます
  2. 文字」タブをクリックします
  3. 既に作図されている文字のサイズも変更する」チェックの状態を確認します
  4. 図面が完成段階に近い場合は、まず OFF に戻しておきます
  5. OK」で確定します

ON / OFF の挙動の違い

状態文字種設定を変更したとき
OFF(初期値)その文字種で書かれた既存文字は「任意サイズ」扱いに切り替わり、変更前のサイズを保つ
ONその文字種で書かれた既存文字も、変更後のサイズに自動で揃う

注意: ON のまま文字種設定を変えると、図面上のすべての該当文字が即座にサイズ変更されます。完成段階の図面で文字種をいじるときは、必ず OFF にしてから操作するのが安全です。

背景: ON 時の挙動は「設定こそが正、図面はそれに従って書き換える」という方針で、運用ルールを明文化したい事務所向けの仕様です。OFF 時は「あとから設定をいじっても、すでに描かれた文字には影響を与えない」方針になっています。詳しくは 基本設定 文字 タブ を参照してください。

意図せずサイズが変わってしまった場合の復旧

直後であれば Ctrl + Z(Undo)で 1 ステップずつ戻せます。複数ステップ進んでしまった場合は、属性変更コマンドで該当文字の文字種を再指定するか、書込み文字種変更ダイアログから個別に修正します。


対処3: 書込み文字種ダイアログでフォントとサイズを再確認する

特定の文字だけ他とサイズが違って見える場合、その文字の 文字種番号・任意サイズ・フォント・斜体/太字 のいずれかが他と異なっています。書込み文字種変更ダイアログで現状を読み取って揃えます。

手順サマリー(既存文字の文字種を読み取って揃える)

#操作
1文字コマンドを起動
2書込み文字種ボタン(コントロールバー左端)をクリック
3「フォント読取」にチェックを入れる
4サイズが正しい基準となる文字を左クリックで選択
5文字種番号・サイズ・フォントが表示される
6「フォント読取」のチェックを外す
7サイズを揃えたい文字を左クリック → そのまま位置確定で書き換え

詳細手順

  1. 文字コマンドを起動します(メニューバー「作図」→「文字」、またはツールバーの「文字」)
  2. コントロールバー左端の書込み文字種ボタン(例: [5] W=2.5 H=2.5 D=0.5 (8))をクリックします
  3. 書込み文字種変更ダイアログ内の「フォント読取」にチェックを入れます
  4. OK」で閉じます
  5. サイズが正しい基準となる文字を左クリックで選択すると、その文字の文字種番号・サイズ・フォントが書込み文字種ボタンに反映されます
  6. 再度書込み文字種ボタンを押し、「フォント読取」のチェックを外します
  7. OK」で閉じてから、サイズを揃えたい文字を左クリックして位置確定すると、選択した基準と同じ文字種・フォントに書き換わります

Tips: フォントが「MS Pゴシック」のようなプロポーショナルフォントになっていると、文字ごとに横幅が変動します。図面用には等幅フォント(MS ゴシックYu Gothic UI 等)に揃えるのが安全です。詳しくは 基本設定 文字 タブ のフォント節を参照してください。

背景: Jw_cad のフォント設定は「文字種」ではなく「書込み属性」側にある設計のため、同じ文字種 5 でも明朝で打つこともゴシックで打つこともできます。文字種は「サイズと色のテンプレート」、フォントは「その時の選択」と理解しておくと混乱しません。


対処4: まとめて一括で文字種を揃える(範囲+属性変更)

複数の文字を一気に同じ文字種に揃えたい場合は、範囲選択コマンド経由の属性変更を使います。

手順

  1. ツールバーの「範囲」コマンドをクリックします
  2. 左クリックで矩形選択の 始点 を指定します
  3. 揃えたい文字がすべて入る位置で、右クリック で終点を指定します(左クリックだと文字が選択されないため必ず右クリック)
  4. コントロールバーの「属性変更」をクリックします
  5. ダイアログ内の「書込【文字種類】に変更」にチェックを入れます
  6. 「書込み文字種変更」ダイアログが表示されるので、揃えたい文字種番号を選び「OK」をクリックします
  7. もう 1 つのダイアログも「OK」で確定します

Tips: 寸法値だけまとめて揃えたい場合は、まず寸法値が含まれる範囲を選択した後、属性変更ダイアログで「【寸法図形】を解除」も併用すると、寸法図形の中の文字もまとめて書き換えられます(解除すると寸法図形としての連動が外れる点には注意)。

背景: 範囲選択の終点を右クリックにする理由は、Jw_cad では文字を範囲選択に含めるかどうかをクリックの種別で切り替える仕様のためです。左クリックの矩形選択は「線・円のみ」、右クリックの矩形選択は「文字も含めて選択」という棲み分けになっています。


対処5: 印刷時のフォント置換を回避する

画面では正しく見えるのに、印刷すると文字サイズや見た目が変わる場合、印刷ドライバ側で指定フォントが置換されている可能性があります。

確認手順

  1. 書込み文字種変更ダイアログを開き、対象文字の フォント名 を控えます
  2. プリンタを使用する PC のフォント一覧を確認します(「設定」→「個人用設定」→「フォント」)
  3. 指定フォントが PC にインストールされているか確認します
  4. 無い場合は、図面で使うフォントを Windows 標準で確実に入っているフォント に変更します

標準フォントへの変更

推奨: MS ゴシック / MS 明朝 / Yu Gothic UI / Yu Mincho / Meiryo UI

これらは Windows 10 / 11 標準でインストールされているため、別 PC でも置換が起きにくくなります。

変更後の手順

  1. 文字コマンド → 書込み文字種変更ダイアログを開きます
  2. フォントプルダウンで標準フォント(例: MS ゴシック)を選択します
  3. 範囲選択 → 属性変更で「書込【文字種類】に変更」にチェック → 既存文字も新フォントに揃えます
  4. 印刷プレビューで再確認します

PERSCの推奨: 事務所内で図面のやり取りが発生する場合、フォントは「MS ゴシック」「MS 明朝」のいずれかに統一しておくと、協力会社・印刷会社・行政提出先のいずれの環境でも置換が起きにくく、文字サイズ事故を予防できます。

注意: PDF 出力時にフォントを埋め込めば置換問題は回避できますが、Jw_cad の標準印刷ダイアログから PDF 化する場合はフォント埋め込みの可否がプリンタドライバ依存になります。Adobe PDF・Microsoft Print to PDF・Cube PDF などドライバごとに挙動が異なるため、本番出力前に試し刷りで確認しましょう。


対処6: 別 PC との jw_win.jwf 設定差を解消する

別 PC で開いたら文字サイズが違って表示される場合、文字種 1〜10 の設定値が PC ごとに違うのが原因です。文字種設定は JWW ファイルではなく環境設定ファイル jw_win.jwf に保存されているため、PC が違えば設定も違って当然になります。

手順

  1. 元 PC の C:\JWW\jw_win.jwf をコピーします
  2. 受け取り PC の C:\JWW\jw_win.jwf にバックアップを取ったうえで、元 PC の jwf を上書きコピーします
  3. 受け取り PC で Jw_cad を再起動し、図面を開き直します
  4. 文字サイズが元 PC と一致することを確認します

PERSCの推奨: 事務所内で文字種設定を統一したいなら、社内標準 jwf を共有フォルダに置き、各 PC に配布する運用が軽量で確実な方法です。新人 PC のセットアップ時に jwf を配るだけで、文字種・線色・寸法設定がすべて事務所標準に揃います。詳しくは 基本設定 文字 タブ の事務所内共有節を参照してください。

Tips: 図面ファイル単独で文字種仕様を伝えたい場合は、JWW ファイル冒頭に「文字種仕様の凡例ブロック」を作図しておくと、相手 PC の jwf 設定がどうであっても意図が読み取れます。


対処7: 「任意サイズ」になっていないか確認する

書込み文字種ボタンの表示が [ 任 ] W=4.0 H=4.0 D=0.5 (3) のように で始まっている場合、文字種 1〜10 ではなく「任意サイズ」モードで書いています。意図せず任意サイズになっていると、文字種 1〜10 の設定変更を適用しても反映されません。

手順

  1. 文字コマンドを起動します
  2. コントロールバー左端の書込み文字種ボタン表示を確認します
  3. [ 任 ] で始まっていれば、ボタンをクリックして書込み文字種変更ダイアログを開きます
  4. 文字種番号 1〜10 のいずれかを選び直します
  5. OK」で確定します
  6. 以降に書く文字は選んだ文字種で描かれるようになります

背景: 既存文字を編集すると、その文字の文字種・サイズが書込み属性に読み込まれて、「任意サイズ」状態に切り替わることがあります。編集後に追記する文字が思ったサイズで出ない原因として頻出します。書込み文字種ボタンは作業中こまめに確認する癖を付けると事故が減ります。


対処8: Windows 11 の DPI スケールを確認する(画面のみ)

「画面で見た文字が小さい」だけで印刷物では問題ない場合、Windows 11 の表示スケールが影響している可能性があります。これは Jw_cad の文字サイズが変わったわけではなく、画面表示の倍率が変わっているだけです。

確認手順

  1. デスクトップ右クリック →「ディスプレイ設定」を開きます
  2. 拡大/縮小」の倍率(100%・125%・150% 等)を確認します
  3. 数値を変えて再度 Jw_cad を確認します

Tips: Jw_cad のステータスバーや入力ボックスの文字が小さすぎる場合は、メニューバー「設定」→「基本設定」→「一般(1)」タブの「入力数値の文字を大きくする」「ステータスバーの文字を大きくする」にチェックを入れると改善します。これは画面表示のみで、印刷物には影響しません。


予防策・再発防止 ★PERSC独自

トラブルが解決した後は、再発を防ぐための運用設定を済ませておきましょう。4 つの設定を入れておくと、文字サイズ変動の事故が大幅に減ります。

1. 縮尺ダイアログの「文字サイズ変更」を ON で固定運用

縮尺変更時の文字サイズ事故を防ぐ確実な方法は、「文字サイズ変更」チェックを ON のまま運用ルール化することです。建築図面では「文字は紙上で読めるサイズ」が決まっているため、ON にして紙上サイズを保つ方が運用として安定します。

事務所内ルールで「縮尺・読取設定の文字サイズ変更チェックは常時 ON」と決め、jwf に組み込んで配布すると、新人 PC でも自動的に同じ挙動になります。

2. 文字種設定変更時は「既に作図されている〜」を OFF で固定

基本設定「文字」タブの「既に作図されている文字のサイズも変更する」は OFF に固定しておくと、文字種設定をいじっても既存文字が勝手に書き換わる事故が起きません。

事務所統一の文字種テーブルを途中で変更したい場合のみ、その時だけ ON に切替え、操作後すぐ OFF に戻すという「都度切替運用」を徹底するのが安全です。

PERSCの推奨: ON のまま放置しておくと、新規ファイル作成時に文字種をちょっと触っただけで他図面の文字までサイズが変わるリスクがあります。「初期値の OFF を変えない」がデフォルトルールとして安心です。

3. フォントは「MS ゴシック」「MS 明朝」に統一

事務所間・元請と協力会社間で図面をやり取りするなら、フォントは Windows 標準で確実にインストールされている「MS ゴシック」「MS 明朝」のいずれかに統一するのが事故予防に効果的です。

用途推奨フォント
寸法値・室名・本文MS ゴシック
図面タイトル・表題MS 明朝(格式を出したい場合)
注記・小文字MS ゴシック(プロポーショナル系の MS Pゴシックは避ける)

凝ったフォント(游書体・ヒラギノ系・社内独自フォント)を使うほど、印刷先 PC で置換が起きやすくなります。

4. 標準 jwf の社内配布

文字種 1〜10 の設定値・「文字サイズ変更」チェック ON 状態・推奨フォントを盛り込んだ標準 jw_win.jwf を作成し、社内共有フォルダに配置して全 PC に配布します。新人 PC のセットアップ時もこの jwf をコピーするだけで、事務所標準の挙動に揃います。

PERSC 編集部では、jw_win.jwf を Google ドライブの専用フォルダに同期して、複数 PC 間で共通設定を維持しています。詳しくは 設定が保存されない ※準備中 で扱います。


つまずきポイント・補足 ★PERSC独自

Q: 縮尺を変えたら寸法値だけサイズが変わって他の文字は変わらない

→ 寸法値は「寸法設定」ダイアログで指定した文字種で描かれており、他の文字(室名等)とは別の文字種番号を使っている可能性があります。メニューバー「設定」→「寸法設定」を開き、左上の「文字種類」欄の数値を確認してください。室名と寸法値で文字種を揃えたい場合は、寸法設定の文字種類と書込み文字種を同じ番号に合わせます。

Q: 「文字サイズ変更」を ON にしたのに、縮尺変更後も文字サイズが変わらない

→ 「文字サイズ変更」は 新しく書く文字既存の文字 の両方に効きますが、対象は「変更前の縮尺で描かれていた文字」のみです。途中で何度も縮尺をいじっている場合、過去の任意サイズ文字には連動が効かないことがあります。属性変更コマンドで対象文字を選択し、書込み文字種に再指定すると揃います。

Q: 印刷プレビューと実印刷で文字サイズが違う

→ プリンタドライバの「実際の印刷サイズに合わせる」設定や、印刷ダイアログの「用紙サイズ」「印刷倍率」が画面プレビューと違う設定になっている可能性があります。印刷ダイアログを開いた状態で、用紙サイズ・縮小倍率・余白設定を画面表示と一致させてから印刷してください。詳しくは 印刷倍率(拡大・縮小・任意倍率) ※準備中 を参照。

Q: 別レイヤグループに図形をコピーしたら文字だけ大きさが変わった

→ レイヤグループは縮尺を別々に持つため、貼付先グループの縮尺に応じて文字の見た目サイズが変動します。これは仕様通りの挙動です。サイズを保ちたい場合は、貼付先グループの縮尺を貼付元と同じに設定するか、貼付後に属性変更で文字種を揃え直します。詳しくは 縮尺設定 のレイヤグループ縮尺節を参照。

Q: 「文字(寸法図形、ブロック図形)を最後に描画」を ON にしたら文字が太く見える

→ これは描画順の変更で文字が他要素より手前に出るようになっただけで、文字サイズ自体は変わっていません。背後の線・ハッチが文字に重ならなくなることで、相対的に文字が読みやすく(太く)見える錯覚です。サイズを比較するには、書込み文字種ボタン表示の数値(W=・H=)で確認しましょう。

Q: 図面を新しいバージョンの Jw_cad で開いたら文字サイズが変わった

→ Jw_cad のバージョン違いで文字レンダリング処理が変わることはまずありません。多くの場合、新バージョン側の jw_win.jwf の文字種設定が初期値に戻っているのが原因です。旧バージョン側の jw_win.jwf を新バージョン側にコピーし直してください。

Q: それでもどの設定が原因か分からない

→ 切り分けの順序として、(1) ステータスバー縮尺ボタンで縮尺と「文字サイズ変更」チェックを確認、(2) 書込み文字種ボタンで現在の文字種番号・サイズ・フォントを確認、(3) 基本設定「文字」タブで文字種 1〜10 の数値を確認、の 3 段階で 9 割の原因が特定できます。それでも特定できない場合は、別 PC で同じファイルを開いて再現するかを確認し、再現すればファイル側の問題、しなければ PC 側(jwf やフォント)の問題と切り分けられます。


関連項目


まとめ

  • 文字サイズが勝手に変わる症状の主因は「縮尺・読取設定の文字サイズ変更チェック」「基本設定 文字タブの既存文字一括変更チェック」「フォント切替時の幅変動」の 3 系統
  • まず対処1(縮尺の文字サイズ変更チェック確認)を試し、次に対処2(既存文字一括変更チェック OFF)→**対処3(書込み文字種・フォント確認)**の順で切り分ける
  • 別 PC で見え方が違う場合は **対処5(フォント標準化)**と **対処6(jwf 共有)**で根本解決
  • 再発防止には「縮尺の文字サイズ変更 ON 固定」「基本設定の既存文字一括変更 OFF 固定」「フォントは MS ゴシック/MS 明朝に統一」「標準 jwf の社内配布」の 4 点セットが効果的