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印刷範囲がずれる・はみ出す
このページで解決できること
Jw_cadで印刷したら、図面が用紙の片側に寄っていた・端が切れていた・想定した位置と違うところに出てきた、という「印刷範囲ずれ」「印刷はみ出し」のトラブルを切り分けて解決できるようになります。原因は「用紙サイズのミスマッチ」「印刷倍率の不一致」「印刷範囲枠の位置」「90°回転の打消し」「プリンタ余白の干渉」の5系統に整理できます。それぞれ別の対処手順を用意しているので、症状に当てはまるものから順に試せば、ほぼ確実に正しい位置で印刷できるようになります。
こんな症状でお困りの方へ
- A3で印刷したつもりが、図面の右半分が切れて出てきた
- A4プリンタで出したら、図面の一部だけが拡大されて出てきた
- 印刷範囲の赤枠は図面全体を囲んでいるのに、紙では端が欠けている
- 図面が用紙の左下に寄って印刷され、右上に大きな余白ができた
- 用紙サイズはA3を選んだのに、画面上の赤枠が小さなA4サイズで出てくる
- 「90°回転」を押したのに用紙の向きが変わらない、または2回回ったような向きになった
- A1図面をA3で縮小印刷したら、表題欄だけが切れた
- 連続印刷で1枚目はきれいに出るが、2枚目以降が同じ位置にずれて出る
画像準備中 — 代表的な症状画面(端が欠けた印刷物/用紙左下に寄った図面/赤枠と実出力のずれ)
背景: Jw_cadの印刷は「①作図用紙サイズ」「②プリンタ側で選んだ用紙サイズ」「③印刷倍率」「④赤枠の位置」「⑤90°回転」「⑥プリンタの印刷可能領域(余白)」の6つの設定がすべて噛み合って初めて意図どおりに出力されます。どれか1つでもズレると印刷物にズレやはみ出しが発生します。逆に言えば、6つの組み合わせをチェックすれば原因はほぼ必ず特定できます。
主な原因
| # | 原因 | 起きる場面 |
|---|---|---|
| 1 | 作図用紙サイズとプリンタ側用紙サイズが食い違っている | A1図面をA3プリンタに送ったが倍率を変えていない |
| 2 | 印刷倍率が「100%」のままで縮小されていない | A3図面をA4で印刷/A1図面をA3で印刷 |
| 3 | 印刷範囲枠(赤枠)の位置が図面中心からずれている | 過去の印刷時の枠位置が記憶されている/基準点が「左・下」のまま |
| 4 | 90°回転とプリンタ側「印刷の向き」が打ち消し合っている | プリンタ側「横」+ Jw_cad側「90°回転」 |
| 5 | プリンタの印刷可能領域(マージン)に赤枠の端がかかっている | 用紙ギリギリまで図面を入れた/プリンタ機種特有の余白 |
| 6 | 用紙トレイの自動選択で意図しない用紙サイズが選ばれた | 複数トレイ搭載プリンタ/A3トレイが空でA4に自動切替 |
| 7 | 「枠書込」で書いた古い印刷範囲枠が残っている | 過去に書き込んだ枠を流用しているため、現在の用紙設定と一致しない |
背景: 上の頻度は、PERSC編集部が問い合わせを集計した体感順です。建築実務では「1. 用紙サイズの食い違い」と「2. 倍率の取り違え」だけで全体の6割以上を占めます。図面側を直すまえに、まず印刷ダイアログとコントロールバーの設定を順に確認するのが最短ルートです。
対処方法
注意: 削除・初期化・解除(用紙設定変更・プリンタ余白初期化・任意倍率変更を含む)を行う前に、必ず以下の 3 ステップ安全手順 を踏んでください:
- コピー退避: 対象
.jwwを別名でコピーバックアップ(例:案件A.jww→案件A_backup_2026-05-08.jww)- 検証: バックアップを別場所に置いた状態で、まず PDF プリンタ(Microsoft Print to PDF)で出力して、原因が Jw_cad 設定側かプリンタ側かを切り分けます
- 対処: 上記2ステップを踏んだ上で、本記事の対処を実行
任意倍率や用紙サイズの変更は、印刷結果と図面寸法の整合に 永続的な影響 を及ぼす場合があります。申請図面では設定変更後に必ず実寸検証を行ってください。
対処1: 用紙サイズの組み合わせを揃える
多く見られるのが、作図用紙サイズ(A1で描いた)とプリンタ側用紙サイズ(A3にしか紙がない)の食い違いです。倍率を変えていなければ図面のごく一部しか紙に出てきません。
確認手順
- 画面右下のステータスバーで現在の作図用紙サイズを確認します(例: 「A-1」と表示)
- 印刷コマンドを起動し、コントロールバーの「プリンタ設定」をクリックします
- 「プロパティ」を開き、用紙サイズの欄を確認します(プリンタ機種により位置は異なります)
- 作図用紙サイズと印刷用紙サイズが同じであれば倍率は100%のまま、異なる場合は対処2の倍率指定が必要です
画像準備中 — ステータスバーの用紙サイズ表示と、プリンタプロパティの用紙サイズ欄
揃え方の例
| 作図用紙 | プリンタ側用紙 | 倍率 | 結果 |
|---|---|---|---|
| A-1 | A1 | 100% | 等倍で正しく出力 |
| A-1 | A3 | 50% | A1図面をA3に縮小 |
| A-3 | A3 | 100% | 等倍で正しく出力 |
| A-3 | A4 | 70.7% | A3図面をA4に縮小 |
| A-1 | A3 | 100% | はみ出す(左下1/4だけ出る) |
Tips: 用紙サイズの確認は、画面右下のステータスバーで素早く確認できます。作図中も常に見えているので、印刷前にステータスバーを一瞥してから印刷ダイアログを開くクセをつけると、ミスが大幅に減ります。
用紙サイズの基本概念は 用紙サイズ設定 を、印刷ダイアログの操作は 印刷コマンドの基本 をあわせて参照してください。
対処2: 印刷倍率を用紙の組み合わせに合わせる
作図用紙サイズと印刷用紙サイズが異なるときは、倍率を変えて全体を収めます。コントロールバーの倍率プルダウンに、A判同士の標準的な縮小倍率があらかじめ用意されています。
手順
- 印刷モード中(赤枠が表示されている状態)にコントロールバーの倍率プルダウンを開きます
- 「A-1 → A-3」のような変換パターンを選びます
- 赤枠の大きさが切り替わるので、用紙全体を覆っているかを確認します
- 「印刷(L)」を実行します
画像準備中 — 倍率プルダウンの「A-1 → A-3」「A-2 → A-3」など固定パターンの一覧
標準的な縮小倍率
| 元サイズ | 印刷サイズ | 倍率 |
|---|---|---|
| A0 → A1 | 1段階縮小 | 約 70.7% |
| A0 → A2 | 2段階縮小 | 約 50% |
| A1 → A3 | 2段階縮小 | 約 50% |
| A1 → A4 | 3段階縮小 | 約 35.4% |
| A2 → A3 | 1段階縮小 | 約 70.7% |
| A2 → A4 | 2段階縮小 | 約 50% |
| A3 → A4 | 1段階縮小 | 約 70.7% |
背景: A判は短辺と長辺の比率が √2:1 で揃っているため、1段階縮小は約 70.7%、2段階で約 50%、3段階で約 35.4% とキレイな数値で計算できます。プルダウンで「A-1 → A-3」を選ぶと自動でこの倍率が適用されるので、自分で計算する必要はありません。
任意倍率を使うとき
定型パターン以外の倍率(例: 1/120で描いた図面を1/100で印刷したい)は、プルダウンから「任意倍率」を選び、数値を直接入力します。倍率の細かい使い方は 印刷倍率(拡大・縮小・任意倍率) ※準備中 を参照してください。
要確認: 「任意倍率」入力時の単位(% 入力か倍率入力か)、有効桁数、入力値が反映されるタイミング(OK直後か再描画後か)は実機で確認します。
対処3: 赤枠の位置を図面中心に合わせ直す
用紙サイズと倍率は合っているのに、赤枠が図面の片側に寄っていて端が切れる場合は、印刷範囲枠の位置調整で解決します。
手順サマリー(中央合わせ)
| # | 操作 |
|---|---|
| 1 | 印刷モード中にコントロールバーの基準点ボタンを「中・中」に切り替え |
| 2 | コントロールバーの「範囲変更(R)」をクリック または 作図画面で右クリック |
| 3 | 図面の中心点(または図面枠の中心)で右クリック(読取点スナップ) |
| 4 | 赤枠の中央が図面中心に一致したことを確認 |
| 5 | 「印刷(L)」で実行 |
画像準備中 — 基準点を「中・中」に切り替え、図面中心で右クリックスナップする様子
右下基準で表題欄の角に合わせるとき
- 基準点を「右・下」に切り替えます
- 範囲変更モードに入り、表題欄の右下角で右クリックします
- 赤枠の右下角が表題欄の右下角と完全に一致します
Tips: 「左クリック」は任意位置への配置、「右クリック」は端点・交点へのスナップです。図面の角や中心点にピタリと合わせたい場合は必ず右クリックを使いましょう。
範囲変更と基準点の詳しい操作は 印刷範囲の指定(基準点・回転) で図解付きで解説しています。
背景: Jw_cadの印刷範囲枠の位置は、印刷モードに入り直しても前回の位置を記憶していることがあります。同じ図面で何度か印刷した後に作図位置を変えると、赤枠だけが古い位置に残って「ずれ印刷」が発生しやすくなります。範囲変更で毎回明示的に位置を確定する習慣が再発防止につながります。
対処4: 90°回転とプリンタ「印刷の向き」の打消しを解消する
「90°回転を押したのに何も変わらない」「縦長で出てきたが横長で出したい」というケースは、プリンタ側「印刷の向き」とJw_cad側「90°回転」が打ち消し合っている可能性があります。
確認手順
- コントロールバーの「プリンタ設定」→「プロパティ」で印刷の向きを確認します(縦/横のどちらか)
- コントロールバーの「回転 0°/90°/-90°」ボタンの現在表示を確認します
- 下表に当てはめて、希望の向きになる組み合わせを探します
組み合わせ表
| プリンタ側 | Jw_cad回転 | 結果の用紙向き |
|---|---|---|
| 縦 | 0° | 縦置きで出力 |
| 縦 | 90° | 横向きの図面が縦の紙の上に回転して配置 |
| 横 | 0° | 横置きで出力 |
| 横 | 90° | 打消しで縦のように見える(ややこしい) |
| 横 | -90° | 横置きだが図面が逆さまに |
PERSCの推奨: 紙の向きを変えたいときは、まずプリンタ側だけで「縦/横」を切り替え、Jw_cadの「90°回転」は0°のまま使うと挙動が単純で迷いません。プリンタトレイの給紙方向の都合でやむを得ないときだけ、Jw_cad側の「90°回転」を補助的に使う、というルールが安全です。
画像準備中 — プリンタプロパティの「印刷の向き」とコントロールバーの「回転」表示の組み合わせ例
90°回転の挙動全般は 印刷範囲の指定(基準点・回転) で詳説しています。
対処5: プリンタの印刷可能領域(余白)を考慮する
赤枠は用紙の端まで届いているのに、印刷物では数ミリ外側が切れている、という症状はプリンタの印刷可能領域(マージン)が原因です。プリンタは構造上、用紙の端まで完全に印刷できる「フチなし印刷」対応機種を除き、上下左右に数ミリ〜十数ミリの印刷不可領域があります。
確認・対処手順
- プリンタプロパティで「フチなし印刷」または「用紙余白」の設定があるか確認します
- フチなし対応機種なら「フチなし印刷」をONにします
- 対応していない機種では、印刷倍率を 2〜5%下げる(例: 100%→97%)ことで余白を確保します
- または、Jw_cad側で図面枠を用紙端から 5〜10mm内側 に配置し直します
画像準備中 — プリンタプロパティの「フチなし印刷」設定と、印刷倍率の微調整
注意: 確認申請や正式な提出図面では、規定の図面枠(用紙端から余白を取った標準枠)を使うため、この対処は本来必要ありません。「用紙ギリギリまで使った参考資料」を印刷したいときに発生しがちな症状です。
Tips: A3レーザープリンタで顕著に起きる症状です。家庭用インクジェットの「フチなし印刷」対応機種なら問題なく出力できます。事務所のメインプリンタの仕様は事前に把握しておくと、印刷直前に焦らずに済みます。
要確認: プリンタの「印刷可能領域」が赤枠の何ミリ内側に効いているかは、機種ごとに異なります。実機で1度確認しておけば、その機種を使う限り同じ余白が再現されます。
対処6: 用紙トレイの自動選択を見直す
複数の用紙トレイを持つプリンタ(A3とA4を同時にセット可能な機種)で、印刷ダイアログでA3を選んだのに自動的にA4トレイから給紙されてしまうケースがあります。結果として赤枠(A3想定)と用紙(A4実物)のサイズが食い違い、はみ出します。
確認手順
- プリンタプロパティで「給紙方法」または「用紙ソース」の設定を確認します
- 「自動選択」ではなく、明示的に「トレイ1(A3)」のような固定指定に切り替えます
- もう一度印刷を試します
画像準備中 — プリンタプロパティの給紙方法の「自動選択」→「トレイ固定」設定
背景: プリンタドライバの「自動選択」は、本来はトレイの紙切れ時の代替給紙のための機能です。しかし、ドライバのバージョンや組み合わせによっては、ユーザーが選んだ用紙サイズより小さなトレイを優先してしまうことがあります。重要な印刷ではトレイ固定のほうが安全です。
対処7: 古い印刷範囲枠を消して描き直す
過去に「枠書込」コマンドで印刷範囲枠を作図に書き込んだ図面では、現在の用紙設定と一致しない古い枠が残ったままになっていることがあります。図面を流用したときによく起きます。
手順
- 範囲選択コマンドで古い印刷範囲枠(矩形)を選択します
- 削除コマンドで枠を消去します
- 印刷モードに入って現在の用紙サイズに合わせた赤枠を確認します
- 必要なら新しい印刷範囲枠を「枠書込」で書き直します
画像準備中 — 古い印刷範囲枠の削除と、新しい枠への書き直し
Tips: 印刷範囲枠を作図線として残しておくと、図面ファイルだけ見ても「どの範囲が印刷されるか」が分かるので便利です。ただし、用紙サイズや倍率を変えたときは必ず描き直しましょう。古い枠が残っていると、印刷範囲ずれの原因になります。
予防策・再発防止 ★PERSC独自
トラブルが解消したら、再発を防ぐ運用ルールを取り入れておきましょう。3つの習慣で、印刷ずれの問い合わせを大幅に減らせます。
1. 「印刷前ステータスバー確認」を習慣化
印刷ボタンを押す前に、画面右下のステータスバーで用紙サイズ・縮尺を必ず一瞥します。3秒の確認で「A1で描いていたのにA3プリンタに100%で送る」事故を防げます。
PERSC編集部では、印刷ショートカット Ctrl+P を押す前に「ステータスバーを見る → 印刷ダイアログを開く → プロパティで用紙サイズを確認 → 倍率を確認 → 赤枠位置を目視」の5ステップを声に出してチェックする「印刷前5チェック」を新人向けに推奨しています。
2. 図面ファイルに用紙サイズと推奨印刷設定を明記しておく
図面の表題欄や凡例欄に「作図: A-1 / 1:100 / 印刷: A-3 / 50%」のような印刷設定情報を明記しておくと、後日同じファイルを印刷するときに迷いません。引継ぎ・社内共有時にも役立ちます。
PERSCの推奨: 共有ファイルサーバで図面を運用している事務所では、ファイル名に用紙サイズを入れる運用も有効です(例:
001_平面図_A1.jww)。誰が開いても用紙サイズが即座に分かります。
3. プリンタ側の標準設定を「自動」から「明示指定」へ変える
事務所のプリンタドライバ設定を、出荷時の「自動選択」から「A3トレイ固定」「印刷の向き=縦」「フチあり」のような明示指定に切り替えておくと、Jw_cad側で何を選んでも一定の挙動になり、トラブルが激減します。
新人や派遣スタッフがPCを切り替えても同じ印刷結果が得られるよう、プリンタ設定はExcel等で一覧化して共有しておくのが推奨です。
つまずきポイント・補足 ★PERSC独自
Q: 上記すべて試したが、まだ図面の右側が切れる
→ プリンタの機械的な印刷可能領域を超えています。プリンタプロパティで「印刷可能領域」または「ハードウェアマージン」の数値を確認し、その値だけ印刷倍率を下げる(例: 100%→96%)か、図面枠を用紙端から余白分内側に作り直してください。詳しくは対処5を参照。
Q: A1図面をA3で縮小したら、表題欄だけが切れた
→ A1の表題欄が用紙の端ギリギリに配置されているため、A3に縮小したときにプリンタの印刷可能領域に引っかかっています。図面枠を用紙端から 5mm以上内側(実寸換算)に再配置するか、印刷倍率を「A-1 → A-3」の標準値(50%)から少し下げて(例: 47%)試してみてください。
Q: 「90°回転」を何度押しても向きが変わらない
→ プリンタ側「印刷の向き」と打ち消し合っている可能性が高いです。対処4の組み合わせ表で確認し、まずプリンタ側を「縦」に固定し直してから、Jw_cad側で 0° → 90° → -90° と切り替えて挙動を確認してください。
Q: 連続印刷で2枚目以降だけがずれる
→ 「出力方法設定」の「ファイル連続印刷」で複数ファイルを一括印刷する場合、各ファイルの作図用紙サイズが統一されていないと、2枚目以降の倍率や位置が想定と違うことがあります。連続印刷する全ファイルの用紙サイズと縮尺を揃えてから実行してください。連続印刷の詳しい使い方は 連続印刷(複数ファイル一括) ※準備中 を参照。
Q: 印刷範囲の赤枠が画面に出てこない
→ 印刷モードに入っていない可能性があります。Ctrl+P または「ファイル」→「印刷」を実行し、プリンタ選択ダイアログで「OK」をクリックすると赤枠が表示されます。それでも出ない場合は 印刷コマンドの基本 の起動手順から確認してください。
Q: 同じ図面を別のPCで印刷したら、位置がずれた
→ プリンタ機種が変わると、印刷可能領域(余白)と用紙トレイの構成が異なるため、同じ印刷設定でも結果が変わります。PCごと・プリンタごとに、対処1〜6の確認を一度ずつ行って「そのプリンタの正解設定」を把握しておきましょう。
Q: PDFに書き出しても同じようにずれる
→ PDF出力(CubePDF / Microsoft Print to PDF 等)も内部的にはプリンタドライバ経由なので、用紙サイズ・倍率・余白の影響を受けます。PDFの場合は「フチなし印刷」設定が無いことが多いため、印刷倍率を少し下げる対処5を試してください。詳しくは PDF出力 ※準備中 を参照。
Q: 印刷したら線が太すぎる・細すぎる
→ 印刷範囲のずれとは別の問題で、線色ごとのプリンタ出力線幅設定が原因です。詳しくは 印刷時に線が太すぎる・細すぎる ※準備中 を参照してください。
Q: 図面の中の画像だけが用紙からはみ出した
→ 画像の同梱設定が原因のこともあります。詳しくは 画像が印刷されない を参照してください。
関連項目
- 印刷コマンドの基本 — 印刷ダイアログから印刷実行までの基本フロー
- 印刷範囲の指定(基準点・回転) — 赤枠の位置調整・基準点・90°回転の操作
- 用紙サイズ設定 — 作図用紙サイズの基本概念
- 印刷倍率(拡大・縮小・任意倍率) ※準備中 — 倍率プルダウンの全選択肢と任意倍率の入力
- プリンタ設定(用紙サイズ・向き) ※準備中 — プロパティでの用紙サイズ・印刷の向き設定
- 印刷範囲枠の書込み ※準備中 — 「枠書込」コマンドで赤枠を作図に書き出す
- 連続印刷(複数ファイル一括) ※準備中 — 連続印刷時の用紙サイズ統一
- PDF出力 ※準備中 — CubePDF / Microsoft Print to PDF
- 印刷時に線が太すぎる・細すぎる ※準備中
- 画像が印刷されない — 画像の同梱設定との切り分け
- 縮尺設定 ※準備中 — 縮尺と印刷倍率の違い
まとめ
- 印刷範囲ずれ・はみ出しの主因は「用紙サイズの食い違い」「倍率の取り違え」「赤枠位置の残留」の3系統が多く見られる
- まず対処1(用紙サイズ確認)→対処2(倍率合わせ)→**対処3(赤枠位置調整)**の順に切り分ける
- 90°回転は単独で使うと挙動が単純。プリンタ側「印刷の向き」と組み合わせると打ち消し合うので注意
- プリンタの印刷可能領域(余白)は機種ごとに違うため、新しいプリンタを使うときは一度試し刷りで確認
- 再発防止には「印刷前ステータスバー確認」「ファイルに印刷設定明記」「プリンタ設定の明示指定」の3点セットが効果的