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未検証

基本設定 一般(2) タブ

このページでできるようになること

Jw_cadの「基本設定」ダイアログにある「一般(2)」タブの各項目の意味と、推奨する設定を理解できるようになります。AUTOモード関連、線コマンドの寸法値保持、m単位入力、矢印キーやPageUpキーによる画面移動・拡大、両ボタンドラッグの動作など、操作の心地よさを大きく左右する設定が集まっているタブです。

背景: 「一般(2)」タブは、初期状態のままでは少し使いにくい挙動を、自分の操作スタイルに合わせて整えるための調整パネルです。チェックひとつで作業効率が変わる項目が多いため、新しいPCにJw_cadを入れたときには一度だけ目を通しておきたい場所になります。


このタブを開く方法

方法操作
メニューバー設定」→「基本設定」→「一般(2)」タブ
ツールバーツールバーの「基設」ボタン →「一般(2)」タブ

要確認: 一部のサイトや解説書では「一般(2)」タブを「一般(1)の下半分」として扱っているケースがあります。実機の表示順・タブ分割は実機で最終確認します。


「一般(2)」タブで設定できる項目(全体マップ)

「一般(2)」タブの設定はおおまかに次の6グループに分かれます。読みたい項目から飛んでください。

グループ主な項目この記事内の節
AUTOモード関連AUTOモードから他コマンドに移行した場合 / クロックメニュー(1)(2)切替え距離 ほかAUTOモード関連の設定
線コマンド・文字コマンドの挙動線コマンドの指定寸法値を保持 / 文字位置指示後に文字入力 ほか線・文字・寸法コマンドの動作
数値入力の単位・ショートカットm単位入力 / 「10\」を10,000にする / XY数値入力時の矢印キー確定数値入力の挙動
画面移動・拡大縮小キー矢印キーで画面移動 / PageUp/Down で拡大縮小 / Home で全体表示矢印キーで画面移動・拡大縮小
両ボタンドラッグ・マウスホイールShift+ドラッグで画面スライド / 両ボタンドラッグのズーム割当 / マウスホイールの方向両ボタンドラッグとマウスホイール
ファイル読込時に引き継ぐ要素線色要素・線種パターン・点半径 / 描画・印刷状態 / 文字基準点ずれファイル読込項目(線色要素・点半径)

注意: 「一般(2)」タブのチェックは、ダイアログ右下の「OK」ボタンを押した時点で反映されます。「キャンセル」を押すと変更は破棄されます。


AUTOモード関連の設定

AUTOモードはJw_cad独自の作業モードで、1つのコマンドで線・矩形・消去・複写などを切り替えながら描けるモードです。「一般(2)」タブの上半分は、このAUTOモードのクロックメニュー(マウスドラッグで呼び出すパイ型メニュー)の動きを決める設定が並びます。

AUTOモードから他コマンドに移行した場合

AUTOモード中に線コマンド・矩形コマンドなどに切り替えた際、表示するクロックメニューを「AUTOモードのクロックメニュー」に揃えるか、「コマンド固有のクロックメニュー」に切り替えるかを決めます。

  • コマンド選択をAUTOモードクロックメニュー: AUTOモード中のコマンド選択時のみ、AUTOモード用クロックメニューを表示します。
  • 全てAUTOモードクロックメニュー: AUTOモード中はどのコマンドでも常にAUTOモード用クロックメニューになります。
  • 範囲選択のとき再度範囲選択で追加選択: 範囲選択モード中に、もう一度クロックメニューから「範囲選択」を呼び出すと選択範囲を追加できるようになります。チェックを入れると自動的に「全てAUTOモードクロックメニュー」もONになります。

背景: AUTOモードはJw_cadの効率化機能の中でも特に好みの分かれる機能です。慣れるまでは「コマンド選択をAUTOモードクロックメニュー」だけONにしておき、AUTOモード以外では各コマンド固有のクロックメニューを使う構成が無難です。

AUTOモードクロックメニュー(1)(2)の切替え距離(標準:100)

クロックメニューはドラッグ量によって(1)と(2)の2セットを切り替えられます。その切替え距離をドット数で設定します。

要確認: 標準値「100」と設定可能範囲(-1000~1000)はバージョンにより差がある可能性があるため実機で確認します。

マイナス値を設定すると、その絶対値以上ドラッグした際に「コマンド固有のクロックメニュー」が呼ばれる挙動に変わります。これにより「短いドラッグはAUTOモード用、長いドラッグはコマンド固有」という使い分けが可能になります。

AUTOモード以外のコマンドでは全て標準クロックメニューにする

チェックを入れると、AUTOモード以外のコマンドは全てJw_cad標準のクロックメニューになり、各コマンド固有のクロックメニュー(線色変更・線種変更・文字種変更など)が呼び出せなくなります。

PERSCの推奨: 既定のままチェックなしで使うのが推奨です。コマンド固有のクロックメニューは線色変更などで頻繁に使うため、これをOFFにすると操作の引き出しが減ります。

AUTOモードでキーコマンドを使用する

AUTOモード中にキーコマンド(キーボードに割り当てたコマンド)を押した時の挙動を制御します。

  • チェックなし: 押したコマンドに切り替わり、AUTOモードを抜けます。
  • チェックあり: AUTOモードに戻った状態のまま、押したコマンドを実行します。同じキーコマンドを2回押すと、そのコマンドが継続されます。

線・文字・寸法コマンドの動作

線コマンドの指定寸法値を保持する

線コマンドのコントロールバーで「寸法」欄に数値を入れて長さ指定で線を引いた後、別のコマンドへ切り替えるとこの数値はクリアされるのが既定です。チェックを入れると、別のコマンドへ移動しても線コマンドに戻った時に前回入力した寸法値が残ります。

PERSCの推奨: 連続して同じ寸法の線を作図することが多い場合はONを推奨。ただし「うっかり古い寸法値が残ったまま線を引いてしまう」事故もあるので、寸法値は線を引く前に必ず目で確認する習慣を付けましょう。

クロックメニュー左AM5時の線種変更のときレイヤは変更しない

クロックメニューの左AM5時(線種変更)を呼び出した際、線種だけを変えるか、線種に紐づくレイヤも一緒に変えるかを選びます。チェックを入れると線種だけが変わり、レイヤは変更されません。

文字コマンドのとき文字位置指示後に文字入力を行う

文字コマンドの操作順を「先に文字を入力 → 配置位置を指示」にするか、「先に配置位置を指示 → 文字を入力」にするかを切り替えます。

  • チェックなし(既定): 先に文字入力 → 後から位置を指示
  • チェックあり: 先に位置を指示 → 後から文字入力

背景: 室名や寸法補助文字を「ここに置く文字」と決めてから入力したい人向けの設定です。図面内のレイアウトを優先したい人はONにすると配置感覚がつかみやすくなります。

プリンタ出力時の埋め込み文字(ファイル名・出力日時)を画面にも変換表示する

特殊文字としてファイル名や日付を埋め込んだ文字(例: %f で印刷時にファイル名へ置換)を、印刷時だけでなく作図画面でも実際の文字に展開して表示します。

作図時間

このファイルを作図し始めてから現在までの累積時間が表示されます。通常は読み取り専用ですが、環境設定ファイル(jw_win.jwf)で設定を変更すると数値の上書きもできるようになります。


数値入力の挙動

m単位入力

チェックを入れると、寸法・座標・複写距離などの数値入力欄の単位がmm(ミリメートル)からm(メートル)に切り替わります。

PERSCの推奨: 建築図面の主流はmm単位です。住宅・RC造詳細図・設備図ともにチェックなし(mm入力)が推奨。土木・敷地計画・配置図のみmで扱うチームでも、Jw_cad本体はmm運用とし、図面ごとの単位はテキスト表記で書き分けるほうが事故が少なくなります。

数値入力のとき[10\]を10,000(10m)にする。(日影・2.5D以外)

チェックを入れると、数値入力欄に 10\(数字+バックスラッシュ)と入力すると10,000mm(=10m)として扱われます。長距離をm感覚で素早く入力したい場面で便利です。

注意: 日影図・2.5Dコマンドではこの記法は使えません。これらのコマンド内では通常通りmm単位で入力します。

オフセット・複写・移動・パラメトリック変形のXY数値入力のときに矢印キーで確定

オフセット・図形複写・図形移動・パラメトリック変形のコントロールバーには「X,Y」の数値入力欄があります。チェックを入れると、矢印キーで以下のようにXY値を一括確定できるようになります。

キー効果
「→」X値=入力値、Y値=0
「←」X値=マイナス入力値、Y値=0
「↑」X値=0、Y値=入力値
「↓」X値=0、Y値=マイナス入力値

Tips: 例えば複写コマンドで「1000」と入力して「→」を押すと、X方向に1000mm複写されます。連続して同じ距離だけ右に複写するような場面で、マウス操作よりずっと速くなります。


矢印キーで画面移動・拡大縮小

「一般(2)」タブで多くの人が最初にONにする項目がこのキーボード操作系です。チェックを入れるだけで、矢印キー・PageUp/Down・Homeキーが画面操作に割り当てられます。

矢印キーで画面移動、PageUp・PageDownで画面拡大・縮小、Homeで全体表示にする

キー動作
「↑」「↓」「←」「→」画面が上下左右にスクロール
「PageUp」画面拡大
「PageDown」画面縮小
「Home」用紙全体を画面に表示(全体表示)

PERSCの推奨: 建築実務では必ずONを推奨します。マウス両ボタンドラッグでの画面操作と比べ、左手キーボードだけで画面移動・拡大・全体表示まで完結できるのが大きな利点です。

軸角方向移動

すぐ下にある「軸角方向移動」にチェックを入れると、設定されている軸角の方向に画面が移動します。45度回転した図面で作図している場合、矢印キーが画面の上下左右ではなく、軸角に沿った方向のスクロールになります。

背景: 軸角を指定して斜めの建物を描く案件(例: 敷地に対して45度振った住宅)で重宝します。通常運用ではチェックなしで問題ありません。

移動率(0.01〜1.0)と 拡大・縮小率(1.1〜5.0)

矢印キーやPageUpキーを1回押した時の動き量を調整します。

  • 移動率: 大きいほど1回のスクロール量が大きくなります(標準は0.5前後)。
  • 拡大・縮小率: 1回の拡大・縮小倍率です(標準は2前後)。

要確認: 「移動率」「拡大・縮小率」の標準値はバージョンで揺れがあるため実機で確認します。

PERSCの推奨: 移動率は 0.5〜1.0、拡大・縮小率は 1.5〜2.0 が建築図面でちょうど良い感覚値です。1回のキー操作で図面1ページぶん飛ぶような大きな値にすると、自分が今どこを見ているか分からなくなりやすいので注意します。

矢印キー画面移動の操作目線での詳しい使い方は 画面移動の操作(パン) ※準備中 を参照してください。


両ボタンドラッグとマウスホイール

Jw_cadは両ボタンドラッグ(左右同時押しドラッグ)でズーム操作を行うのが標準です。「一般(2)」タブの下半分は、その挙動の細かい調整です。

「Shift+両ドラッグで画面スライド」「Shift+左ドラッグで画面スライド」

チェックを入れると、Shift キーを押しながら両ボタンドラッグまたは左ボタンドラッグで画面を「掴んでスライド」できるようになります。

注意: 「Shift+左ドラッグで画面スライド」をONにすると、包絡コマンドで使う Shift+左ボタン による中間線消去ができなくなります。包絡コマンドを多用する人は左ドラッグ側はOFFにしておくのが安全です。

右にある「切替移動量」は、ドラッグ量がこの値を超えた時点で画面スライドに切り替わるしきい値(ドット数)です。

マウス両ボタンドラッグによるズーム操作の設定

両ボタンドラッグの方向に対する機能割り当てを変更できます。標準では以下のような割当になっています。

ドラッグ方向標準の機能
全体表示
拡大
範囲指定で拡大
縮小
移動なし(その場で離す)前倍率に戻る

要確認: 上下左右の標準割当は実機で再確認します。

PERSCの推奨: ズーム操作の割当は標準のまま使うのが推奨。標準割当はネット記事や入門書のほぼ全てが前提にしている操作感なので、ここを変えると独自仕様化してしまい、他のJw_cadユーザーから操作を聞いても通じなくなります。

[移動]の両ボタンドラッグ範囲(標準:10)

両ボタンを押した直後の手ブレで意図せずズーム操作になることを防ぐためのしきい値です。指定したドット数以上ドラッグするまでは「ズーム操作」として認識されません。

マークジャンプ(上:1 、右:2 、下:3 、左:4)へ強制的に移行する距離(標準:100)

両ボタンドラッグの方向にマークジャンプ(事前にマーキングした図面位置へ瞬間移動する機能)を割り当てている場合、ここで設定したドット数を超えるドラッグでマークジャンプに切り替わります。マークジャンプの設定そのものは 画面倍率設定 ※準備中 で行います。

マウスホイール

マウスホイールを回した時に、拡大方向と縮小方向のどちらを上回転に割り当てるかを設定します。

  • 「+」にチェック: ホイールを上方向(手前→奥)に回すと拡大、下方向に回すと縮小
  • 「-」にチェック: ホイールを上方向に回すと縮小、下方向に回すと拡大

PERSCの推奨: 「+」(上回転=拡大)が一般的なPC操作の感覚に合います。Photoshop・Illustrator・Webブラウザの拡大縮小と方向が揃うため、複数ソフトを横断する建築実務では「+」推奨。

Tips: マウスホイールでの拡大縮小はチェックを入れない限り動作しません。「ホイールを回しても何も起きない」場合はまずここを確認します。


ファイル読込項目(線色要素・点半径)

要確認: この3チェック(「線色要素・線種パターン・点半径」「描画・印刷状態」「文字基準点ずれ」)は、参考サイトによっては「一般(1)」タブに分類されている記述も見られます。実機で所属タブを最終確認します。

JWW形式のファイルには、図面そのもののデータに加えて「そのファイルを作った時の作図環境」も保存されています。具体的には次の3グループです。

保存される作図環境内容
線色要素・線種パターン・点半径RGB値・線種パターン・実点の半径
描画・印刷状態プリンタ出力色・線幅・端点形状の設定
文字基準点ずれ文字基準点の補正値

「一般(2)」タブ(または「一般(1)」タブ)にある3つのチェックは、ファイルを開いた時にこれらをファイル側の設定で上書きするか、自分のJw_cad環境を維持するかを選ぶ設定です。

チェック項目チェックありチェックなし
線色要素・線種パターン・点半径ファイル保存時の色・線種で開く自分の現在設定で開く
描画・印刷状態ファイル保存時の描画状態で開く自分の現在設定で開く
文字基準点ずれファイル保存時の補正値で開く自分の現在設定で開く

PERSCの推奨: 社内で線色基準を統一しているチームは 3つともOFF(自分の設定で開く)が推奨。協力会社からのファイルを「相手の意図した見た目で正しく確認したい」場合のみONに切り替える運用が安全です。

線色そのものの運用ルールは 線色運用標準 ※準備中、線色を実際に変える操作は 基本設定 色・画面 タブ ※準備中 を参照してください。


実務での使い方 ★PERSC独自

1. 新しい現場PCに入れたら最初に触る5項目

事務所で新人さんのPCをセットアップする時、PERSC編集部は「一般(2)」タブで次の5項目だけは必ずONにしてもらっています。

#項目推奨状態効果
1矢印キーで画面移動…ON左手だけで画面操作完結
2数値入力のとき[10\]を10,000にするONm単位の入力が楽
3オフセット・複写・移動…XY数値入力のときに矢印キーで確定ON直交方向の複写が高速化
4線コマンドの指定寸法値を保持するON同寸法の線を連続作図
5マウスホイール「+」ON他ソフトと拡大方向を揃える

この5項目だけで、初日の作業効率がはっきり変わります。

2. 矢印キー画面移動の建築実務での使いどころ

住宅平面図でX1〜X8通り、Y1〜Y6通りと広がっていく図面では、両ボタンドラッグだけで画面を移動させていると右手のマウス操作が忙しくなります。矢印キー画面移動をONにしておけば、

  1. 左手キーボードの矢印キーで通り芯Y3まで移動
  2. 右手マウスで作図
  3. 左手キーボードのHomeキーで全体表示に戻る
  4. 左手PageDownで縮小、PageUpで拡大

という両手分業ができます。特に長時間の修正作業で疲労差が出るため、新人さんほど早く慣れてもらいたい設定です。

3. m単位入力をOFFのまま使う理由

土木出身の方からは「m単位入力ONにしないの?」と聞かれることがあります。PERSC編集部は 建築実務ではOFFのまま使う方針 です。理由は次の通り。

  • 建築の確認申請図書・施工図はmm基準で運用されている
  • m単位入力ONのまま「100」と打つと100m。事故時の影響が桁違いに大きい
  • 土木側のデータをDXFで受け取る場合は、受け取った後にスケール変換するほうが安全

ONにするのは「どうしてもmで考えたい縮尺感の打合せ用」など、限定的な場面に絞ります。

4. 「線コマンドの寸法値保持」を建具まわりで活用

サッシ・ドアの建具表を描いている時、910 1690 2010 といった同じ建具寸法を何度も使います。「線コマンドの指定寸法値を保持する」をONにしておけば、いったん他のコマンド(消去・属性取得など)を挟んでも、線コマンドに戻った瞬間に前回入力した寸法値が残っているので、入力やり直しの手間が減ります。

5. PERSC推奨設定をjwfファイルにまとめておく運用

「一般(2)」タブの推奨設定だけをチェックした状態を 環境設定ファイル(jw_win.jwf) ※準備中 として書き出しておくと、新人PCのセットアップ時に「読込み」一発で全項目を反映できます。1人ずつチェックを付けて回るより手早く、ミスもなくなります。詳しくは PERSC推奨初期設定 ※準備中 にまとめています。


つまずきポイント・対処 ★PERSC独自

Q: 「一般(2)」タブが見つからない

→ 古いバージョンのJw_cadや、ネット解説サイトによっては「一般(1)」タブに全項目を詰め込んだレイアウトになっていることがあります。最新版のJw_cadであれば、基本設定ダイアログ上部のタブが横に並んでおり、左から「一般(1) / 一般(2) / 色・画面 / 線種 / 文字 / AUTO / KEY / DXF・SXF・JWC」の順になっています。

Q: 矢印キーで画面が動かない

→ 「矢印キーで画面移動、PageUp・PageDownで画面拡大・縮小、Homeで全体表示にする。」のチェックが外れています。「一般(2)」タブを開いてONにしてから「OK」を押してください。文字コマンド中など、文字入力フォーカスが当たっている時は矢印キーがそちらに取られるため、画面移動には反応しません。Escキーで一度コマンドを抜けてから矢印キーを押します。

Q: 数値入力欄に「10\」と入れても10mにならない

→ 「数値入力のとき[10\]を10,000(10m)にする。」のチェックが外れている、または入力しているコマンドが日影図・2.5Dコマンドです。日影と2.5Dではこの記法はそもそも無効なので、通常通り 10000 と入力します。

Q: 設定したのに次に起動したら戻っている

→ Jw_cadを正しく終了せずにタスクマネージャーから強制終了したり、Windowsをシャットダウンするタイミングで設定が保存されないことがあります。メニューバー「ファイル」→「Jw_cadの終了」で終了する習慣を付けましょう。詳しくは 設定が保存されない ※準備中 を参照してください。設定をjwfファイルに書き出して残すのも保険として有効です(環境設定ファイル ※準備中)。

Q: マウスホイールで拡大縮小ができない

→ 「マウスホイール」の「+」または「-」のどちらかにチェックが入っているか確認してください。両方ともチェックなしだとホイール回転は無効になります。チェックを入れた後は「OK」で確定。

Q: Shift+左ドラッグで画面スライドにしたら包絡が効かなくなった

→ 「Shift+左ドラッグで画面スライド」をONにすると、包絡コマンドの Shift+左ボタン(中間線消去)が使えなくなる仕様です。包絡を多用する人はこのチェックをOFFにし、代わりに「Shift+両ドラッグで画面スライド」だけONにする運用を推奨します。

Q: AUTOモードのクロックメニューが思った通りに切り替わらない

→ 「AUTOモードクロックメニュー(1)(2)の切替え距離(標準:100)」のドラッグ量が指かマウスの繊細さに合っていない可能性があります。少し小さくして50前後にすると、軽くドラッグしただけで(2)に切り替わるようになります。マイナス値にすると挙動が反転するため、まずは正の値で調整します。

Q: 線の指定寸法値が消える

→ 「線コマンドの指定寸法値を保持する。」のチェックがOFFになっています。ONにすれば、別のコマンドへ移動して戻ってきても寸法値が残ります。


関連項目


まとめ

  • 「一般(2)」タブは、AUTOモード・線/文字コマンド・数値入力・矢印キー画面移動・両ボタンドラッグ・ファイル読込項目の6グループから成る
  • 建築実務では 矢印キー画面移動・XY数値矢印キー確定・10\入力・線寸法値保持・マウスホイール「+」 の5項目をONにするのが推奨
  • m単位入力は OFF推奨。建築は基本mm運用で揃える
  • ファイル読込項目の3チェック(線色要素・描画印刷状態・文字基準点ずれ)は、社内基準統一チームでは 3つともOFF が安全
  • 設定を保存するには Jw_cad を正規終了することが前提。jwfファイルに書き出しておくと別PCでも一括反映できる