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未検証

ショートカットキー一覧

このページでできるようになること

Jw_cadで使えるショートカットキーの全体を辞書のように逆引きできるようになります。「F2って何だっけ」「保存のショートカットは何」「Ctrl系で使えるキーはどれ」といった調べ物に、この1ページで答えが返せる状態を目指します。コマンドキー(A〜Z/F2〜F9/Space)・Ctrl系・ファンクションキー・画面操作キー・特殊キーを系統別にまとめます。

背景: Jw_cadのショートカットは、Windowsの一般操作と共通のもの(Ctrl+S で保存など)と、Jw_cad独自の「キー1打でコマンドを呼ぶ」コマンドキーの2系統が混在します。前者は他ソフトと同じ感覚で使えますが、後者は基本設定「KEY」タブで自由に割当を変えられるため、標準割当を知っておくと「自分が今どれを使っているか」を整理しやすくなります


このページの範囲

ショートカットキーの標準割当の網羅辞書に絞って扱います。

注意: ここに掲載するキー割当は Jw_cadインストール直後の標準状態(既定の jw_win.jwf が前提です。基本設定「KEY」タブで割当を変更している場合や、配布されている設定ファイルを読み込んでいる場合は、実際の挙動と異なります。自分の環境を確認したい場合は 基本設定 KEY タブ を参照してください。


ショートカットキーの全体像

Jw_cadのショートカットは、5つの系統に分けて把握すると整理しやすくなります。

#系統対象キー特徴
1Ctrl系(Windows共通)Ctrl+S Ctrl+Z Ctrl+C他ソフトと同じ感覚で使える。カスタマイズ不可
2コマンドキー(アルファベット)AZSpaceキー1打でコマンドを呼ぶJw_cad独自仕様。カスタマイズ可
3ファンクションキーF2F9コマンドキーと同じ仕様。カスタマイズ可
4画面操作キー(要設定)矢印キー・PageUp PageDown Home基本設定で有効化が必要
5特殊キーEsc Tab Altコマンド中断・属性取得・メニュー呼び出し

Tips: メニューバー(ファイル/編集/表示など)を開くと、各項目の右側に「Ctrl+P」「Alt+F4」のような表記が見えます。それがそのコマンドの標準ショートカットです。一覧で記憶できなくても、メニューを覗けば自分の環境での割当が確認できます。


① Ctrl系ショートカット(Windows共通)

Ctrl を押しながらアルファベットキーを押すと実行されるショートカットです。Windows標準のソフトと同じ感覚で使え、基本設定では変更できません

ファイル操作

キー動作補足
Ctrl+N新規作成作図中のデータがあれば保存確認が入ります
Ctrl+Oファイルを開く開くダイアログが表示されます
Ctrl+S上書き保存最重要ショートカット。新規ファイルでは「名前を付けて保存」ダイアログ
Alt+F4Jw_cadを終了未保存があれば保存確認が入ります

PERSCの推奨: Ctrl+S は数分おきに無意識で押す習慣をつけると、突発的なフリーズや停電でも被害を最小化できます。とくに長時間の作図中は、コマンドを切り替えるたびに EscCtrl+S の流れを反射化しておくと安心です。

編集操作

キー動作補足
Ctrl+Z戻る(Undo)直前の操作を取り消し。連続押しで複数手前まで
Ctrl+Y進む(Redo)戻るで取り消した操作を復活
Ctrl+X切り取り選択中の図形をクリップボードへ移動
Ctrl+Cコピー選択中の図形をクリップボードへ複製
Ctrl+V貼り付けクリップボードの図形を挿入

Tips: Ctrl+Z Ctrl+Y は、コマンドを切り替えた直後でコントロールバーにフォーカスがあるときは効きません。作図ウィンドウ内を一度クリックしてから押すと反応します。代替として Esc(戻る)と Shift+Esc(進む)も使えます。

印刷・その他

キー動作補足
Ctrl+P印刷印刷コマンドを起動(プレビュー画面)
Ctrl+A全選択範囲選択コマンド中に全図形を選択

要確認: Ctrl+A範囲選択コマンドが起動している状態でのみ 有効です。コマンド外では機能しません。実機での反応条件を確認してください。


② コマンドキー(アルファベット・標準割当)

AZ のアルファベットキーを単独で押すと、それぞれに割り当てられたコマンドが起動します。Jw_cad独自の仕組みで、基本設定「KEY」タブで自由に変更できます。以下は標準(既定)の割当です。

要確認: 標準割当は実機の jw_win.jwf 既定状態で全キー実機検証を行います。掲載する割当は変更があり得るため、自分の環境では 基本設定 KEY タブ で確認してください。

よく使うコマンドキー(推定)

キーコマンド用途
H直線を作図
B矩形四角形を作図
C円弧円・円弧を作図
A文字文字を入力
D消去図形を消去
K複線平行線を引く
M範囲選択図形を範囲指定で選択
Yコピー(図形複写)図形を複写
V移動(図形移動)図形を移動
Z寸法寸法線を作図

注意: 上記の割当は一般的な標準値ですが、配布されているJw_cadのバージョンや、過去にユーザーが書き換えた jw_win.jwf が残っている環境では異なります。正確な現在値は必ず実機の「KEY」タブで確認してください

Shift併用の割当

各アルファベットキーには「単独で押した場合」と「Shiftを押しながら押した場合」の2系統に別々のコマンドを割り当てられます。標準では多くのキーで両方に割当があり、実質26 × 2 = 最大52コマンドをワンキーで呼び出せる設計です。

背景: 「KEY」タブの画面は左右2列構成で、左が単独キー欄、右がShift+キー欄になっています。キー1打を覚えるだけで2倍のコマンドにアクセスできるのが、Jw_cad熟練者の高速操作の正体です。

スペースキー

Space(スペース)キーには、標準では**読取点取得(属性取得関連)**のコマンドが割り当てられているのが一般的です。よく使うキーなので、自分の運用に合わせてカスタマイズする人も多くいます。

要確認: スペースキーの標準割当は実機の既定 jw_win.jwf で確認します。


③ ファンクションキー(F2〜F9)

F2F9 の8つのファンクションキーにもコマンドを割り当てられます。F1 はヘルプ呼び出し(Windows標準)として固定で、変更できません。

キー標準割当(推定)
F1ヘルプ(変更不可)
F2(要確認)
F3(要確認)
F4(要確認)
F5(要確認)
F6(要確認)
F7(要確認)
F8(要確認)
F9(要確認)

要確認: F2〜F9の標準割当は実機の既定状態で全キー検証します。一般的な解説ではF2に「全体表示」、F3に「再表示」などが割り当てられているケースもありますが、これも配布バージョンや環境依存があるため、確定的な記述は実機検証後に行います。

Shift+ファンクションキー

F2F9 も Shift併用で別コマンドを割り当てられます。アルファベットキーと同じく、左右2列で標準割当があります。


④ 画面操作キー(基本設定で要有効化)

矢印キー・PageUp PageDown Home での画面操作は、初期状態ではオフです。基本設定「一般(2)」タブで有効化が必要です。

有効化の手順

  1. メニューバー「設定」→「基本設定」をクリック
  2. 一般(2)」タブをクリック
  3. 矢印キーで画面移動、PageUp・PageDownで画面拡大・縮小、Homeで全体表示にする。」にチェック
  4. OK」で確定

有効化後のキー一覧

キー動作補足
画面のスクロール移動量は「移動率(0.01〜1.0)」で調整
Shift + 矢印キー細かい画面スクロール設定移動率より小さい単位で動く
PageUp画面拡大拡大率は「拡大・縮小率(1.1〜5.0)」で調整
PageDown画面縮小拡大率は同上
Shift + PageUp / PageDown細かい拡大・縮小設定拡大率より小さい単位で動く
Home用紙全体表示ズーム位置をリセット

Tips: 矢印キー画面移動は、コマンド実行中の数値入力欄にフォーカスがある間は効きません(数値編集に使われます)。画面移動として使いたいときは、入力欄外(作図ウィンドウなど)を一度クリックしてから矢印キーを押します。

背景: この設定は「Jw_cadは矢印キーやマウスホイールが初期設定では使えない」とよく言われる原因の場所です。慣れたユーザーほど真っ先にONにしておく定番のチェックボックスです。


⑤ 特殊キー(コマンド中断・属性取得・メニュー)

Jw_cadには「キー単独でコマンドを起動する」のではなく、作業中の補助動作を担う特殊キーがあります。

コマンド中断・戻す系

キー動作補足
Esc現在のコマンドを中断 / 戻る代替多くの場面で「Ctrl+Zと同等」に使えます
Shift+Esc進む代替「Ctrl+Yと同等」

Tips: Escほぼすべての状態で反応するため、Ctrl+Z よりも使いやすい場面が多くあります。コマンド切替直後でフォーカスが定まっていないときも、Esc なら効きます。

属性取得系

キー動作補足
Tab直接属性取得基本設定「KEY」タブで「直接属性取得を行う」をONにした場合
Shift+Tabレイヤ非表示化同上

要確認: Tab / Shift+Tab は標準ではOFFのため、事前に基本設定「KEY」タブで「直接属性取得を行う」にチェックを入れる必要があります。詳細は 基本設定 KEY タブ を参照してください。

メニュー呼び出し系

キー動作補足
Altメニューバーへフォーカス単独で押すとメニューバーが選択状態になる
Alt + Fファイルメニューを開く各メニュー名のカッコ内アルファベットを併用
Alt + E編集メニューを開く同上
Alt + V表示メニューを開く同上
Alt + D作図メニューを開く同上
Alt + S設定メニューを開く同上
Alt + Oその他メニューを開く同上
Alt + Hヘルプメニューを開く同上

プルダウン展開後も、各項目のカッコ内アルファベットで選択できます。たとえば Alt → F → S で「上書き保存」が走ります。


特殊な使い方: 文字コマンド中のショートカット呼び出し

Jw_cadの文字コマンド実行中は、アルファベットキーを押しても文字入力欄に文字が入力されてしまうため、コマンドキーが効きません。これを回避する方法があります。

マウス右ボタン押しっぱなし + キー入力

文字コマンドの状態で、マウスの右ボタンを押した状態のままキー入力すると、文字入力欄ではなくコマンドキーとして処理されます。たとえば右ボタン押しっぱなしで H を押すと、文字コマンドから線コマンドに切り替わります。

Tips: 文字コマンドをよく使う人で、ショートカットキー中心に操作している場合、この小技を覚えておくと「文字を打つ→別コマンドに戻る」の往復が大きく楽になります。

詳しくは 文字コマンド中のショートカット を参照してください。


一覧の早見表

ここまでの内容を1枚で見渡せる早見表です。詳細は各セクションを参照してください。

系統主要キー主な動作
Ctrl系Ctrl+S上書き保存
Ctrl系Ctrl+Z / Ctrl+Y戻る / 進む
Ctrl系Ctrl+C / Ctrl+V / Ctrl+Xコピー / 貼付 / 切取
Ctrl系Ctrl+N / Ctrl+O / Ctrl+P新規 / 開く / 印刷
Ctrl系Alt+F4Jw_cad終了
コマンドキーAZキー1打でコマンド呼出(カスタマイズ可)
コマンドキーShift + AZ別コマンド呼出(カスタマイズ可)
コマンドキーSpace標準は属性取得関連(要確認)
FキーF1ヘルプ(固定)
FキーF2F9コマンド呼出(カスタマイズ可)
画面操作矢印キー画面スクロール(要設定)
画面操作PageUp / PageDown拡大 / 縮小(要設定)
画面操作Home用紙全体表示(要設定)
特殊Esc / Shift+Esc戻る代替 / 進む代替
特殊Tab / Shift+Tab属性取得 / レイヤ非表示化(要設定)
特殊Alt + 文字メニュー呼出

実務での使い方 ★PERSC独自

1. 「Ctrl系5つ」と「コマンドキー上位5つ」をまず固める

ショートカットを全部覚えるのは現実的ではありません。建築実務でJw_cadを使うなら、まず固める10個は以下を推奨します。

Ctrl系の必須5つ

キー用途
Ctrl+Sこまめな保存
Ctrl+Z直前を取り消し
Ctrl+Y取り消しの取り消し
Ctrl+C / Ctrl+V図面間で図形を持ち運ぶ

コマンドキーの上位5つ

キー用途出番が多い場面
H(線)通り芯・補助線・引出線の作図平面図のあらゆる場面
K(複線)壁厚の作図、寸法線の平行コピーRC造の壁芯から内法線を出す
D(消去)不要線の削除、コーナー処理の補助図面整理の最終段階
M(範囲選択)部位ごとの選択編集平面図の一室まとめて移動
A(文字)部屋名・寸法補助の文字入れ平面図の仕上げ

PERSCの推奨: いきなり全キー暗記を狙わず、毎週1〜2個ずつ反射化していくのが定着の近道です。1ヶ月で10個、半年で30個に到達すれば、十分実務速度に乗れます。

2. 平面図作成での具体例(住宅)

住宅の平面図1枚を仕上げる流れで、ショートカットがどう刺さるかを示します。

  1. 通り芯を引く: H(線)→ 数値入力 → Ctrl+S
  2. 壁厚を出す: K(複線)→ 間隔150 → Ctrl+S
  3. 開口部を整理: D(消去)→ 余分な壁線を消す → Ctrl+S
  4. 部屋名を入れる: A(文字)→ 「LDK」「洋室」 → Ctrl+S
  5. 範囲選択して移動: M(範囲選択)→ 移動 → Ctrl+S

「コマンド切替+操作+保存」を1サイクルとして体に入れると、図面1枚あたりの作業時間が短くなります。

3. RC造詳細図でのショートカット活用

通り芯・壁芯・配筋線の3層を扱うRC造の詳細図では、複線(K)と寸法(Z)の出番が特に多くなります。Shift併用で別コマンドを割り当てておけば、片手で線種・線色の切替まで含めた作業が可能になります。

4. 文字入れ作業中のコマンド呼出は「右ボタン押しっぱなし+キー」

文字コマンドのまま線コマンドに戻したいとき、毎回 Esc で抜けるよりも、右ボタン押しっぱなしで H のほうが手数が少なく済みます。文字を多く扱う図面(仕様書・付帯文字の多い詳細図)で効きます。


つまずきポイント・対処 ★PERSC独自

Q: アルファベットキーを押してもコマンドが起動しない

→ コマンド実行中でコントロールバーの数値入力欄やテキストボックスにフォーカスがある可能性があります。作図ウィンドウ内を一度クリックしてからキーを押してください。それでも反応しない場合は、基本設定「KEY」タブで「キーによるコマンド選択を無効にする」にチェックが入っていないか確認してください。

Q: Ctrl+Z Ctrl+Y が効かない

→ コマンドを切り替えた直後はコントロールバーにフォーカスがあるため、Ctrl系のショートカットが効かない場合があります。作図ウィンドウ内を一度クリックしてから押し直してください。代替として Esc(戻る)と Shift+Esc(進む)はほぼすべての状態で効きます。

Q: Home を押しても全体表示にならない

→ 矢印キー・PageUp PageDown Home の画面操作キーは初期状態ではオフです。基本設定「一般(2)」タブの「矢印キーで画面移動、PageUp・PageDownで画面拡大・縮小、Homeで全体表示にする。」にチェックを入れてください。

Q: 自分が押したつもりのキーと違うコマンドが起動する

→ 過去にカスタマイズした jw_win.jwf が残っている可能性があります。基本設定「KEY」タブを開いて現在の割当を確認するか、既定状態に戻したい場合は ショートカットキーのカスタマイズ の「初期化」手順を参照してください。

Q: F2 などのファンクションキーがノートパソコンで効かない

→ ノートパソコン側で Fn キー併用が必要な場合があります。Fn + F2 で動作するか、または BIOS の「ファンクションキー優先設定」を切り替えると、Fnなしで効くようになります(メーカーにより設定名が異なります)。

Q: 矢印キーを押すと数値入力欄の値が変わってしまう

→ コマンド実行中の数値入力欄にフォーカスが置かれているためです。入力欄外(作図ウィンドウなど)をクリックしてから矢印キーを押すと、画面移動として動作します。

Q: 文字コマンド中にアルファベットキーを押しても文字入力欄に入ってしまう

→ 文字コマンドの仕様です。マウスの右ボタンを押した状態のままコマンドキーを押すと、文字入力欄ではなくコマンド呼出として処理されます。詳細は 文字コマンド中のショートカット を参照してください。


関連項目


まとめ

  • ショートカットは Ctrl系/コマンドキー/Fキー/画面操作キー/特殊キー の5系統で把握する
  • まず固めるのは Ctrl+S Ctrl+Z Homeコマンドキー上位5つ(H K D M A
  • コマンドキー(A〜Z/F2〜F9/Space)は基本設定「KEY」タブで自由にカスタマイズできる
  • 矢印キー・PageUp PageDown Home は基本設定「一般(2)」での有効化が必要
  • 自分の環境の現在割当は メニューバーの右側表記 または 基本設定「KEY」タブ で確認できる