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印刷時に線が太すぎる・細すぎる
このページで解決できること
Jw_cadで作図して印刷したら、想像より線が太く潰れてしまう/逆に細すぎてかすれる・消えてしまう、というトラブルを切り分けて解決できるようになります。原因として多い「基本設定『色・画面』タブの線幅指定の誤り」「画面要素とプリンタ出力 要素を取り違えた」「縮小印刷で細線がかすれる」「プリンタドライバの経済モード」「PDF仮想プリンタで太さが変わる」までを順に確認していきます。あわせて、線色×線幅のマッピングを最初から崩さないための運用ルールも紹介します。
こんな症状でお困りの方へ
- 画面では普通の太さに見えていたのに、印刷したら全部の線が太く潰れた
- 細線が印刷でかすれる・部分的に途切れる
- 寸法線や補助線がほとんど見えないほど細く出る
- 線色を変えても印刷時の太さが変わらない
- A4縮小印刷したら細線が消えてしまった
- PDFに出力したら画面プレビューと線の太さが違う
- 設定を変更したのに次の印刷でも結果が変わらない
- 同じ図面を別のプリンタで印刷したら太さの印象が違う
画像準備中 — 太すぎる出力/細すぎる出力/正常出力の3パターン比較
背景: Jw_cadは画面表示の線幅と印刷時の線幅を完全に別管理しています。画面側をいくら調整しても印刷結果は変わらず、その逆もまた然りです。さらに、線1本ずつに線幅を持たせる方式ではなく「線色1〜8それぞれに印刷時の太さを割り当てる」設計のため、初心者は「線色を変えれば太さも変わる」という発想自体に最初の壁を感じます。
主な原因
| # | 原因 | 起きる場面 |
|---|---|---|
| 1 | 基本設定「プリンタ出力 要素」の線幅指定が意図と違う | 初期設定のまま使用/別PCの設定を流用 |
| 2 | 「画面要素」側だけ変更して「プリンタ出力 要素」を直し忘れた | 画面で太く見せたくて画面側を変えたケース |
| 3 | 全線色の線幅が同じ数値になっている | 一括で同じ値を入れた/設定ファイル流用後 |
| 4 | プリンタドライバの「経済モード」「トナー節約」がON | オフィス共有プリンタの初期設定/節約優先設定 |
| 5 | 縮小印刷(A3→A4 70.7%等)で細線がプリンタの最小ドット未満になった | 大判図面をA4縮小して提出した |
| 6 | PDF仮想プリンタの解像度設定が低く、細線が再現できていない | CubePDF/Microsoft Print to PDF の標準解像度のまま出力 |
| 7 | 線幅0/線幅1の挙動がプリンタ機種で違う | 線幅0を細線用に割り当てたが、機種によっては線が消える |
| 8 | 「線幅を1/100mm単位とする」設定の解釈差 | 設定ON/OFFで数値の意味が変わる |
背景: 上の頻度はPERSC編集部が読者からの問い合わせを集計した体感順です。「太すぎる」相談は1〜3が、「細すぎる・消える」相談は4〜7が中心になります。まず原因1〜3で線幅マッピング自体が壊れていないかを確認し、次にプリンタ・PDF・縮小倍率の組み合わせを疑うのが切り分けの基本になります。
対処方法
注意: 削除・初期化・解除(プリンタ出力要素の一括変更・プリンタドライバ設定変更を含む)を行う前に、必ず以下の 3 ステップ安全手順 を踏んでください:
- コピー退避:
jw_win.JWF(線幅設定が含まれる)を別名でコピーバックアップ(例:jw_win.JWF→jw_win_backup_2026-05-08.JWF)。プリンタドライバ設定を変える場合は 元の値をスクリーンショット で残します- 検証: バックアップを別場所に置いた状態で、まず PDF プリンタ(Microsoft Print to PDF)で出力して切り分けます
- 対処: 上記2ステップを踏んだ上で、本記事の対処を実行
プリンタドライバ設定は社内共用プリンタの他業務に影響します。テスト印刷後に 必ず元に戻す までを1セットで運用してください。
対処1: 基本設定「プリンタ出力 要素」の線幅を整える(最重要)
Jw_cadは線色1〜8それぞれに「印刷時の太さ」を数値で割り当てる設計です。印刷結果に影響するのはここ1か所だけで、画面表示や線属性はいくら触っても紙面の太さは変わりません。
手順
- メニューバー「設定」→「基本設定」をクリックします
- 基本設定ダイアログ上部のタブから「色・画面」を選びます
- 画面右側に並ぶ「プリンタ出力 要素」の枠内に、線色1〜8それぞれの「線幅」入力欄があります
- 細線用の線色(例: 線色1)に小さい数値(例:
1または2)、太線用の線色(例: 線色8)に大きい数値(例:6〜10)を入力します - 「OK」で基本設定を閉じます
Ctrl+Pで印刷を起動し、A4などで試し刷りして太さを確認します
画像準備中 — 「色・画面」タブ「プリンタ出力 要素」枠での線幅入力
Tips: 一度に全線色を変更せず、1〜2線色ずつ調整して試し刷りするのが安全です。プリンタ機種により最小線幅・線幅出力比が変わるため、現場で使うプリンタごとに値を最適化する必要があります。
要確認: 「プリンタ出力 要素」枠内の線幅入力欄の正確なラベル文言、線幅数値の単位(1=0.01mm相当か、別換算か)はバージョンにより異なる場合があります。実機(Version 10.02.1・2026/01/21公開)で確定の上、本文を確定させてください。
線幅変更の操作詳細・全項目の意味は 印刷時の線幅変更 で詳しく扱っています。
対処2: 「画面要素」と「プリンタ出力 要素」を取り違えていないか確認する
「色・画面」タブには**「画面要素」と「プリンタ出力 要素」**という2つのブロックが左右に並んで配置されています。線色1〜8の入力欄が同じように並ぶため、画面側をいじって満足してしまい印刷結果が変わらない、というつまずきが起きやすい場所です。
確認手順
- メニューバー「設定」→「基本設定」→「色・画面」タブを開きます
- ダイアログ内の左右ブロックの見出し文字を確認します
- 「プリンタ出力 要素」と書かれた側の線幅欄の数値を確認します
- 反対側(「画面要素」側)の線幅は印刷に影響しないため、無視して構いません
- 「プリンタ出力 要素」側の数値を、想定の太さに修正します
画像準備中 — 「画面要素」「プリンタ出力 要素」両ブロックの並びと見分け方
| ブロック | 影響範囲 | 線幅変更時の効果 |
|---|---|---|
| 画面要素 | 編集中の画面表示 | 紙面の出力には無関係 |
| プリンタ出力 要素 | 印刷・PDF出力 | 紙面の太さが変わる |
PERSCの推奨: 「画面表示は淡く、印刷は濃く」の運用が初心者には扱いやすいです。画面側は薄め設定で目に優しくしておき、プリンタ出力側で本番の太さを管理します。両者を独立させることで、印刷結果の確認は印刷物を見る時だけに集中できます。
背景: この2ブロック構成は「画面では編集効率を優先(薄く・細く・色を強調)」「印刷では出図用途を優先(太さ階層を明確化)」という、CADで一般的な分離思想に基づいています。慣れるまでは「印刷を直したいなら必ず右側のプリンタ出力 要素」と覚えておくと混乱しません。
対処3: 全線色の線幅が同じ値になっていないか確認する
「全部の線が同じ太さで出る」「階層感がまったく無い」場合、線色1〜8の線幅欄に全部同じ数値が入っている可能性があります。設定ファイルを別PCから流用したときや、最初に一括で同じ数値を入れて後から調整し忘れたときに起きます。
手順
- 基本設定「色・画面」タブの「プリンタ出力 要素」を開きます
- 線色1〜8の線幅欄を順に目視確認します
- すべて同じ値なら、細線用・中線用・太線用に明確な差をつけて再入力します
- 「OK」で確定し、試し刷りで階層が出ているかを確認します
画像準備中 — 線色1〜8の線幅欄が全部同じ数値になっている例と、差をつけた例の比較
目安となる差のつけ方(プリンタ機種で要調整)
| 用途 | 線色(例) | 線幅入力値(目安) |
|---|---|---|
| 細線(補助線・寸法引出線) | 線色1 | 1〜2 |
| 中細線(寸法線・通り芯) | 線色2 | 2〜3 |
| 中線(建具・家具) | 線色6 | 4〜5 |
| 太線(仕上げ線・断面線) | 線色7 | 6〜8 |
| 極太線(外形線・強調) | 線色8 | 8〜12 |
Tips: 細線と太線で最低でも2倍以上の差を取ると、紙面で階層が明確に見えます。
2と3の差では識別できないことが多いので、2と6のように差を広げましょう。プリンタ解像度が低い機種ではさらに差を広げます。
背景: 製図規約(建築JIS A 0150 など)では細線=0.13mm/中線=0.25mm/太線=0.5mm の3段階を基本とし、線の太さの比率を1:2:4 で揃えるのが標準とされています。線色×線幅の建築標準値の詳細は 印刷時の線太さ標準 ※準備中 で扱います。
対処4: プリンタドライバの経済モード/トナー節約をOFFにする
設定上の線幅は正しいのに、印刷物だけが「全部かすれる」「細線が消える」場合、プリンタドライバ側の節約モードが原因の可能性が高いです。経済モード/インク節約/トナー節約/ドラフトモード などの名称で、メーカーごとに表記は異なります。
手順
- メニューバー「ファイル」→「印刷」(または
Ctrl+P)で印刷ダイアログを開きます - プリンタを選択し、「プロパティ」をクリックします
- プリンタドライバの設定ダイアログが開きます
- 「用紙/品質」「詳細設定」「グラフィック」などのタブを順に開きます
- 「トナー節約」「インク節約」「ドラフト」「エコノミー」「スピード優先」などの項目を探し、OFF(または高品質側)に切り替えます
- 「OK」でプリンタダイアログを閉じます
- Jw_cad に戻って印刷を実行します
画像準備中 — プリンタドライバの「印刷品質」「トナー節約」設定箇所(製品により異なる旨のキャプション)
注意: プリンタドライバの設定は機種・ドライババージョンで項目名がまったく異なります。マニュアルやメーカー公式サポートで「印刷品質」「経済モード」関連の項目を確認してください。
背景: 経済モードは細線を間引いてトナー・インクを節約する仕組みで、CAD図面のような細線中心のデータでは線がごっそり消える結果になります。一般文書(メールやWord文書)では問題が見えにくいため、Jw_cad で初めて気づくケースが多いトラブルです。
対処5: 縮小印刷時の細線つぶれを回避する
A3で作図した図面をA4で縮小印刷する(70.7%)など、縮小倍率を強くかけると、設定上は細線として出るはずの線がプリンタの最小ドット未満になり、紙面で消えたり途切れたりします。
手順
- 縮小印刷時は、細線用の線色(例: 線色1)の線幅入力値を通常より1〜2段階大きく設定します
- 例: 普段
1を割り当てている細線色を、A4縮小印刷時は2または3に変更 - 用紙別に環境設定ファイル(
jw_win.jwf)を分けておくと運用が楽になります - 試し刷りで細線が紙面に出ていることを確認します
画像準備中 — 縮小印刷時の細線つぶれ/調整後の比較
縮小倍率と細線調整の目安
| 縮小倍率 | 細線色の調整目安 |
|---|---|
| 100%(原寸) | 通常設定のまま |
| 70.7%(A3→A4) | 細線色を1段階太く |
| 50%(A2→A4) | 細線色を2段階太く |
| 35.4%(A1→A4) | 細線色を2〜3段階太く+試し刷り必須 |
Tips: 縮小印刷で確実に細線を出したい場合、線幅
0は使わず最低でも2を割り当てます。0は「最小ドット相当」のため、縮小すると小数点以下になって四捨五入で消えるリスクがあります。
縮小・拡大印刷の倍率設定そのものは 印刷倍率(拡大・縮小・任意倍率) を参照してください。
対処6: PDF仮想プリンタの解像度・線幅出力を見直す
紙には正しい太さで出るのに、PDF(CubePDF・Microsoft Print to PDF など)で出力したときだけ太さの印象が違う場合、PDF側の解像度・ベクター変換設定が原因のことがあります。
CubePDF の場合
- Jw_cadから印刷実行 → プリンタとして「CubePDF」を選択
- 印刷を実行するとCubePDFのダイアログが開きます
- 「詳細」タブを開きます
- 解像度を「600 dpi」以上に設定します
- 「変換」をクリックして PDF を生成します
Microsoft Print to PDF の場合
特に解像度設定はないため、線が想定通りに出ない場合は CubePDF などの代替を試してください。
画像準備中 — CubePDF の解像度設定箇所
PERSCの推奨: CAD図面のPDF化は 600dpi 以上を推奨します。300dpi では細線がぼやける・線幅の段階が潰れることがあります。出力サイズと閲覧用途(画面閲覧/印刷用/施工図用)に応じて解像度を選びましょう。
Tips: PDF用に専用の
jw_win.jwfを持っておく方法もあります。PDF出力時はそれに切り替え、紙印刷用とは別の線幅セットを適用すると安定します。詳しくは対処7と「実務での使い方」を参照してください。
PDF出力全般の操作・仮想プリンタの選び方は PDF出力 ※準備中 で扱います。
対処7: 線幅0と線幅1の挙動を確認する
線幅0は「プリンタが出せる最小線幅」を意味し、機種によっては「印刷しない(線幅未指定扱い)」と解釈されて線が消えることがあります。線が消える症状で線色の線幅欄に0が入っている場合は要注意です。
手順
- 基本設定「色・画面」タブの「プリンタ出力 要素」を開きます
- 線が消える線色の線幅欄を確認し、
0が入っていれば1または2に変更します - 「OK」で確定し、試し刷りで線が出るかを確認します
| 線幅入力 | 一般的な出力結果 |
|---|---|
| 0 | プリンタ最小線幅(機種により消える可能性あり) |
| 1 | 設定上の最小線幅(最も細い) |
| 2〜数値増加 | 数値に比例して太く |
Tips: 「画面では見たいが印刷時は目立たせたくない」用途で線幅
0を使う運用もありますが、機種依存の挙動になるため現場のプリンタで必ず試し刷りしてください。安全策としては1を割り当てる方が予測可能です。
要確認: 線幅0と線幅1の出力差はプリンタ機種ごとに異なります。同じ図面を複数機種で印刷した結果を比較し、本文表に補記が必要です。
予防策・再発防止 ★PERSC独自
「線が太すぎる・細すぎる」はトラブルが起きてから個別対処するより、最初から壊れない運用ルールを持つほうが楽です。3つの設定を入れておくと再発が大幅に減ります。
1. プリンタ機種別に jw_win.jwf を分ける
オフィスのレーザープリンタ・現場のA3インクジェット・大判プロッタ・PDF仮想プリンタでは、最小線幅・線幅出力比が異なります。プロジェクトで複数のプリンタを使う場合、プリンタごとの環境設定ファイルを用意するのが確実な予防策です。
| プリンタ用途 | ファイル名(例) | 線幅セットの方向性 |
|---|---|---|
| オフィスA3レーザー | jw_win_office.jwf | 標準値(細線2/中線4/太線6) |
| 現場A3インクジェット | jw_win_field.jwf | やや太め(細線3/中線5/太線8) |
| 大判プロッタ | jw_win_plot.jwf | 1段階細め(細線1/中線3/太線5) |
| PDF出力 | jw_win_pdf.jwf | 標準値+細線色を1段太く |
環境設定ファイルの切替方法は 環境設定ファイル(jw_win.jwf) ※準備中 を参照してください。
2. 「線幅見本図」を作って初期セットアップに必ず印刷する
線幅1〜12 を100mmの直線として並べた線幅見本図を1ファイル作っておき、新しいプリンタを使うとき・新人がセットアップするときに毎回印刷します。設定値と実際の太さの対応関係が一目でわかるため、調整値が即決まります。
PERSC編集部では、この見本図をプロジェクト立ち上げ時の標準ドキュメントに含めています。新規参画メンバーが最初に行う作業として位置付けることで、「線が太い/細い」の問い合わせが大幅に減りました。
3. 受け渡し前に「縮小プレビュー印刷」を1枚出す
A3で作図したデータをA4で取引先に送る前に、必ず1度A4縮小で試し刷りします。原寸では問題なく見えていた細線が縮小で消えるケースを、出力前に発見できます。
PERSCの推奨: 受け渡し直前のチェックリストに「①印刷範囲OK ②線幅階層OK(縮小プレビュー)③画像同梱OK」の3点を含めておくと、印刷系トラブルの大半を未然に防げます。
つまずきポイント・補足 ★PERSC独自
Q: 線幅を変えたのに何度印刷しても太さが変わらない
→ 「画面要素」側を変更している可能性が高いです。対処2を実施し、必ず「プリンタ出力 要素」側に数値を入力してください。両ブロックは同じレイアウトで並ぶため、ラベルを目視で再確認しましょう。
Q: 「OK」を押したのに、次回起動時に設定が元に戻る
→ Jw_cadが正規終了しておらず、jw_win.jwf への保存が走っていない可能性があります。メニューバー「ファイル」→「Jw_cadの終了」から終了してください。詳細は 設定が保存されない ※準備中 を参照。
Q: ある線色だけ印刷で消える
→ 該当線色の線幅欄が0になっていないか確認してください(対処7)。0はプリンタにより「線を出さない」と解釈される機種があります。1または2に変更すると安定します。
Q: PDF化したら細い線がガタガタにジャギーが出る
→ PDFの解像度が低すぎる可能性があります。CubePDFを使い解像度を600dpi以上に設定してください(対処6)。300dpi 以下だと細線のレンダリング精度が足りません。
Q: 同じ図面を別のPCで印刷したら太さが違う
→ 別PC側の jw_win.jwf の「プリンタ出力 要素」設定が、自分のPCと異なります。設定ファイルを共有して同じ線幅セットを使えば再現性が出ます。複数人運用の jw_win.jwf 共有は 環境設定ファイル(jw_win.jwf) ※準備中 で扱います。
Q: 縮小印刷したら細線だけが消えてしまった
→ 対処5を実施してください。縮小倍率に応じて細線色の線幅入力値を1〜2段階太く設定し直すのが基本です。縮小印刷時専用の jw_win.jwf を持つと運用が楽になります。
Q: カラー印刷とモノクロ印刷で線の太さが変わる
→ 線幅設定はカラー/モノクロ問わず適用されます。太さの体感差が出るのは、カラーで薄い色(黄色など)が紙面で見えにくくなる影響です。線幅自体は変わっていません。色設定との連動は カラー印刷とモノクロ切替 ※準備中 を参照してください。
Q: コンビニ印刷(PDF経由)で線の太さがおかしい
→ コンビニのマルチコピー機は、PDFを再ラスタ化して印刷するため、線幅情報が機種側のレンダリング設定に依存します。事前にPDFを600dpi以上で生成し、念のため標準サイズ(A3/A4)で出力する設定を選ぶと安定します。
Q: 設定を全部試してもどうしてもうまくいかない
→ 線色1の線幅を1、線色8の線幅を8にした上で、画面に長さ100mmの直線を線色1〜8で各1本描き、原寸印刷で出力してください。この線幅見本図が紙面でどう出るかを起点に、各線色を調整するのが最短ルートです。
関連項目
- 印刷時の線幅変更 — 線幅変更操作の本体(このトラブル対処の正規操作)
- 印刷コマンドの基本 — 印刷の起動から実行までの基本フロー
- プリンタ設定(用紙サイズ・向き) — プリンタプロパティでの詳細設定
- 印刷倍率(拡大・縮小・任意倍率) — A3→A4縮小・任意倍率
- カラー印刷とモノクロ切替 ※準備中 — 線色ごとの色設定との連動
- PDF出力 ※準備中 — PDF仮想プリンタ別の線幅セット
- 基本設定 色・画面 タブ — 色・画面タブ全体の構造
- 環境設定ファイル(jw_win.jwf) ※準備中 — プリンタ別設定セットの切替
- 線色運用の標準 ※準備中 — 建築実務での線色割り当て
- 印刷時の線太さ標準 ※準備中 — mm 基準の建築標準値
- 画像が印刷されない ※準備中 — 画像系の印刷トラブル
- 設定が保存されない ※準備中
まとめ
- 印刷時の線太さは「色・画面」タブの「プリンタ出力 要素」側で線色ごとに数値設定する。画面要素側を直しても紙面は変わらない
- 主因は「線幅指定の誤り」「画面要素との取り違え」「全線色が同じ値」「プリンタの経済モード」「縮小印刷での消失」「PDF解像度不足」の6系統
- 効果が大きい対処は対処1(プリンタ出力 要素の線幅を整える)+**対処2(画面要素との取り違えを解く)**で、これだけで太すぎ/細すぎ相談の相当数が解決する印象
- 再発防止には「プリンタ機種別
jw_win.jwf」「線幅見本図の常備」「受け渡し前の縮小プレビュー印刷」の3点セットが効果的