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未検証

A4図面枠テンプレ配布

このページでできるようになること

Jw_cadで提案書・打ち合わせ資料・小型の部分詳細図を作るときに使える A4サイズの図面枠JWWテンプレート を、PERSC編集部が配布予定です(実機検証フェーズで整備中)。横使い(ランドスケープ)と縦使い(ポートレート)の両方を同梱予定のため、平面プランの提案にも、文書スタイルの仕様書添付図にも、公開後は流用できる構成です。あわせて、配布テンプレを新規物件に展開する手順、表題欄や事務所ロゴを後から追加するカスタマイズ方法、家庭用プリンタで印刷するときに気をつけたい印字可能領域の話、そして商用利用・改変の可否までこのページ1つで把握できます。図面枠の作成手順そのもの(「枠書込」ボタンの使い方)は 図面枠の作り方(簡易版) に委譲し、ここでは 「もう作らない・公開後はダウンロードしてそのまま使う」 ルートに特化しています。

背景: 図面枠はゼロから作っても5分程度で組み上がる作業ですが、A1からA4まで4サイズ × 縮尺3〜4種類を毎回作っていると、年間の累計でかなりの時間を吸います。配布テンプレ(公開予定)を叩き台にして、自分の事務所仕様(表題欄・ロゴ・線色標準)に合わせて1度だけ調整しておけば、以降は新規物件のたびに「テンプレを開く → 別名保存」だけで済む運用が想定です。


ダウンロード

要確認: 本配布物は 実機検証フェーズで整備中 です。配布パック(zip)・同梱ファイル(.jww)・README・ライセンス文言は公開前に確定します。本ページは公開準備段階の「配布物概要・使い方の予告」としてご覧ください。

配布予定パック

PERSC編集部が整備中のA4図面枠テンプレートの配布概要です。

配布物形式サイズ内容(予定)
persc_frame_a4_v1.0.0.zipZIP数十KB程度A4横・A4縦 × 縮尺1/100・1/50・1/30 のJWWファイル6本+README.txt(実機検証時に正式名称確定)

ダウンロード: 公開時は本セクションにダウンロードリンクを掲載します。

整備計画: ZIPファイル名・同梱ファイル数・README.txtの有無は実機検証で確定します。配布リンクの公開先(PERSCサーバ直配布か、外部ストレージ経由か)も同フェーズで決定します。

同梱ファイルの想定一覧

ファイル名用紙向き縮尺主な用途
frame_A4-yoko_1-100_persc.jww1/100戸建ての全体プラン提案・打ち合わせ図
frame_A4-yoko_1-50_persc.jww1/50部分平面(玄関・キッチン・洗面など)の打ち合わせ図
frame_A4-yoko_1-30_persc.jww1/30部分詳細図(建具・階段・収納の納まり)
frame_A4-tate_1-100_persc.jww1/100縦長敷地・タワー型プランの提案
frame_A4-tate_1-50_persc.jww1/50文書添付の小型平面・縦書き仕様書併記用
frame_A4-tate_1-30_persc.jww1/30縦長の建具詳細・階段断面詳細

PERSCの推奨: A4は 「資料に綴じる前提」「家庭プリンタで出る」「持ち運びやすい」 の3点で強みを発揮するサイズです。横6本+縦6本ではなく、まず横3本+縦3本の計6本を最小構成として配布予定です。事務所単位でこれ以上のバリエーション(A4横1/200の配置図、A4縦1/20の納まり図など)が必要なら、配布版を叩き台に派生させてください。

配布物に含まれていないもの

項目状態補足
表題欄(会社名・図番・縮尺欄)含まない各事務所で自由にカスタマイズしやすいよう、無地で配布
事務所ロゴ含まないPERSC独自のロゴ等は同梱しない
線色・線幅の事務所標準線色1〜8の既定値で配布事務所標準があれば線属性を変更してください
プリンタ依存設定標準値で配布印字可能領域はプリンタ機種で異なるため、初回印刷時に要確認

A4図面枠の概要

A4サイズの規格と特徴

A4は建築図面の主力サイズではありませんが、「提案書に添付しやすい」「家庭プリンタで誰でも刷れる」「メール送信で郵送代わりになる」 という運用面で大きな利点があります。

項目内容
用紙寸法210 × 297 mm(JIS A 0150 / JIS Z 8311 準拠)
寸法比1:√2(A判共通)
外周余白の標準10 mm
とじ代(左辺の追加余白)20 mm
左辺合計余白30 mm(外周10 mm + とじ代20 mm)
上下右辺の余白各10 mm
外枠の作図エリア170 × 277 mm(横使い時)
主な用途提案書添付・打ち合わせ図・部分詳細図・営業資料・配付資料

背景: A4は文書フォーマットの世界標準でもあるため、ワープロ書類や仕様書と一緒に綴じる前提で扱われます。建築図面としてはA1・A2が主流ですが、施主への初期プラン提案・営業資料・打ち合わせメモ・小型の部分詳細図など「資料に紛れ込ませて使う図面」の出番が多く、配布テンプレの整備価値が高いサイズです。

規格値の根拠と他サイズとの比較は 図面枠の規格(余白・とじ代) に集約しています。

A4の設計方針(PERSC配布版)

PERSC配布版のA4テンプレは、次の方針で作っています。

方針内容
外枠は用紙端から5 mm 内側家庭プリンタの印字可能領域(多くは上下左右5 mm 不可)を考慮した実用優先の設定
内枠(とじ代の内側)は外枠から左20 mm・他3辺5 mm左綴じ前提。穴あけパンチ位置(用紙端から10 mm 中心)を内枠が踏まない
線色は「線色2(黒)」で統一家庭プリンタのモノクロ印刷でも視認性が確保できる
線種は実線一点鎖線は使わず、シンプルに
図面枠はFFレイヤ(レイヤグループF・レイヤF)に配置図面本体を作図中に枠を誤操作で動かさないため
FFレイヤはプロテクト済み開いた直後から枠が動かない状態
縮尺はGp.0に1/100・1/50・1/30 のいずれか、Gp.Fは1/1図面本体を変えても枠の見え方が変わらない
表題欄は 入っていない事務所ごとにカスタマイズしやすい無地仕様
用紙枠表示はON開いた直後に用紙端の点線が見える

PERSCの推奨: 外枠を用紙端から5 mm 内側に置く設定は、JIS規格の「外周余白10 mm」より狭い実用優先の値です。確認申請等のJIS厳守が必要な案件では、外枠を10 mm 内側に再配置してください(A4で確認申請を出すケースは少ないため、提案書・打ち合わせ用としてはこの設定で十分です)。


配布物の中身(プレビュー)

A4横テンプレ(landscape)の構成

A4横は提案書1ページ・打ち合わせ図・営業資料の主力です。

要素配置寸法
用紙297 × 210 mm
外枠用紙端から5 mm 内側287 × 200 mm
内枠(左辺)外枠から20 mm 内側左綴じ用とじ代分
内枠(上下右辺)外枠から5 mm 内側各5 mm
内枠の作図エリア内枠の内側約262 × 190 mm
図面枠の配置レイヤGp.F / レイヤF(プロテクト済み)
図面本体の作業レイヤGp.0 / レイヤ0〜9(推奨)

A4縦テンプレ(portrait)の構成

A4縦は文書スタイルの仕様書添付・縦長敷地のプラン・縦使いの建具詳細などで活躍します。

要素配置寸法
用紙210 × 297 mm
外枠用紙端から5 mm 内側200 × 287 mm
内枠(左辺)外枠から20 mm 内側左綴じ用とじ代分
内枠(上下右辺)外枠から5 mm 内側各5 mm
内枠の作図エリア内枠の内側約175 × 277 mm
図面枠の配置レイヤGp.F / レイヤF(プロテクト済み)
図面本体の作業レイヤGp.0 / レイヤ0〜9(推奨)

Tips: 縦使いと横使いを両方同梱しているのは、A4ならではの配慮です。A1〜A3はほぼ横使いで運用されますが、A4は文書フォーマットの世界(仕様書・契約書)と図面の世界が交差するサイズのため、縦使い需要が一定数あります。

レイヤグループ・レイヤ構成(共通)

すべてのA4テンプレで、レイヤ構成は次のように揃えています。

グループグループ名縮尺主な内容
Gp.0図面本体テンプレで設定済(1/100 等)通り芯・柱・壁・建具・寸法・文字
Gp.1〜E予備任意派生図面・改訂版など
Gp.F図面枠1/1レイヤF(プロテクト済)に外枠+内枠

PERSCの推奨: Gp.F の縮尺を 1/1(原寸) に固定しているのが、配布テンプレの肝です。Gp.0 の縮尺を 1/100 から 1/50 に変えても、図面枠の見え方は変わりません。これにより「同一テンプレで縮尺だけ違う」運用が成立します。レイヤグループ縮尺の詳細は レイヤグループ縮尺 ※準備中 を参照してください。


使い方

背景: 以下の手順は配布物公開後の使い方を想定した予告です。配布パックは実機検証フェーズで整備中のため、現時点ではダウンロードリンクは未提供です。

使い方サマリー(全7ステップ)

#操作所要
1配布ZIPをダウンロード数秒
2ZIPを任意のフォルダに解凍数秒
3用途に合うJWWファイル(A4横/A4縦・縮尺)を選ぶ数秒
4Jw_cadで「ファイル」→「開く」でテンプレを読み込む数秒
5「ファイル」→「名前を付けて保存」で物件名にリネーム30秒
6Gp.0 を書き込みグループにして図面本体を作図物件次第
7印刷時はFFレイヤ表示ONを確認して印刷30秒

合計: 図面作図に着手するまで おおむね1〜2分 で完了します。

手順1: ダウンロードと解凍

ダウンロードした persc_frame_a4_v1.0.0.zip を、任意のフォルダ(例: C:\JWW\templates\persc\)に展開します。Windows標準の解凍機能(右クリック →「すべて展開」)でも、CubeICE等のフリーソフトでもかまいません。

Tips: 配布物は Jw_cadインストールフォルダ(C:\JWW)の配下 に置くのが、参考サイトでの定番運用です。C:\JWW\templates\ 配下に「persc」「kantancad」のようにサイト別サブフォルダを作っておくと、複数の配布元のテンプレを混在管理できます。

手順2: テンプレの選択

用途に合うJWWファイルを選びます。判断基準は次のとおり。

用途おすすめファイル
戸建てプラン提案(1F平面など)frame_A4-yoko_1-100_persc.jww
部分平面の打ち合わせ(キッチン・玄関など)frame_A4-yoko_1-50_persc.jww
建具・階段の詳細図frame_A4-yoko_1-30_persc.jww または frame_A4-tate_1-30_persc.jww
縦長敷地の配置図frame_A4-tate_1-100_persc.jww
文書スタイルの仕様書添付図frame_A4-tate_1-50_persc.jww

手順3: Jw_cadで開く

Jw_cad を起動し、メニューバー「ファイル」→「開く」(または Ctrl+O)でテンプレファイルを選択します。図面枠(外枠+内枠)と用紙枠の点線が表示された状態で開きます。

手順4: 別名保存(名前を付けて保存)

メニューバー「ファイル」→「名前を付けて保存」を選び、物件用のフォルダに 物件名・図番 を含むファイル名で保存します。

ファイル名例内容
2026-05_yamada-tei_propose-A4.jww山田邸・初期プラン提案A4
2026-05_yamada-tei_kitchen-detail-A4.jww山田邸・キッチン詳細図A4

PERSCの推奨: テンプレ自体は 読み取り専用 に設定して保存しておくのが安全です。エクスプローラーでファイルを右クリック →「プロパティ」→「読み取り専用」をONにすると、誤上書きを防げます。テンプレ整備全般は 図面枠の作り方(簡易版) も参照してください。

手順5: 書き込みグループをGp.0に切り替え

ステータスバー右下の レイヤグループ番号 が「F」になっている場合は、右クリック で「0」を選んでGp.0を書き込みグループにします。これで図面本体(壁・建具・寸法など)はGp.0側に入り、図面枠は触らずに済みます。

手順6: 図面本体を作図

Gp.0のレイヤ0〜9に通り芯・壁・建具・寸法・文字などを作図します。レイヤ分けの推奨構成は 建築図面のレイヤ分け実践 を参照してください。

手順7: 印刷

メニューバー「ファイル」→「印刷」で印刷ダイアログを開き、A4を選んで印刷します。FFレイヤがプロテクト済みでも 表示状態がON であれば印刷されます。表示OFFになっていると枠が出ないので、印刷前に確認してください。

Tips: 家庭用インクジェット・レーザープリンタは、用紙端から3〜5 mm 程度の 印字不可領域 を持っています。配布テンプレは外枠を用紙端から5 mm 内側に置いているため、ほとんどのプリンタで枠線が切れずに出ます。具体的なプリンタ別の印字可能領域は、お使いのプリンタ仕様書を参照してください。


カスタマイズ方法

カスタマイズ例1: 表題欄を追加する

配布版は無地のため、表題欄(会社名・図番・縮尺・図名・日付欄)を後から追加できます。

  1. ステータスバーで F-F レイヤを左クリックして プロテクトを一時解除(書込可状態に)
  2. 外枠の右下隅に長方形を描き、表題欄の枠線を引く
  3. 文字コマンドで「会社名」「図番」「縮尺」「図名」「日付」のラベルと罫線を入れる
  4. F-F レイヤを再度プロテクト状態に戻す

詳しくは 図面枠の作り方(表題欄付き版) を参照してください。

PERSCの推奨: A4の表題欄は 右下に60 × 30 mm 程度のコンパクトサイズ が見栄えします。A1〜A2の表題欄(150 × 50 mm 程度)をそのまま縮小するのではなく、A4専用に再設計するほうが情報密度が高くなります。

カスタマイズ例2: 事務所ロゴ・会社名を埋め込む

PNG画像のロゴをFFレイヤに貼り付けるか、文字コマンドで会社名を入れて、テンプレ自体を上書き保存します。

  1. F-F レイヤをプロテクト解除
  2. メニューバー「編集」→「画像挿入」(または「[bm]」コマンド)でロゴ画像を読み込み
  3. 配置位置を表題欄付近または用紙左上に決める
  4. F-F レイヤを再プロテクト
  5. テンプレ自体に上書き保存(バックアップを取ってから)

Tips: 画像挿入での貼り付けは、ファイルサイズが大きくなります。シンプルな会社名なら文字コマンドのみで入れるほうがファイルサイズを抑えられます。

カスタマイズ例3: 線色・線幅を事務所標準に変える

配布版は線色2(黒・標準的な太さ)で統一していますが、事務所標準で線色4や線色6を使う場合は属性変更で一括変更できます。

  1. F-F レイヤをプロテクト解除
  2. ツールバー「範囲」で図面枠(外枠+内枠)を選択
  3. ツールバー「属性変更」で線色を変更
  4. 「設定」→「線属性」または基本設定の線幅タブで印刷時の太さを調整
  5. F-F レイヤを再プロテクト

詳しくは 線色運用の標準 ※準備中 を参照してください。

カスタマイズ例4: 縦使いと横使いを1ファイルに統合

配布版はA4横とA4縦を別ファイルにしていますが、1ファイル内でレイヤグループを分けて両方持つ運用も可能です。

グループ用途
Gp.0〜7A4横の図面本体
Gp.8〜EA4縦の図面本体
Gp.F共通の表題欄

ただし用紙サイズ・印刷向きはファイル単位で決まるため、印刷時にどちらかしか出せません。通常は別ファイル運用のほうがシンプル です。

カスタマイズ例5: 縮尺バリエーションを増やす

配布版は1/100・1/50・1/30の3種類ですが、自宅改装や家具設計でよく使う 1/20・1/10 や、配置図用の 1/200 を追加できます。

  1. 既存のテンプレ(例: frame_A4-yoko_1-100_persc.jww)を別名保存
  2. 設定」→「縮尺・読取 設定」または画面右下の縮尺表示を左クリック
  3. Gp.0 の縮尺を新しい値(例: 1/20)に変更
  4. 名前を frame_A4-yoko_1-20_office.jww のように変更して保存

PERSCの推奨: 縮尺バリエーションを増やすときは、Gp.F(図面枠用)の縮尺は 必ず1/1 のまま維持してください。Gp.0の縮尺だけ変えるのが正しい運用です。Gp.F の縮尺を変えると枠の寸法が変わってしまいます。


ライセンス・利用規約

要確認: 公開時のライセンス文言は最終確定前です。商用可・改変可・再配布不可の方針は維持予定ですが、細部は実機検証フェーズで確定します。

PERSC が配布予定の A4 図面枠テンプレは、Ch.15 共通ライセンス方針に従って利用できる方針です。

利用可・不可の概要

項目可否
個人での作図・自宅でのCAD学習OK
設計事務所・工務店での商用利用OK
学校・職業訓練校での教材利用OK
改造して自社仕様にして社内利用OK
改造して納品図面に使用OK
配布物そのものを第三者へ再配布NG
配布物を自社サイトで配布NG
改造版を「自社オリジナル」と称して配布NG
配布物を販売・有償配布NG

詳細・最新方針は 配布物カタログTOP(PERSC素材ライブラリの使い方) のライセンス共通方針セクションを参照してください。

免責事項

  • 配布物は 「現状有姿」 で提供されます。動作不具合・互換性問題が発生してもPERSC編集部は責任を負いません
  • 配布物の寸法・線色・線幅は JIS製図通則および建築実務での慣習値 に基づいていますが、特定の規格・規則・確認申請要件への完全準拠を保証するものではありません
  • 確認申請・実施設計の最終図面では、所属事務所の図面規格・行政庁の指導に合わせて調整することをおすすめします

実務での使い方 ★PERSC独自

パターン1: 提案書添付図としてのA4横

施主への初期プラン提案で、A4横を 「ワード文書(提案書本文)の中に挟み込む」 用途です。

項目内容
用紙A4 横
縮尺1/100(戸建て全体プラン)
出力先カラーレーザー・カラーインクジェット
表題欄なし(または右下に小さく物件名・日付)
周辺資料A4ワード書類(提案コンセプト・概算金額・スケジュール)と一緒に綴じる

ワード書類とA4図面を同じファイルにまとめてPDF化し、メール送信できるのがA4横の最大の強みです。施主は普段使っているPCで開けるため、印刷も自宅で気軽にできます。

PERSCの推奨: 提案書添付図は 線色を黒(線色2)で統一 し、文字サイズは2.5〜3 mm 程度を基準にしてください。A4でも見にくくならず、ワード書類と並べたときに違和感が出ません。

パターン2: 打ち合わせ用配付図としてのA4

施主・職人・関係者との 対面打ち合わせ で、その場で書き込みながら使う配付図です。

項目内容
用紙A4 横(プラン全体)または A4 縦(部分詳細)
縮尺1/100または1/50
出力先家庭用インクジェット(カラー)・複合機
表題欄軽量(物件名・日付・打ち合わせ番号のみ)
周辺運用出席者の人数分を印刷して配付。打ち合わせ後に書き込み内容を持ち帰り反映

Tips: 打ち合わせ図は 白地に黒線・線太め(線色4または5) が見栄えします。施主が老眼鏡を使う年齢層の場合は、配布版の標準(線色2)より太い線色に変えて印刷するのがおすすめです。

パターン3: 部分詳細図としてのA4

建具・階段・収納など、住宅の 部分詳細 をA4で描く用途です。

項目内容
用紙A4 横または縦
縮尺1/30または1/20
出力先事務所複合機・家庭プリンタ
表題欄軽量(部位名・縮尺・図番)
周辺運用A1の一般図とは別ファイルで管理。職人配付・現場確認用

A4詳細図は、現場の職人がポケット・クリップボードで持ち歩きやすいサイズです。A2やA1の一般図を全部持って行く必要がなく、その日の作業範囲だけを切り出して印刷できる点が実務で重宝します。

背景: 「A4部分詳細図」は、住宅実務で A1一般図と並行して整備するサブセット として位置づけるのが現実的です。一般図は構造・寸法の正本、A4詳細は施工指示の補足、という役割分担で運用します。

パターン4: 営業・広報資料としてのA4縦

設計事務所のホームページ・営業資料・施工事例集に掲載する図面として、A4縦を使う運用です。

項目内容
用紙A4 縦
縮尺1/100または1/200
出力先PDF(Web掲載・営業資料添付)
表題欄事務所ロゴ+物件名のみ
周辺運用パンフレット・施工事例集にA4縦のまま掲載。ワード文書の縦書きスタイルと相性がよい

PERSCの推奨: 営業・広報資料用のA4縦は、配布版の縦テンプレに 事務所ロゴを上部中央に配置 したカスタム版を1本用意しておくのがおすすめです。Web掲載時は「事務所名透かし」の意味でロゴを薄く入れておくと、無断流用の抑止にもなります。

パターン5: DIY・セルフリノベーションでのA4

DIYや自宅改装で、家具や部屋単位の改装図をA4で作る用途です。

項目内容
用紙A4 横(家具)または A4 縦(収納・棚)
縮尺1/30または1/20
出力先家庭プリンタ
表題欄不要
周辺運用自分用メモなので体裁は最小限。寸法と材料の判別が最優先

DIY用途では表題欄なしの配布版そのままで十分実用に耐えます。むしろ表題欄を入れないほうが作図エリアが広く使えて、家具の3面図(平面・立面・側面)を1枚に収めやすくなります。

Tips: DIY家具設計は1/20・1/10 が見やすい縮尺です。配布版に1/20・1/10 を追加するカスタマイズ(カスタマイズ例5を参照)をしておくと、家具設計にすぐ着手できます。

A4を「資料に綴じる」前提の運用

A4図面は他の文書と一緒にA4ファイルに綴じる前提で扱います。とじ代20 mm を確保しているのは、穴あけパンチ(用紙端から12 mm 中心)と綴じ金具を考慮した数値 です。提案書ファイル・契約書ファイル・打ち合わせ議事録ファイルなど、文書ファイリングと同居できることがA4の強みです。

PERSCの推奨: 提案書類で「A4図面 + A4書類」を綴じる場合、図面のとじ代側は 左綴じ を標準にしてください。横使いA4でも、文書フォーマットに合わせて 左辺がとじ代 になります(A1〜A2の建築図面と同じ感覚です)。


つまずきポイント・対処 ★PERSC独自

Q: 印刷したら外枠が切れて出てくる

→ お使いのプリンタの 印字可能領域 が、配布版の外枠位置(用紙端から5 mm 内側)より狭い可能性があります。プリンタドライバの設定で「フチなし印刷」を選ぶか、配布テンプレを開いて外枠を 用紙端から10 mm 内側 に再配置してください。再配置の手順は 図面枠の作り方(簡易版) を参照してください。

Q: 縦使いと横使いを途中で切り替えたい

→ Jw_cadの用紙の向きは 印刷ダイアログの「回転」 で切り替えますが、図面枠は配布元のテンプレで決まっているため、向きを切り替えるなら 横用テンプレと縦用テンプレを別ファイルとして扱う のが正解です。同じ物件で横と縦を両方使う場合は、図面ごとにファイルを分けてください。

Q: 表題欄が必要になったが、自分で作る自信がない

→ 配布版にはあえて表題欄を入れていません。表題欄ありが必要なら 図面枠の作り方(表題欄付き版) で表題欄の項目・寸法・配置を1から学ぶか、kantancad等の表題欄入りテンプレを別途入手してください。表題欄の規格は 表題欄の項目と配置ルール も参考になります。

Q: 縮尺を1/100から1/50に変えたら、図面本体が小さくなった

→ Jw_cadは縮尺を変えると 既存の作図要素のmm寸法は変わらず、画面表示倍率が変わる 仕様です。図面本体が想定より小さく見えるのは、縮尺変更後の見え方として正しい挙動です。具体的には、1/100で描いた壁線(実寸6000 mm = 画面上60 mm)を1/50に切り替えると、画面上120 mm 相当に拡大されて見えます。詳しくは 縮尺の設定 を参照してください。

Q: テンプレを開いたら図面枠が見えない

→ FFレイヤの 表示状態 が「非表示」になっている可能性があります。ステータスバーでF-Fレイヤを 左クリック して、表示・編集可能・プロテクトの状態を切り替えてください。プロテクト状態(紫の×)でも表示されていれば枠は見えます。レイヤ状態の見方は レイヤと図面枠 ※準備中 を参照してください。

Q: 用紙枠の点線が画面に出ない

→ メニューバー「設定」→「基本設定」→「一般(1)」タブの「用紙枠を表示する」のチェックを確認してください。チェックOFFなら点線は出ません。配布版はチェックON状態で保存していますが、開く側のJw_cad設定が優先される場合があります。

Q: 配布版のJWWファイルが開けない

→ Jw_cadのバージョンが古すぎる可能性があります。配布版は最新バージョン(Version 10.02.1)で保存されているため、旧版(v6.x / v7.x / v8.25a 等)では一部の保存形式が読めない場合があります。最新版にアップデートしてからお試しください。インストールについては Jw_cadのインストール・起動・終了・アンインストール を参照してください。

Q: A4テンプレで作った図面をA3で印刷したい

→ Jw_cadの印刷ダイアログで「A3」を選び、「用紙にあわせて印刷」または倍率を1.414倍(A4→A3の長辺比)に設定してください。図面枠も含めて1.414倍に拡大印刷されます。ただし線太さも1.414倍になり太く見える点に注意してください。詳しくは 印刷時の倍率と縮尺 を参照してください。


関連項目


まとめ

  • A4図面枠テンプレは 横3本+縦3本(縮尺1/100・1/50・1/30)の計6本セット で配布予定
  • A4の強みは 「提案書に添付しやすい」「家庭プリンタで誰でも刷れる」「資料と一緒に綴じられる」 の3点
  • 配布予定版は 無地(表題欄なし) で、事務所ごとのカスタマイズ前提
  • 図面枠は Gp.F のFFレイヤ+プロテクト に配置予定。公開後は開いた直後から枠が動かない構成
  • 外枠は用紙端から5 mm 内側、左辺とじ代20 mm・他3辺5 mm の実用優先設定
  • 縮尺はGp.0で設定予定、Gp.Fは1/1で固定。図面本体の縮尺を変えても枠の見え方は変わらない
  • 商用利用・改変は可で公開予定。再配布禁止(15-01マスター文言と統一予定)、有償販売はNG
  • A1〜A3版もシリーズで配布予定(並行整備中)。事務所のテンプレ整備のベースとして活用可能
  • 本配布物は実機検証フェーズで整備中。同梱ファイル・README・ライセンス文言は公開前に最終確定します