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レイヤ設定ダイアログ(属性・名称・状態)
このページでできるようになること
Jw_cadの「レイヤ設定」ダイアログを開いて、各レイヤとレイヤグループに名前を付け、表示・非表示・編集可能・書込みの4つの状態を1画面で確認・切り替えできるようになります。あわせて、レイヤ一覧・レイヤグループ一覧ウィンドウのサムネイル表示の出し方、ダイアログから設定できる範囲とできない範囲(プロテクトレイヤはここでは設定できない、等)も整理して理解できます。
背景: Jw_cadはレイヤを「16グループ × 16レイヤ = 最大256レイヤ」の2階層で扱います。「レイヤ設定」ダイアログはこの2階層を1画面で俯瞰して、名前付け・状態確認をするためのコントロールセンターのような位置付けです。日々の書込みレイヤ切替はツールバーで行いますが、図面の最初に「どのレイヤに何を描くか」を決める段階や、もらった図面のレイヤ構成を読み解く段階で、このダイアログが活躍します。
要確認: 本ページは「レイヤ設定ダイアログそのもの」の解説に絞っています。日常的なレイヤ切替操作(ツールバーでの書込みレイヤ変更、表示/非表示の切替、プロテクトレイヤ)の詳細は Ch.6 レイヤ ※準備中 に委譲しています。
ダイアログの起動方法
| 経路 | 操作 |
|---|---|
| メニューバー | 「設定」→「レイヤ」 |
| ステータスバー | 画面右下の「[0-0]」ボタン(書込みレイヤグループ番号-書込みレイヤ番号の表示)を左クリック |
画像準備中 — メニューバー「設定」→「レイヤ」のメニュー位置と、ステータスバー右側の「[0-0]」ボタン位置の2箇所を矢印で示した俯瞰図
Tips: ステータスバーの「[0-0]」ボタンは、現在の書込みレイヤグループ番号と書込みレイヤ番号を表示しています。ここを左クリックするとレイヤ設定ダイアログが開くため、作図中にすばやくレイヤ構成を確認したいときの最短ルートです。
要確認: ステータスバーの該当ボタン表示は「[0-0]」のような形式ですが、書込みレイヤグループ番号・書込みレイヤ番号によって「[3-A]」のように変化します。実機で表示を確認してください。
ダイアログの全体像
「レイヤ設定」ダイアログは、レイヤグループとレイヤを1画面で俯瞰できる構造になっています。最初に全体の見方を押さえてから、各ブロックの操作に進むと迷いません。
| ブロック | 設定対象 | 主な用途 |
|---|---|---|
| レイヤグループタブ(上部、0〜F) | 16のレイヤグループの切替 | どのグループの中身を見るか選ぶ |
| グループの状態・縮尺・グループ名 | 選択中グループの状態と名称 | グループ単位の管理 |
| レイヤ状態(中央、0〜F) | 16のレイヤの状態アイコン | 各レイヤの表示・非表示確認と切替 |
| レイヤ名 | 選択中レイヤの名称 | レイヤ単位の名前付け |
| 全レイヤ編集/全レイヤ非表示/戻る | 一括操作ボタン | 状態を一気に切り替えて元に戻す |
| 表示オプション(チェックボックス類) | 一括非表示の挙動・グループ名表示 | ダイアログの動作カスタマイズ |
| OKボタン | 変更の確定 | ダイアログを閉じて反映 |
画像準備中 — 「レイヤ設定」ダイアログを開いた状態で、上記7ブロックを点線で囲んだ俯瞰図
レイヤグループタブ(0〜F)
ダイアログ上部に並ぶ「0」「1」「2」…「F」の16個のタブが、レイヤグループの切替部分です。
クリック挙動
| 操作 | 効果 |
|---|---|
| 左クリック | 選択中グループを切り替え(中身のレイヤ16枚をダイアログ中央に表示) |
| 右クリック | 選択中グループを切り替え、同時にそのグループを書込みレイヤグループにする |
Tips: ダイアログ内で「他のグループの中身も確認だけしたい」場合は左クリック、「このグループに書き込みたい」場合は右クリックという使い分けです。間違って右クリックすると書込みレイヤグループが変わってしまうので、確認だけのときは左クリックを徹底するのが安全です。
背景: Jw_cadのレイヤ操作ではどこでも「書込指定=右クリック、書込以外を左クリックで『編集可→表示のみ→非表示』の3状態循環」という共通ルールが貫かれています。これはレイヤツールバーやレイヤ一覧ウィンドウでも同じで、慣れると操作が一貫します。詳しくは レイヤ(シート)操作 を参照してください。
グループの状態・縮尺・グループ名
選択中のレイヤグループに関する情報がダイアログ上部にまとまっています。
グループの状態
選択中グループの現在の状態(編集可能/表示のみ/非表示)が表示されます。クリックすると状態が循環します。
| 状態 | 意味 |
|---|---|
| 編集可能 | グループ内のレイヤで編集ができる(書込みレイヤグループはこの状態に強制される) |
| 表示のみ | グループ内のレイヤがグレー表示で編集不可。読取点としては利用可 |
| 非表示 | グループ内のレイヤがすべて非表示になる |
縮尺ボタン
選択中グループの縮尺が表示されます。クリックすると「縮尺・読取・設定」ダイアログが開いて縮尺を変更できます。
背景: Jw_cadはレイヤグループ単位で縮尺を持てる仕組みです。1枚の図面の中に「平面図 1/100」と「詳細図 1/20」を別グループで同居させる、といった運用ができます。詳細は 縮尺設定 ※準備中 を参照してください。
グループ名
選択中グループの名前が表示されます。テキストボックスに直接入力すると、そのグループの名前を変更・新規設定できます。
画像準備中 — グループの状態・縮尺ボタン・グループ名テキストボックスが横並びになっている上部の拡大
レイヤ状態(0〜F の16レイヤ)
ダイアログ中央には、選択中グループの中にある16個のレイヤの状態アイコンが並びます。
クリック挙動
| 操作 | 効果 |
|---|---|
| 左クリック | 状態が「非表示 → 表示のみ → 編集可能」の順に循環 |
| 右クリック | そのレイヤを書込みレイヤに指定 |
注意: すでに書込みレイヤに設定されているレイヤを左クリックしても状態は変化しません。書込みレイヤの状態を変えたい場合は、先に別のレイヤを右クリックして書込みを移してから、元のレイヤを操作します。
レイヤ状態アイコンの見分け方
レイヤの状態は、用紙マークのアイコンで6パターンに分かれて表示されます。
| アイコン状態 | 意味 |
|---|---|
| 用紙マークがカラー+ペンマーク | 書込みレイヤ(編集可能) |
| 用紙マークがカラー | 編集可能レイヤ |
| 用紙マークがモノクロ | 表示のみレイヤ |
| 用紙マークが非表示 | 非表示レイヤ |
| 用紙マークの中に赤い印 | そのレイヤに図形が作図されている |
| 用紙マークの中に印なし | そのレイヤは空(何も描かれていない) |
画像準備中 — 6種類のレイヤ状態アイコン(編集可能/表示のみ/非表示 × 作図あり/作図なし)を並べた一覧図
Tips: 「赤い印」の有無で「このレイヤに何か入っているか」が一目でわかります。もらった図面のレイヤ構成を読み解くときに、まず空のレイヤと使われているレイヤを見分けるのに役立ちます。
レイヤ名
ダイアログには「レイヤ名」のテキストボックスがあり、選択中レイヤの名前が表示されます。テキストボックスに直接入力するとレイヤ名を変更・新規設定できます。
画像準備中 — レイヤ名テキストボックスに「通り芯」と入力中の例
PERSCの推奨: レイヤには必ず名前を付けるのを推奨します。「0」「1」「2」のままだと、どのレイヤに何が入っているか自分でも忘れますし、他人が見て理解できません。最低限「通り芯」「壁」「建具」「寸法」「文字」のように、何が描かれているかが一語でわかる名称を付けます。詳しくは レイヤ命名規則 ※準備中 を参照してください。
Tips: レイヤ名を設定するとステータスバーに表示されるようになり、いま自分がどのレイヤに描いているかが常に見えます。レイヤ違いのまま描き続ける事故を減らすためにも、命名は最初の段階で済ませておくのが安全です。
一括操作ボタン(全レイヤ編集/全レイヤ非表示/戻る)
ダイアログ下部には、選択中グループ内の16レイヤを一括で操作するボタンが並びます。
| ボタン | 効果 |
|---|---|
| 全レイヤ編集 | グループ内のすべてのレイヤを編集可能状態にする |
| 全レイヤ非表示 | グループ内の書込みレイヤ以外をすべて非表示にする |
| 戻る | 「全レイヤ編集」「全レイヤ非表示」のどちらかを実行した後に有効化。直前の状態に戻す |
要確認: ボタン文言は「全レイヤ編集」「全レイヤ非表示」「戻る」と記述しています。実機での正確な文言(「戻る」か「戻す」か)はバージョンによる差異の可能性があるため確認してください。
Tips: 「いまどのレイヤに何が描かれているかを集中して確認したい」ときは、「全レイヤ非表示」で書込みレイヤだけ表示状態にし、書込みレイヤを順に切り替えて中身を1つずつ確認する方法が有効です。確認が終わったら「戻る」で元の表示状態に戻せます。
表示オプション(チェックボックス)
ダイアログ下部にはダイアログ自体の動作を変えるチェックボックスがいくつかあります。
[全レイヤ非表示]を[全レイヤ表示のみ]にする
チェックすると、上記の「全レイヤ非表示」ボタンの動作が「全レイヤを表示のみ状態にする」に変わります。
背景: 「他のレイヤを完全に隠したい」ときは非表示、「他のレイヤを参考に見ながら作業したい(編集はしない)」ときは表示のみ、と用途が分かれます。後者をよく使う事務所はこのチェックをONにしておくと便利です。
レイヤグループ名をステータスバーに表示する
チェックすると、画面下部のステータスバーにレイヤグループ名が表示されるようになります。デフォルトはOFFのため、レイヤ名は表示されてもグループ名が表示されない状態です。
PERSCの推奨: 複数グループを併用する図面(平面図と詳細図を1ファイルで管理する等)ではONを推奨します。「いまどのグループ・どのレイヤに描いているか」が両方ステータスバーで見えると、グループ違いの事故を大きく減らせます。
画像準備中 — 表示オプション部分のチェックボックス2項目を拡大
レイヤ一覧ウィンドウ・レイヤグループ一覧ウィンドウ
「レイヤ設定」ダイアログとは別に、レイヤ/レイヤグループの中身をサムネイルで俯瞰できる一覧ウィンドウがあります。レイヤ設定ダイアログがテキスト中心なのに対し、こちらは図形のプレビューで内容を確認できるのが特徴です。
レイヤ一覧ウィンドウの開き方
- レイヤツールバーで、現在の書込みレイヤボタンを右クリックします
- 16レイヤすべての中身がサムネイルで表示されます
画像準備中 — レイヤ一覧ウィンドウの全16レイヤサムネイル表示
レイヤグループ一覧ウィンドウの開き方
- レイヤグループツールバーで、現在の書込みレイヤグループボタンを右クリックします
- 16グループすべての中身がサムネイルで表示されます
画像準備中 — レイヤグループ一覧ウィンドウの全16グループサムネイル表示
一覧ウィンドウ上での操作
| 操作 | 効果 |
|---|---|
| サムネイル表示数の変更 | ウィンドウ上部の「横×縦」入力欄で表示数を変更 |
| レイヤ/グループ名のクリック | レイヤ名/グループ名設定ダイアログが開いて編集可能 |
| サムネイル領域の左クリック・右クリック | レイヤツールバーと同じく状態切替・書込み指定 |
一覧ウィンドウでの状態表示記号
| 表示 | 意味 |
|---|---|
[ 名称 ](角括弧で囲まれ、濃いグレー) | 書込みレイヤ/書込みレイヤグループ |
[ 名称 ](角括弧で囲まれる) | 編集可能 |
| 名称のみ | 表示のみ |
| 名称が表示されない | 非表示 |
/[ 名称 ] | プロテクトレイヤ(状態変更可) |
×[ 名称 ] | プロテクトレイヤ(状態変更不可) |
Tips: 一覧ウィンドウは「もらった図面のレイヤ構成をざっと把握したい」ときに最も有効です。レイヤ設定ダイアログでは状態とレイヤ名しか見えませんが、一覧ウィンドウなら実際に何が描かれているかまで見えます。
レイヤ設定ダイアログでできないこと
「レイヤ設定」ダイアログは強力ですが、以下の操作はこのダイアログからは行えません。それぞれの操作は別経路で行います。
| やりたいこと | このダイアログでの可否 | 代替経路 |
|---|---|---|
| 書込みレイヤの切替(簡易) | 〇(レイヤ状態アイコンの右クリック) | レイヤツールバー、ステータスバーボタン |
| プロテクトレイヤの設定 | × | レイヤツールバーで Ctrl + 左クリック または Ctrl + Shift + 左クリック |
| シート(レイヤ)の中身プレビュー | × | レイヤ一覧ウィンドウ/レイヤグループ一覧ウィンドウ |
| 図形を別レイヤへ移動 | × | 属性変更コマンド(書込みレイヤに変更) |
| 縮尺の変更 | △(縮尺ボタンから別ダイアログを開いて操作) | 縮尺設定 ※準備中 |
背景: プロテクトレイヤの設定がレイヤ設定ダイアログからできないのはJw_cadの仕様です。プロテクトレイヤの設定・解除は必ずツールバー(レイヤバー/レイヤグループバー)の
Ctrlキー併用クリックで行います。詳しくは プロテクトレイヤ ※準備中 を参照してください。
実務での使い方 ★PERSC独自
建築実務での典型的なレイヤ命名(住宅平面図の例)
PERSC編集部で典型例として紹介する、住宅平面図のレイヤ構成は以下のとおりです。実際の事務所では「最初にこの構成でテンプレ図面を作成し、レイヤ設定ダイアログで名前を付けた状態で保存」しておくと、新規図面はそれをコピーして使い回せます。
| レイヤ番号 | 名前例 | 入れる図形 |
|---|---|---|
| 0 | 通り芯 | X1〜Xn・Y1〜Yn の通り芯(一点鎖線) |
| 1 | 寸法(通り芯) | 通り芯間距離・全長寸法 |
| 2 | 柱 | 通し柱・管柱の柱断面 |
| 3 | 壁 | 外壁・間仕切り壁 |
| 4 | 建具 | 窓・扉・引戸 |
| 5 | 設備 | キッチン・浴室・便器・洗面台 |
| 6 | 室名 | リビング・キッチン・寝室などの文字 |
| 7 | 寸法(建具・室) | 建具寸法・室内寸法 |
| 8 | ハッチング | 床仕上げ・壁ハッチング |
| F | 図面枠 | A3図面枠・表題欄(プロテクト推奨) |
PERSCの推奨: レイヤ0は通り芯、レイヤFは図面枠、というように「0番と最終番(F)に最頻アクセスのものを配置」しておくと、レイヤツールバーでの選択がしやすくなります。実務的には通り芯と図面枠は最も触る頻度が高いので、両端に配置しておくと指の動きが最短になります。詳細な命名規則は レイヤ命名規則 ※準備中 で解説します。
レイヤグループは「縮尺の異なる図」を分ける用途で使う
1枚のJw_cadファイルに「平面図 1/100」「展開図 1/50」「詳細図 1/20」を併存させたい場合、それぞれを別のレイヤグループに振り分けて、グループごとに縮尺を設定します。
| グループ番号 | 名前例 | 縮尺 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 0 | 平面図 | 1/100 | 1階・2階の平面図 |
| 1 | 立面図 | 1/100 | 4面の立面図 |
| 2 | 展開図 | 1/50 | 主要室の展開図 |
| 3 | 詳細図 | 1/20 | 部分詳細図 |
| F | 図面枠 | 1/1 | A3図面枠(実寸) |
Tips: グループ単位で縮尺が独立しているため、「平面図グループでは50mmの線として描いたものが、別グループでは違う縮尺で見える」といった現象が起きます。同じ用紙上の見た目をそろえたい場合は、文字や寸法だけは「図面枠グループ(1/1)」にまとめる運用も有効です。詳細は レイヤグループ縮尺 ※準備中 を参照してください。
グループ名・レイヤ名は「事務所共通」に揃える
レイヤ設定ダイアログで付ける名前は、事務所内で統一ルールを作っておくと、図面の引き継ぎや協業がぐっと楽になります。
- レイヤ番号(0〜F)と名前の対応を事務所標準として固定
- テンプレート図面ファイル(jww)に最初から命名を入れた状態で配布
- 新規プロジェクトはテンプレからコピーで開始
このルールが定着すると、「Aさんが描いた図面をBさんが引き継ぐ」ときに、どのレイヤに何が入っているかを毎回読み解く必要がなくなります。
「全レイヤ非表示」+ 1レイヤずつ表示で図面を読み解く
もらった図面のレイヤ構成を確認したいときの定番操作です。
- レイヤ設定ダイアログを開く
- 確認したいグループを左クリックで選択
- 「全レイヤ非表示」ボタンをクリック → 書込みレイヤ以外がすべて非表示
- 各レイヤを順に右クリックで書込みに指定 → そのレイヤだけが表示される
- 中身を確認したら次のレイヤを右クリックで書込みに指定(順送り)
- 確認が終わったら「戻る」または「全レイヤ編集」で元に戻す
このやり方は、レイヤ命名がされていない図面の構成を読み解くときに特に有効です。
つまずきポイント・対処 ★PERSC独自
Q: レイヤ設定ダイアログを開いたらたくさんあって何を見たらいいかわからない
→ まず上部のグループタブ(0〜F)で確認したいグループを左クリック、次に中央のレイヤ状態アイコンで各レイヤの状態と作図有無を見る、という順番で見ます。「いまどのグループのどのレイヤを書き込んでいるか」は、ペンマーク付き+カラー表示のアイコンで判別できます。
Q: ダイアログでプロテクトレイヤを設定したいが見当たらない
→ 「レイヤ設定」ダイアログではプロテクトレイヤの設定はできません。これはJw_cadの仕様です。プロテクトレイヤの設定はレイヤツールバー(レイヤバー)で Ctrl + 左クリック(状態変更可)または Ctrl + Shift + 左クリック(状態変更不可)で行います。詳しくは プロテクトレイヤ ※準備中 を参照してください。
Q: レイヤ名を入力したのに反映されない
→ テキストボックスに入力後、他の場所をクリックするか、Tabキーで入力欄から抜けると確定します。入力中(カーソルが点滅している状態)はまだ反映されていません。最後に「OK」ボタンを押してダイアログを閉じれば、変更が確定して保存されます。
Q: 「OK」を押す前に「キャンセル」で閉じたら設定が消えた
→ 仕様です。レイヤ設定ダイアログでの変更は「OK」を押すまで暫定状態です。「キャンセル」または「×」で閉じると、ダイアログを開いた時点の状態に戻ります。誤操作防止のための仕様なので、変更後は必ず「OK」を押す習慣を付けます。
Q: ダイアログの「グループの状態」を切り替えたら、中の全レイヤが一斉に変わってしまった
→ 「グループの状態」を変えると、そのグループ内の全レイヤがその状態に従って一斉に切り替わります。グループ単位の状態がレイヤ単位の状態より優先されるためです。グループは表示・レイヤごとに状態を変えたい場合は、グループの状態を「編集可能」に戻してから、各レイヤを個別に切り替えます。
Q: ステータスバーにレイヤグループ名が出ない
→ 「レイヤグループ名をステータスバーに表示する」チェックボックスがOFFになっています。レイヤ設定ダイアログ下部のこのチェックをONにすると、ステータスバーにグループ名が表示されるようになります。
Q: レイヤ状態アイコンの中の赤い印は何を意味する?
→ 「そのレイヤに図形が作図されている」目印です。赤い印がないレイヤは空のレイヤ(何も描かれていない)です。図面のレイヤ構成を確認するとき、赤い印の有無で「使われているレイヤ/空のレイヤ」を一目で見分けられます。
Q: レイヤ設定ダイアログから書込みレイヤを切り替えても効いていないように見える
→ レイヤ設定ダイアログでレイヤ状態アイコンを右クリックすると書込みレイヤに指定できます。アイコンにペンマークが表示されれば書込みレイヤ指定が反映されています。「OK」ボタンを押してダイアログを閉じた後、ステータスバーの表示が新しい書込みレイヤ番号になっていれば成功です。
Q: レイヤ一覧ウィンドウの出し方がわからない
→ レイヤツールバー上で、書込みレイヤボタンを右クリックするとレイヤ一覧ウィンドウが開きます。書込みレイヤ以外のボタンを右クリックすると「そのレイヤを書込みに指定する」動作になるため、注意してください。レイヤグループ一覧ウィンドウも同様に、書込みレイヤグループボタンを右クリックして開きます。
関連項目
- 基本設定の起動と全タブ概要 — 設定全体の俯瞰
- 基本設定 色・画面 タブ — 線色・線幅の設定値
- 基本設定 線種 タブ — 線種パターンの設定
- 軸角設定 — 図面の傾き基準設定
- 縮尺設定 ※準備中 — レイヤグループ毎の縮尺
- 線属性設定 ※準備中 — 書込み線色・線種の指定
- レイヤとは(2階層構造の基礎) — レイヤ概念の入門
- レイヤ(シート)操作 — ツールバーでのレイヤ切替(書込指定=右クリック、状態循環=左クリック)
- レイヤグループ操作 — グループ単位の切替
- レイヤ状態切替 — 書込指定(右クリック)と 3 状態循環(左クリック)の詳細
- プロテクトレイヤ —
Ctrl併用での保護設定 - レイヤグループ縮尺 — グループ別縮尺の運用
- 建築図面のレイヤ分け実践 ※準備中 — 建築実例
- レイヤ命名規則 ※準備中 — 事務所標準の作り方
- 属性変更(書込みレイヤに変更) ※準備中 — 図形の別レイヤへの一括移動
- トラブルシュート: レイヤが切り替わらない ※準備中
まとめ
- 「レイヤ設定」ダイアログはメニュー「設定」→「レイヤ」またはステータスバー「[0-0]」ボタンから開く
- 上部にグループタブ(0〜F)、中央にレイヤ状態アイコン(0〜F)、下部に一括操作ボタンと表示オプションが並ぶ2階層構造
- レイヤ状態は書込以外を左クリックで「編集可能→表示のみ→非表示」を3状態循環、右クリックで書込みに指定(書込レイヤを左クリックすると状態は変わらず図形が選択色で強調表示される)
- 用紙アイコンのカラー/モノクロ/非表示で状態、ペンマークで書込み、赤い印で作図有無を判別
- レイヤ名・グループ名はテキストボックスに直接入力。事務所標準で命名を統一しておくのが運用の決め手
- プロテクトレイヤの設定はこのダイアログでは不可。レイヤツールバーで
Ctrl併用クリックを使う - レイヤ/グループの中身をサムネイルで俯瞰したいときは、ツールバーの書込みボタンを右クリックして一覧ウィンドウを開く