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未検証

トイレ図形集 配布

このページでできるようになること

Jw_cadで住宅平面図やトイレ詳細図、商業施設・公共施設のトイレ平面図を描くときに使う、便器や手洗器のJWS形式図形データ集(公開予定)の概要・使い方を案内します。洋式便器(タンク式・タンクレス・温水洗浄便座一体型)、和式便器、小便器(壁掛け・床置き)、手洗器(独立型・カウンター付・コーナー型)、多目的便房一式、バリアフリー手摺セット、紙巻器・タオル掛けなどの付属品まで、住宅から商業施設まで横断的に使える図形パックを配布予定で、公開後は「図形読込」コマンドで貼り付けるだけで配置できる構成です(公開後にダウンロード可能)。

背景: トイレは住宅でも商業施設でも必ず登場する設備で、図形バリエーションの幅が非常に広い箇所です。住宅向けの洋式便器(タンク式/タンクレス/温水洗浄)から、商業施設の小便器・多目的トイレ、駅・公園で残る和式便器まで、用途と物件種別の組み合わせで必要な図形が変わります。さらに近年はバリアフリー法・高齢者等配慮対策等級の影響で、住宅でも手摺・多目的便房の検討が増えています。毎回「衛生機器メーカーのカタログ寸法を見ながら矩形と円弧で描く」のは時間がかかるうえ、寸法精度にも不安が残ります。図形集として登録しておけば、平面図でも詳細図でも「図形読込→クリック1回で配置」で済むため、設計時間が大きく短縮されます。


ダウンロード

要確認: 本配布物は 実機検証フェーズで整備中 です。配布パック(zip)・同梱ファイル(.jws)・README・ライセンス文言は公開前に確定します。本ページは公開準備段階の「配布物概要・使い方の予告」としてご覧ください。

📦 配布予定パック

  • ファイル名: persc_equipment_toilet_v1.0.0.zip(実機検証時に正式名称確定)
  • 含まれる予定のファイル:
ファイル名種別想定縮尺主な用途
toilet_western_tank_W380.jws洋式便器(タンク式)1/100・1/50住宅・賃貸(最頻出)
toilet_western_tankless_W380.jws洋式便器(タンクレス)1/100・1/50住宅・ホテル・商業施設
toilet_western_washlet_W380.jws洋式便器(温水洗浄一体型)1/100・1/50住宅・ホテル
toilet_western_compact_W360.jws洋式便器(コンパクト)1/100・1/50コンパクト便所・賃貸
toilet_japanese_W420.jws和式便器1/100・1/50公共施設・古い建物の改修
urinal_wall_W370.jws小便器(壁掛け)1/100・1/50商業施設・公共施設
urinal_floor_W380.jws小便器(床置き)1/100・1/50商業施設・公園トイレ
urinal_auto_W370.jws小便器(自動洗浄)1/100・1/50商業施設・駅トイレ
washbasin_compact_W300.jws手洗器(独立・コンパクト)1/100・1/50住宅トイレ内手洗
washbasin_corner_W400.jws手洗器(コーナー型)1/100・1/50住宅トイレ内手洗
washbasin_counter_W500.jws手洗器(カウンター付)1/100・1/50商業施設トイレ・ホテル
multipurpose_room_W2000.jws多目的便房一式1/100・1/50商業施設・公共施設
parts_handrail_L600.jws独立部品: L字型手摺1/30〜1/50バリアフリー詳細図
parts_handrail_I600.jws独立部品: I型手摺(縦)1/30〜1/50バリアフリー詳細図
parts_handrail_flip600.jws独立部品: はね上げ式手摺1/30〜1/50多目的便房・詳細図
parts_paper_holder.jws独立部品: 紙巻器1/30〜1/50詳細図・カスタム配置
parts_towel_bar.jws独立部品: タオル掛け1/30〜1/50詳細図・カスタム配置
parts_dryer.jws独立部品: 温風機(ハンドドライヤー)1/30〜1/50商業施設詳細図
parts_sanitary_box.jws独立部品: サニタリーボックス1/30〜1/50商業施設詳細図
parts_ostomate.jws独立部品: オストメイト用設備1/30〜1/50多目的便房詳細図
parts_baby_seat.jws独立部品: ベビーシート1/30〜1/50多目的便房詳細図
README.txtバージョン情報・利用規約・寸法表

公開時は本セクションにダウンロードリンクを掲載します。

整備計画: 実機検証フェーズで衛生機器メーカー3社(TOTO・LIXIL・パナソニック等)の現行カタログと照合してサイズ展開を確定し、各JWS図形に給水・排水位置マーク、温水洗浄便座のリモコン位置、手摺の取付位置などを書き込んだうえで配布します。本ページは配布開始時にファイル一覧と寸法表を最終確定します。

PERSCの推奨: 初めて使う方は、まず最頻出の toilet_western_tank_W380.jws(洋式便器・タンク式)の1本をダウンロードして「図形読込で平面図に貼り付ける」操作を確認してから、必要なバリエーションを追加していくのが安全です。20本以上のJWSを最初に全部試そうとすると、サイズ感と用途分類が掴めない段階で混乱しやすくなります。


トイレ図形集の概要

トイレ図形7カテゴリの使い分け

住宅・商業施設・公共施設のトイレ図面で登場する設備は、おおむね7カテゴリに集約されます。配布パックはこの7カテゴリをすべてカバーしています。

カテゴリ主な用途配布本数
洋式便器住宅・賃貸・ホテル・商業施設のメイン便器4本
和式便器公共施設・古い建物の改修1本
小便器商業施設・公共施設の男子トイレ3本
手洗器住宅トイレ内手洗・商業施設のカウンター3本
多目的便房商業施設・公共施設のバリアフリートイレ1本(一式)
手摺(独立部品)バリアフリー詳細図3本
付属品(独立部品)紙巻器・タオル掛け・温風機ほか7本

背景: 住宅実務での採用比率はおおむね「洋式タンク式 60%、洋式タンクレス 25%、洋式温水洗浄一体型 10%、コンパクト 5%」程度です(PERSC編集部の住宅実務知見)。商業施設では洋式タンクレスと小便器・多目的便房の組み合わせが定番、公共施設では和式が一定数残っています。バリアフリー法の改正(2021年)以降、商業施設では多目的便房の設置が事実上の標準になっており、配布版でも一式を同梱しました。

衛生器具の標準寸法

配布版では、衛生機器メーカー各社の現行カタログで採用されている標準寸法を採用しています。

種別幅W奥行D高さ(参考)
洋式便器(タンク式)380 mm780 mm750 mm
洋式便器(タンクレス)380 mm680 mm400 mm
洋式便器(温水洗浄一体型)380 mm720 mm470 mm
洋式便器(コンパクト)360 mm650 mm750 mm
和式便器420 mm580 mm250 mm(踏台込み)
小便器(壁掛け)370 mm380 mmFL+580(取付高)
小便器(床置き)380 mm460 mm1000 mm
手洗器(独立・コンパクト)300 mm250 mmFL+800(取付高)
手洗器(コーナー型)400 mm400 mmFL+800
手洗器(カウンター付)500 mm400 mmFL+750

Tips: 平面図で1/100の縮尺だと、便器の便座形状や手洗器の蛇口形状はほぼ判読不能です。配布版の便器・手洗器は 1/100で配置しても見栄えが整う よう線色・線幅を調整してあります。1/30〜1/50 のトイレ詳細図では、独立部品(手摺・紙巻器・タオル掛け)を組み合わせるルートが推奨です。

トイレの便房寸法(参考)

便器単体の寸法に加えて、便房(個室)として必要な内法寸法の参考値です。配布版の便器を配置する際の目安にしてください。

便房種別内法寸法(W×D)想定用途
住宅トイレ(一般)800 × 1200 mm洋式便器単体
住宅トイレ(広め・手洗付)1000 × 1600 mm便器+独立手洗器
商業施設・洋式便房850 × 1500 mm公共向け洋式便器
商業施設・小便器ブース800 × 800 mm小便器(仕切付)
多目的便房(バリアフリー)2000 × 2000 mm車椅子対応・オストメイト等

背景: 住宅トイレの内法は壁芯910モジュールの場合「910×1820(柱芯)→内法800×1690」が一般的です。配布版の洋式便器(D=780)はこの内法に余裕を持って収まります。商業施設の便房はバリアフリー法・建築基準法の関係で内法 850×1500 程度が最低ラインで、車椅子対応の多目的便房は内法 2000×2000 が事実上の標準です。

配布版の設計方針

PERSC配布版のトイレ図形集は、以下の方針で設計しています。

設計方針内容
JWS形式(外部図形)で配布Jw_cadの「図形読込」コマンドで読み込める標準形式。図形ごとに1ファイル
カテゴリ別に網羅洋式4・和式1・小便器3・手洗器3・多目的1・手摺3・付属7の合計22本
給水・排水位置マーク付き給水(壁出し/床出し)・排水(壁排水/床排水)を記号で明示
線色は線色2(黒・実線)標準平面図の意匠線と統一感を持たせる
基準点は便器中心または左下角便器類は中心、手洗器・付属品は左下角で配置基準を統一
1/100でも1/50でも判読可能線幅を中庸に調整、過剰な装飾を避ける
多目的便房は一式配置で提供便器・手摺・オストメイト・ベビーシートを内法 2000×2000 にレイアウト済
付属品も独立部品として提供紙巻器・タオル掛け・温風機などを単体配置可能

配布物の中身(プレビュー)

配布パックのJWS図形21本それぞれのプレビューと推奨用途です。

1. 洋式便器 4種

住宅・商業施設で最頻出の洋式便器を、4種類のバリエーションで提供します。

ファイル種別寸法(W×D)想定シーン
toilet_western_tank_W380.jwsタンク式380×780 mm住宅最頻出(既存住宅・賃貸)
toilet_western_tankless_W380.jwsタンクレス380×680 mm新築住宅・ホテル・商業施設
toilet_western_washlet_W380.jws温水洗浄一体型380×720 mm住宅・ホテル(高機能タイプ)
toilet_western_compact_W360.jwsコンパクト360×650 mmコンパクト便所・賃貸狭小

Tips: 平面図で「タンクの形が違う」程度の違いは、1/100ではほとんど判別できません。提案フェーズでは toilet_western_tank_W380.jws(タンク式・最頻出)を1本入れておけば十分です。実施設計でタンクレスや温水洗浄一体型を採用する場合は、図形を差し替えるだけで対応できます。

2. 和式便器

公共施設・古い建物の改修で残るタイプです。配布版では踏台と水洗ボックスを含めた1セットを同梱しています。

ファイル寸法(W×D)想定シーン
toilet_japanese_W420.jws420×580 mm(便器本体)公共施設・公園トイレ・古い建物の改修

背景: 和式便器は新築物件では使用される機会がほぼなくなりましたが、公共施設・公園トイレ・古い建物のリフォーム既存図では今でも作図需要があります。配布版は「便器本体+踏台+水洗ボックス」を1図形にまとめており、リフォーム提案図で「既存:和式」「提案:洋式」のBefore/After作図にそのまま使えます。

3. 小便器 3種

商業施設・公共施設の男子トイレで使う小便器です。

ファイル種別寸法(W×D)想定シーン
urinal_wall_W370.jws壁掛け式370×380 mm商業施設一般・オフィス
urinal_floor_W380.jws床置き式380×460 mm公園トイレ・古い施設
urinal_auto_W370.jws自動洗浄式(壁掛け)370×380 mm駅・空港・大型商業施設

PERSCの推奨: 商業施設の男子トイレでは 壁掛け式 が現在の主流で、配布版の urinal_wall_W370.jws がベースとして使えます。自動洗浄式は壁掛け式と外観上はほぼ同じですが、給水方式・センサー位置のマークが異なるため、施工図段階で urinal_auto_W370.jws に差し替える運用が現実的です。床置き式は新規物件ではほぼ採用されませんが、改修案件向けに同梱しています。

4. 手洗器 3種

住宅トイレ内・商業施設のトイレで使う手洗器です。

ファイル種別寸法(W×D)想定シーン
washbasin_compact_W300.jws独立・コンパクト300×250 mm住宅トイレ内の独立手洗
washbasin_corner_W400.jwsコーナー型400×400 mm住宅トイレ内コーナー設置
washbasin_counter_W500.jwsカウンター付500×400 mm商業施設・ホテル・カウンター手洗

Tips: 住宅トイレの「便器+手洗器」レイアウトでは、便器の対角コーナーに手洗器を置くのが定番です。便房内法 1000×1600 程度の広めのトイレなら、コーナー型 W=400 が収まりやすく、内法 800×1200 のコンパクトなトイレなら独立コンパクト W=300 を選択するのが現実的です。

5. 多目的便房(一式)

バリアフリー法対応の多目的トイレを、内法 2000×2000 mm の便房に必要な設備一式を配置した状態で提供します。

ファイル内法寸法含まれる設備
multipurpose_room_W2000.jws2000×2000 mm洋式便器・L字型手摺・はね上げ式手摺・オストメイト・ベビーシート・手洗器カウンター

PERSCの推奨: 多目的便房は内法 2000×2000 mm が車椅子の回転スペースを確保できる事実上の標準寸法です。配布版は便器を奥側中心、L字手摺を便器右側、はね上げ式手摺を便器左側、オストメイト設備を入口右側、ベビーシートを入口左側、手洗器カウンターを入口側壁面に配置しています。実物件で配置を変えたい場合は、貼り付け後に各設備を「移動」コマンドで微調整してください。

背景: バリアフリー法(高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律)では、不特定多数が利用する建築物に多目的便房の設置を求めています。便房寸法は内法 2000×2000 mm 程度、便器周辺の手摺・オストメイト・ベビーシートの装備は施設用途で異なります。配布版は商業施設・公共施設の標準ケースに合わせた一式構成です。

6. 手摺(独立部品)3種

バリアフリー詳細図で組み合わせて使う手摺の独立部品です。

ファイル種別寸法想定シーン
parts_handrail_L600.jwsL字型手摺600×600 mm便器横(縦+横の組み合わせ)
parts_handrail_I600.jwsI型手摺(縦)L=600 mm便器横の縦手摺
parts_handrail_flip600.jwsはね上げ式手摺L=600 mm多目的便房・車椅子対応

Tips: 手摺は取付高さ FL+700〜750 mm が標準です(バリアフリー法のガイドライン)。平面図では高さは見えないので位置だけ示し、断面詳細図で取付高さを記入する運用です。手摺の独立部品は便器横の壁・多目的便房の側面・浴室との兼用などに使えます。

7. 付属品(独立部品)7種

詳細図(1/30〜1/50)でトイレの納まりを描く際に組み合わせて使う、紙巻器・タオル掛け・温風機などの独立部品です。

ファイル部品寸法
parts_paper_holder.jws紙巻器(1連)W170×D80 mm
parts_towel_bar.jwsタオル掛けW300×D60 mm
parts_dryer.jws温風機(ハンドドライヤー)W300×D200 mm
parts_sanitary_box.jwsサニタリーボックスW200×D150 mm
parts_ostomate.jwsオストメイト用設備W500×D400 mm
parts_baby_seat.jwsベビーシート(折畳式)W500×D300 mm

PERSCの推奨: 独立部品は 詳細図(1/30〜1/50) での使用を想定しています。1/100の住宅平面図では、紙巻器・タオル掛けの作図は省略するのが一般的です。1/30 のトイレ展開図やバリアフリー詳細図で「便器・手摺・付属品の位置関係」を示す場合に、独立部品を組み合わせる運用です。


使い方

背景: 以下の手順は配布物公開後の使い方を想定した予告です。配布パックは実機検証フェーズで整備中のため、現時点ではダウンロードリンクは未提供です。

使い方サマリー(全7ステップ)

#操作所要
1zipファイルをダウンロード30秒
2テンプレフォルダ(図形フォルダ)に解凍1分
3Jw_cadを起動して平面図JWWを開く30秒
4「その他」→「図形」で図形読込ダイアログを開く数秒
5トイレ図形集フォルダから目的のJWSをダブルクリック数秒
6平面図上で配置位置を左クリック(または右クリックで点読取り)数秒
7必要に応じて鏡像反転・回転・サイズ調整30秒〜1分

合計の初回セットアップ: 3分以内 で図形集が使える状態になり、1個の貼り付けは数秒で完了します。

手順1: zipファイルをダウンロード

PERSC編集部の配布ページから persc_equipment_toilet_v1.0.0.zip をダウンロードします。ブラウザの保存ダイアログで「保存」をクリックすると、デフォルトでは「ダウンロード」フォルダに保存されます。

要確認: 配布ページのURL・ダウンロードボタンの位置は配布開始時にこの記事へ追記します。

手順2: 図形フォルダに解凍

ダウンロードした persc_equipment_toilet_v1.0.0.zip右クリック → 「すべて展開」 で解凍します。展開先はJw_cadの図形専用フォルダが推奨です。

C:\JWW\figures\persc_toilet\
  ├ 洋式\
  │  ├ toilet_western_tank_W380.jws
  │  ├ toilet_western_tankless_W380.jws
  │  ├ toilet_western_washlet_W380.jws
  │  └ toilet_western_compact_W360.jws
  ├ 和式\
  │  └ toilet_japanese_W420.jws
  ├ 小便器\
  │  ├ urinal_wall_W370.jws
  │  ├ urinal_floor_W380.jws
  │  └ urinal_auto_W370.jws
  ├ 手洗器\
  │  ├ washbasin_compact_W300.jws
  │  ├ washbasin_corner_W400.jws
  │  └ washbasin_counter_W500.jws
  ├ 多目的\
  │  └ multipurpose_room_W2000.jws
  ├ 手摺\
  │  ├ parts_handrail_L600.jws
  │  ├ parts_handrail_I600.jws
  │  └ parts_handrail_flip600.jws
  ├ 付属\
  │  ├ parts_paper_holder.jws
  │  ├ parts_towel_bar.jws
  │  ├ parts_dryer.jws
  │  ├ parts_sanitary_box.jws
  │  ├ parts_ostomate.jws
  │  └ parts_baby_seat.jws
  └ README.txt

Tips: Jw_cadには標準で「図形」フォルダが設定されており、「基本設定」→「一般(2)」タブの「図形ファイル」欄でパスを確認できます。標準のフォルダの直下、または別のお好みのパスに persc_toilet フォルダを置けば、図形読込ダイアログから素早くアクセスできます。図形フォルダの初期設定は 図形フォルダのパス設定 ※準備中 を参照してください。

手順3: Jw_cadを起動して平面図JWWを開く

平面図のJWWファイル(または白紙の新規ファイル)をJw_cadで開きます。書込みレイヤを「衛生器具」「キッチン・浴室」など適切なレイヤに切り替えてください。

図面種別推奨レイヤ
住宅平面図(意匠図)衛生器具レイヤ または キッチン・浴室レイヤ
トイレ詳細図設備本体レイヤ
リフォーム既存図既存設備レイヤ
商業施設・公共施設の平面図衛生器具レイヤ または 設備本体レイヤ

レイヤ運用の全体像は 建築図面のレイヤ分け実践 を参照してください。設備図向けレイヤテンプレを使う場合は 設備図向けレイヤテンプレ配布 のGp.2「設備_衛生」のレイヤ5「衛生器具」が推奨配置です。

手順4: 「図形」コマンドで図形読込ダイアログを開く

メニューバー「その他(A)」→「図形(Z)」をクリック、またはツールバー「その他(1)」の「図形」アイコンをクリックします。図形ファイル選択ダイアログが開きます。

起動方法操作
メニューバー「その他(A)」→「図形(Z)」
ツールバー「その他(1)」ツールバーの「図形」アイコン
ショートカットZ(カスタマイズ可)

図形読込コマンドの基本操作は 図形読込 を参照してください。

手順5: トイレ図形集フォルダから目的のJWSをダブルクリック

図形ファイル選択ダイアログで persc_toilet フォルダに移動し、カテゴリ別の階層(洋式/和式/小便器/手洗器/多目的/手摺/付属)から目的のJWSファイルを ダブルクリック で選択します。

例: 住宅トイレに洋式便器(タンク式)を貼り付けたい場合

  1. persc_toilet\ フォルダに入る
  2. 洋式\ フォルダに入る
  3. toilet_western_tank_W380.jws をダブルクリック

選択後、コントロールバーに「書込レイヤに作図」と表示され、マウスポインタに便器のプレビュー(仮配置)が表示されます。

手順6: 平面図上で配置位置を左クリック

平面図の 便器を置きたい位置 にマウスポインタを移動し、左クリック で配置確定します。便器類の基準点は 便器の中心 になっているため、便房の中心線または奥壁の中心に合わせると配置しやすくなります。手洗器・付属品の基準点は左下角です。

クリック種別動作
左クリックフリーポジションで配置(マウス位置で確定)
右クリック既存図形の点読取りで配置(壁の交点等にスナップ)

PERSCの推奨: 便器配置では 右クリックで点読取り を使うのが正確です。「奥壁から○○mm離す」が決まっている場合は、先に補助線を引いてから補助線の交点で右クリックすると、寸法通りに配置できます。点読取りの基本は 点・線端点の読取り を参照。

手順7: 必要に応じて鏡像反転・回転・サイズ調整

配置後の図形は通常の図形要素として編集できます。便器の向きを変えたい場合は回転コマンド、便房の左右レイアウトに合わせて反転したい場合は鏡像反転コマンドを使います。

編集コマンド用途
鏡像反転「反転」手洗器の配置を左↔右に切り替える
90度回転「移動」→「回転」または基点指定回転便器の向きを90度回転
180度回転「移動」→「回転180°」便器の向きを反対側に
個別調整「移動」「消去」タンクや便座だけ移動・付属品の位置調整

注意: 配布版の便器・手洗器は 基準寸法ベース で作図しています。設計上の寸法精度を保つため、サイズを変更したい場合は 別の寸法バリエーション を貼り付け直すのが原則です。やむを得ず微調整する場合は、給水・排水位置のマークがずれないよう注意してください。


カスタマイズ方法

便器の向きを変える(90度回転・180度回転)

便房内のレイアウトに応じて、便器の向きを変えたい場合の手順です。

  1. 配置済みの便器図形を 「範囲」 コマンドで全体選択
  2. メニューバー「編集」→「移動」または「回転」を選択
  3. 回転角度(90°/180°/270°)を指定
  4. 回転基点を便器中心または壁の隅に指定して左クリック確定

Tips: 便房の入口側に便器を向ける配置(入口正面)と、側壁向きに便器を向ける配置(側壁正面)で、内法スペースの使い方が変わります。住宅の標準的な便房(800×1200)では入口正面が定番ですが、ホテル・ワンルームの細長い便房(600×1500)では側壁向きにすることで使いやすさが向上します。

手洗器の左右配置を変更する

配布版は手洗器の蛇口・排水位置を コーナー型は右奥、独立型は中央 で作図しています。逆向きが必要な場合の手順です。

  1. 配置済みの手洗器を 「範囲」 で全体選択
  2. メニューバー「編集」→「反転」を選択
  3. 反転軸(垂直軸)を指定
  4. 反転後の位置で左クリック確定

PERSCの推奨: 手洗器を「左コーナー」で頻繁に使う事務所では、配布版を反転した状態で 別名のJWSとして再保存 しておくと便利です。例: washbasin_corner_W400_L.jws のように _L サフィックスを付けて、左右両方を即時呼び出せる状態にしておきます。図形登録の手順は 図形登録 を参照。

タンク式↔タンクレス↔温水洗浄一体型 を切り替える

設計フェーズで便器仕様を変更する場合の手順です。

  1. 配置済みの便器を範囲選択して 削除
  2. 同じ位置に新しい仕様の便器JWS(タンクレス/温水洗浄一体型/コンパクト)を「図形読込」で貼り付け
  3. 寸法(D=780→680→720→650)の差を確認し、奥壁との隙間を調整
  4. リモコン位置・給水位置の文字注記を必要に応じて更新

PERSCの推奨: 提案フェーズではタンク式(W380×D780)で配置しておき、施主のグレード選定後に該当JWSへ差し替える運用が現実的です。タンクレスはタンク式より D が 100mm 短いため、奥壁スペースに余裕が生まれます。便房内の手洗器配置のしやすさが変わるため、施主提案時の差別化ポイントになります。

多目的便房の設備配置を変更する

配布版の多目的便房は標準レイアウトで配置済みですが、施設用途により設備の追加・削除が必要な場合の手順です。

標準レイアウト要素配置変更例
洋式便器(中心)奥壁中央位置固定
L字型手摺便器右側便器左側に移動・両側に追加
はね上げ式手摺便器左側反対側に移動
オストメイト入口右側削除(施設で不要な場合)
ベビーシート入口左側削除・位置変更
手洗器カウンター入口側壁面削除・拡大
  1. 多目的便房一式を貼り付け
  2. 不要な設備を範囲選択して 削除
  3. 移動が必要な設備は「移動」コマンドで再配置
  4. 追加が必要な設備は独立部品(手摺・付属品)から「図形読込」で配置

給排水位置マークの追加・移動

配布版には 給水・排水・換気扇 の位置マーク(小さな円マークと記号)が標準で含まれていますが、施工図向けに位置を微調整したい場合の手順です。

マーク記号デザイン
給水(壁出し)円+「給水」文字 / 線色1(水色)
給水(床出し)円+「給水床」文字 / 線色1(水色)
排水(壁排水)円+「壁排水」文字 / 線色8(赤系)
排水(床排水)円+「床排水」文字 / 線色8(赤系)
換気扇円+「換」文字 / 線色6(紫系)
  1. 便器図形を貼り付け
  2. 該当マークを範囲選択
  3. 移動」コマンドで微調整位置に移動
  4. 必要に応じて文字注記を追加

設備配管図と組み合わせる場合は 設備図向けレイヤテンプレ配布 のレイヤ運用に従ってください。

線色を事務所標準に合わせる

配布版は線色2(黒・実線)で作図しています。事務所標準が線色4(緑系)など別の色の場合は、属性変更コマンドで一括変更できます。

  1. 貼り付けた便器・手洗器図形を「範囲」で全選択
  2. メニューバー「編集」→「属性変更
  3. 線色・線種を事務所標準に変更
  4. 必要に応じて事務所版として再登録(図形登録 で別名保存)

詳しくは 属性変更 ※準備中 と 図形登録 を参照してください。

事務所オリジナルバリエーションの作成

配布版を叩き台にして、事務所オリジナルのトイレ図形を整備するのもおすすめです。

派生バリエーション例作り方
採用住設メーカー版配布版の便器寸法をメーカー実寸(TOTO・LIXIL等)に微調整して別名保存
床掃除しやすい便器配布版を叩き台に、便器底面の凹凸表現を簡略化
介護対応便器洋式便器に L字手摺+紙巻器+呼び鈴を組み合わせて1図形化
簡易トイレブース便器+仕切壁を1図形にまとめて商業施設用に

事務所オリジナルバージョンとして整備したJWSは、持続可能なファイル名(例: toilet_office_care_W380.jws)で別名保存しておきましょう。


ライセンス・利用規約

要確認: 公開時のライセンス文言は最終確定前です。商用可・改変可・再配布不可の方針は維持予定ですが、細部は実機検証フェーズで確定します。

PERSC が配布予定のトイレ図形集は、Ch.15 共通ライセンス方針に従って利用できる方針です。

利用可・不可の概要

項目可否
個人での作図・自宅でのCAD学習OK
設計事務所・工務店での商用利用OK
学校・職業訓練校での教材利用OK
改造して自社仕様にして社内利用OK
改造して納品図面に使用OK
配布物そのものを第三者へ再配布NG
配布物を自社サイトで配布NG
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詳細・最新方針は 配布物カタログTOP(PERSC素材ライブラリの使い方) のライセンス共通方針セクションを参照してください。

免責事項

  • 配布物は 「現状有姿」 で提供されます。動作不具合・互換性問題が発生してもPERSC編集部は責任を負いません
  • 配布物の寸法・線色・線幅は JIS製図通則および建築実務での慣習値 に基づいていますが、特定の規格・規則・確認申請要件への完全準拠を保証するものではありません
  • 確認申請・実施設計の最終図面では、所属事務所の図面規格・行政庁の指導に合わせて調整することをおすすめします

トイレ図形集固有の免責補足

  • 配布版の寸法は 衛生機器メーカー各社の現行カタログ標準値 に基づいていますが、特定メーカー・特定機種の正確な寸法を保証するものではありません。実物を発注する前に、必ずメーカーカタログ・施工要領書で寸法を確認してください
  • バリアフリー法・建築基準法・条例による寸法基準は地域・施設用途で変動します。配布版の多目的便房・手摺寸法はあくまで一般的な参考値であり、確認申請時には所轄行政庁の指導要綱・条例を確認してください
  • 実施設計の最終図面では、施主が選定した実機メーカー(TOTO・LIXIL・パナソニック等)のCADデータと差し替えることをおすすめします

実務での使い方 ★PERSC独自

トイレ図形集は、住宅・商業施設・公共施設の実務で次の5パターンの主要用途に対応します。それぞれの使い分けポイントを整理します。

パターン1: 戸建住宅・賃貸マンションの平面図(1/100)

戸建住宅の各階平面図やマンション住戸プラン(1/100)でトイレに便器を配置する、最も標準的な使い方です。

項目
用紙A1 〜 A3(A2が住宅実務の主流)
縮尺1/100
推奨ファイルtoilet_western_tank_W380.jws(最頻出)
レイヤ配置衛生器具レイヤ または キッチン・浴室レイヤ
配置時間図形読込で数秒

配置の流れ

  1. 平面図でトイレの壁・建具を作図済みの状態にする
  2. 便器の設置位置(奥壁中央が定番)を決定
  3. 配布版から仕様に合うJWSを選択して図形読込
  4. 奥壁中心で右クリック点読取りで配置
  5. 便房内に手洗器を入れる場合は、便器の対角コーナーに washbasin_corner_W400.jws を配置

PERSCの推奨: 1/100の住宅平面図では、便器・手洗器の本体図形をそのまま使うのが最も効率的です。便座の形状や蛇口の細部は1/100では判読できないため、メーカーCADと差し替える必要はありません。提案・打ち合わせ・確認申請の図面はすべてこのレベルで足ります。

パターン2: トイレ詳細図・展開図(1/30〜1/50)

施工図・納まり図として、トイレの詳細を1/30〜1/50で描く用途です。

項目
用紙A2 または A3
縮尺1/30 または 1/50
推奨ファイル便器本体+独立部品(紙巻器・タオル掛け・温風機)の組み合わせ
レイヤ配置設備本体レイヤ+寸法レイヤ+文字レイヤを別管理

詳細図の作図ステップ

  1. トイレの内法寸法(W×D)を「矩形」コマンドで描く
  2. 便器本体(toilet_western_tank_W380.jws など)を「図形読込」で配置
  3. 独立部品から紙巻器・タオル掛け・温風機を配置
  4. 給水位置・排水位置・換気扇位置を施工図記号で表示
  5. 仕上げ(床材・壁材・腰壁)を文字注記で追記

PERSCの推奨: 1/30の詳細図では「トイレ全体」を1図形として貼り付けるのではなく、 便器・手洗器・付属品を独立部品で配置 したほうが、寸法線・文字注記との重なりを避けやすくなります。配布版の付属品7種はこの用途に最適化されています。

パターン3: 商業施設・オフィスのトイレ平面図

商業施設・オフィスの男女別トイレを設計する用途です。

項目
用紙A2 または A3
縮尺1/100 または 1/50
推奨ファイルtoilet_western_tankless_W380.jwsurinal_wall_W370.jwsmultipurpose_room_W2000.jws
配置男子=洋式便器ブース+小便器ブース、女子=洋式便器ブース×複数、共用=多目的便房

商業施設トイレ特有のポイント

  • 男子トイレ: 洋式便器ブース2〜3室+小便器2〜4台が一般的構成
  • 女子トイレ: 洋式便器ブース3〜5室、化粧コーナー(カウンター手洗器)を併設
  • 多目的便房: バリアフリー法対応で1物件に最低1か所必須
  • 便器ブースの内法は 850×1500 が標準、車椅子対応は 2000×2000
  • 商業施設では タンクレス式 が清掃性の観点で主流

Tips: 商業施設トイレの設計では、便器・小便器・手洗器・多目的便房を 個別の便房ブース矩形と組み合わせて配置 します。配布版の便器を1台貼り付けてからブース壁を後で囲う運用と、ブース壁を先に作図してから便器を配置する運用の両方があります。PERSC編集部の経験では、ブース壁を先に作図したほうが、便器の中心揃えがしやすく後工程での手戻りが少なくなります。

パターン4: バリアフリー詳細図(多目的便房・住宅の介護対応)

バリアフリー法対応の多目的便房や、住宅で介護対応のトイレを設計する用途です。

項目
用紙A2 または A3
縮尺1/30 または 1/50
推奨ファイルmultipurpose_room_W2000.jws + 手摺独立部品3種
表現平面図+便器周りの寸法+手摺取付高さの注記

バリアフリー詳細図の流れ

  1. 配布版の多目的便房一式を貼り付け
  2. 便器中心からの寸法(手摺位置・オストメイト位置・ベビーシート位置)を寸法線で記入
  3. 手摺の取付高さ(FL+700〜750)を文字注記で表示
  4. 出入口の有効幅(800mm以上)と便房内回転半径(φ1500以上)を確認・記入
  5. 緊急呼び出しボタン・センサーの位置を別記号で追加

PERSCの推奨: 多目的便房の確認申請図では、行政庁の指導要綱(バリアフリー条例)を確認してから配布版を使ってください。地域により便房寸法の最低基準(2000×2000・1800×1800・2400×2400 など)が異なります。手摺の取付位置・取付高さも条例で規定されている場合があり、配布版の寸法はあくまで一般的な参考値です。

パターン5: リフォーム・リノベーション提案(既存/提案を並列で表示)

既存トイレを新しいトイレに変えるリフォーム提案図です。

項目
用紙A3 横使い(左右に既存・提案を並列)
縮尺1/50 または 1/100
推奨ファイル既存と提案で異なるJWSを使い分け
表現既存=破線・グレー、提案=実線・カラー

リフォーム提案の流れ

  1. 既存便器(撤去予定)を配布版から選んで貼り付け(例: 和式 → toilet_japanese_W420.jws
  2. 既存側の図形を範囲選択して 線種を破線に変更、または線色をグレーに変更
  3. 提案便器(新設)を配布版から選んで貼り付け(例: 洋式タンクレス → toilet_western_tankless_W380.jws
  4. 提案側は実線・カラーで強調
  5. 既存と提案の差分を矢印・吹き出しで説明

PERSCの推奨: リフォーム提案では「和式→洋式」「タンク式→タンクレス」「便器のみ→便器+手洗器」のような 大きな変化 を視覚的に示すと施主の納得が得られやすくなります。配布版の和式・洋式・温水洗浄一体型を 同じ平面図上に2セット並列配置 して、Before/After を1枚で表現するのが定番です。

トイレ以外の設備図形との組み合わせ

トイレ図形は、キッチン・浴室・衛生器具・電気設備の各図形集と組み合わせて住宅平面図一式を構成します。

設備配布記事トイレとの関係
キッチンequipment-kitchenLDK隣接の水回り全体
浴室equipment-bathroom ※準備中トイレと隣接配置・洗面所と一体
衛生器具(洗面・洗濯)equipment-sanitary ※準備中洗面所と一体配置
電気設備(コンセント・換気扇)equipment-electrical ※準備中トイレ換気扇・温水洗浄便座コンセント
家具(収納等)furniture-collection ※準備中トイレ収納(ペーパーストック等)

これらと組み合わせることで、住宅平面図のサニタリーエリア全体が短時間で配置できます。

平面図ワークフローとの関係

トイレ図形集は、平面図作成全体のワークフローでは「仕上げフェーズ(設備配置)」で使います。

フェーズ内容トイレ図形集の使用
1. 通り芯・寸法計画通り芯を引き、モジュール寸法を確定
2. 柱・壁・建具構造体と開口部を作図
3. 設備配置キッチン・浴室・トイレ・洗面を配置★ ここで配布版を活用
4. 寸法・文字注記寸法線・室名・面積表
5. 仕上げ・チェック線種・線色・印刷チェック

平面図作成全体の流れは 平面図作成ワークフロー を参照してください。


つまずきポイント・対処 ★PERSC独自

Q: 図形読込でJWSファイルを開いたら、画面上に便器が表示されない

→ 縮尺の不整合の可能性があります。書込みグループの縮尺と、貼り付けようとしている平面図の縮尺が大きく異なると、画面上で「点」のように小さく表示されてしまいます。

確認項目確認方法
平面図JWWの書込みグループ縮尺ステータスバーの縮尺表示
想定縮尺1/100(住宅平面図)または 1/30〜1/50(詳細図)
図形ファイル側の縮尺JWSは縮尺非依存。書込みグループの縮尺で表示される

書込みグループを 1/100 に設定してから図形読込を試してください。「全体表示」(Home キー)で全体を見渡すと、貼り付けた図形が見えるかも確認できます。

Q: 便器が意図したサイズより大きく(または小さく)配置された

→ 書込みレイヤグループの 縮尺設定 が想定と異なる可能性があります。例えば書込みグループが1/50なのに平面図の他の要素が1/100で描かれていると、貼り付けた便器だけ2倍の大きさで表示されます。

  1. ステータスバーの縮尺表示を確認
  2. 平面図全体の縮尺と書込みグループの縮尺を 一致 させる
  3. それでも合わない場合は「パラメトリック変形」で全体を倍率変更

縮尺管理の基本は 縮尺の設定 ※準備中 を参照。

Q: 便器の向きが想定と逆(入口を向いてしまう)

→ 配布版の便器は 便座が手前向き(入口側) で作図しています。便座を奥壁向きにしたい場合は、配置済み図形を範囲選択して 「移動」→「回転180°」 で反転させてください。便房内のレイアウトに応じて90度・270度回転も可能です。

Q: 手洗器の蛇口位置を逆にしたい

→ 「カスタマイズ方法」の「手洗器の左右配置を変更する」を参照してください。配置済み図形を範囲選択して 「反転」コマンド で鏡像反転すれば、蛇口・排水位置が左右入れ替わります。

Q: 多目的便房の便器位置を変えたい

→ 配布版の多目的便房は便器を奥壁中央に配置していますが、入口位置や物件の制約で位置を変えたい場合があります。「カスタマイズ方法」の「多目的便房の設備配置を変更する」を参照してください。便器・手摺・オストメイト・ベビーシートを個別に範囲選択して 「移動」コマンド で再配置できます。

Q: 和式便器を残しつつ洋式便器に併設したい(公共施設の改修)

→ 公共施設では「和式 + 洋式」の併設が指定される場合があります。配布版から toilet_japanese_W420.jwstoilet_western_tank_W380.jws を別ブースに配置し、ブース間に仕切壁(W=100程度)を作図してください。和式は便器D=580+踏台で総奥行が深くなるため、ブース内法も洋式より長め(1800以上)が必要です。

Q: 小便器の自動洗浄式と通常壁掛け式の見分けがつかない

→ 配布版の自動洗浄式 urinal_auto_W370.jws は、通常の壁掛け式と外観上はほぼ同じですが、上部にセンサーマーク(小さな円+「S」記号)が付いています。1/100の平面図ではほぼ判別できないため、施工図段階で文字注記「自動洗浄式」を併記する運用が現実的です。

Q: 給排水位置マークが平面図に出ない(または濃すぎる)

→ 配布版のマーク類は 線色1(給水・水色)/線色8(排水・赤系)/線色6(換気扇・紫系) で作図しています。事務所の標準と異なる場合は、貼り付け後に該当マークだけ範囲選択して「属性変更」で線色を変更してください。

平面図でマーク類を表示したくない場合は、マーク類を 別レイヤ に配置し直して、印刷時に該当レイヤを非表示にする運用が定番です。レイヤ運用の応用は レイヤ状態切替 を参照。

Q: 配布版を貼り付けたら、線色が事務所の標準と違っていた

→ 配布版の便器・手洗器本体は 線色2(黒・実線) で作図しています。事務所標準が線色4(緑系)など別の色の場合は、属性変更コマンドで一括変更できます。「カスタマイズ方法」の「線色を事務所標準に合わせる」を参照してください。

Q: 図形フォルダの場所がわからない/変えたい

→ Jw_cadの図形フォルダは「基本設定」→「一般(2)」タブの「図形ファイル」欄で確認・変更できます。デフォルトは C:\jww\ 直下のフォルダが指定されていることが多く、ここに persc_toilet フォルダを置くと図形読込ダイアログから素早くアクセスできます。詳しくは 図形フォルダのパス設定 ※準備中 を参照。

Q: ダウンロードしたJWSが他のJw_cadバージョンで開けない

→ 配布版は Jw_cad v8.x 系 で作成しています。v7.x など古いバージョンでは正しく読み込めない場合があります。古いバージョンを使い続ける必要がある場合は、 Jw_cadのインストール を参照して最新版へのアップデートを検討してください。

Q: 多目的便房の手摺の取付高さを図面に表示したい

→ 平面図では手摺の取付高さは表現されません。手摺の取付高さ(FL+700〜750mm)を表示する場合は、別途 断面詳細図 を作図し、手摺位置に高さ寸法を記入する運用です。配布版の手摺独立部品(parts_handrail_*.jws)は平面図の位置表現のみが対象で、断面方向の高さは含まれません。バリアフリー法・条例で要求される取付高さの記述は、文字注記または別図で対応してください。

Q: メーカー(TOTO・LIXIL等)のCADデータをそのまま使ったほうが良いのでは?

→ 実施設計フェーズでは メーカー公式CADデータ との差し替えがおすすめです。配布版は「企画・基本設計・提案・打ち合わせ」フェーズで「とりあえず正しいサイズ感の便器を配置する」用途に最適化されています。最終図面ではメーカーCADデータを使ってください。メーカーCADの活用は メーカー提供CADデータの活用 ※準備中 を参照。

Q: バリアフリー条例の寸法が配布版と異なる

→ 多目的便房の便房寸法・手摺取付位置・出入口有効幅は、地域条例で異なる場合があります。配布版は 2000×2000・手摺FL+700〜750・出入口800mm以上 という一般的な参考値で作図していますが、実物件では所轄行政庁の指導要綱・条例を確認してください。条例に応じて多目的便房を範囲選択して「パラメトリック変形」でサイズ変更するか、空便房に独立部品を組み合わせて再構成する運用です。

Q: 配布版を解凍したら日本語フォルダ名が文字化けした

→ 配布版のフォルダ名は「洋式」「和式」「小便器」「手洗器」「多目的」「手摺」「付属」と日本語ですが、Windows標準の解凍機能(エクスプローラ→「すべて展開」)では文字化けしません。万一文字化けが起きた場合は、 7-Zip などの解凍ソフトを使うと回避できます。配布版のJWSファイル名自体は半角英数字とアンダースコアで構成しているため、ファイル名の文字化けリスクはありません。

Q: 配布版を別の事務所と共有したい

→ ライセンスで「再配布禁止」としていますので、別事務所と直接共有することはできません。代わりに、別事務所のメンバーに PERSC JOURNALのこの配布ページのURL を共有してください。ダウンロードは個別に行ってもらう運用です。事務所内(同じ事業所のメンバー間)での共有は問題ありません。

Q: 配布版のトイレ図形に表示されない部品を追加したい(例: 介護用呼び鈴)

→ 配布版には介護用呼び鈴・センサー・ペーパーホルダーカウンターなど一部の細かい部品は含まれていません。これらは別の図形集または独立部品として個別に作図・登録する想定です。一般的な作図は 作図コマンド一覧 ※準備中 を参考に、矩形と円で表現できます。電気設備記号については 電気設備記号集 配布 ※準備中 で別途配布予定です。


関連項目


まとめ

  • トイレ図形集は 洋式便器4種・和式便器1種・小便器3種・手洗器3種・多目的便房1式・手摺3種・付属品7種 の合計21本のJWS図形と README で構成
  • 住宅実務での最頻出は 洋式タンク式 W=380×D=780。この1本だけでも住宅平面図の6割をカバー可能
  • 商業施設・公共施設では 洋式タンクレス+小便器壁掛け+多目的便房一式 の3種で標準的なトイレ平面図が組める
  • 使い方は ダウンロード → 図形フォルダに解凍 → 平面図を開く → 図形読込 → 配置位置をクリック の5ステップで、1個の貼り付けは数秒で完了
  • 1/100の住宅平面図でも 1/30〜1/50 の詳細図でも使えるよう、線色・線幅を中庸に調整。詳細図では独立部品(手摺・付属品)の組み合わせが推奨
  • カスタマイズは 便器の向き変更・手洗器の左右反転・タンク式↔タンクレス切替・多目的便房の設備変更・線色変更 の5パターンが定番
  • ライセンスは 個人・商用利用可・改造可・再配布NG で公開予定。実施設計フェーズではメーカー公式CADデータとの差し替えを推奨
  • 戸建住宅・トイレ詳細図・商業施設・バリアフリー詳細図・リフォーム提案の5パターンに対応
  • 本配布物は実機検証フェーズで整備中。同梱ファイル・README・ライセンス文言は公開前に最終確定します