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未検証

外部変形プログラム集 配布 ★PERSC独自

このページでできるようになること

Jw_cadの外部変形コマンドから呼び出して使う、PERSC編集部オリジナルの外部変形プログラム集(.bat ファイル群)(公開予定)の概要・使い方を案内します。三斜面積求積・座標求積・レイヤ図形数カウント・線色一括変換・寸法一括スケール変換・空レイヤ削除・印刷情報書出し・基準点中心整列など、Jw_cad本体だけでは手数のかかる10種の処理を、外部変形コマンド経由でワンクリック実行できる構成を予定しており、公開後は実行できるようになります(公開後にダウンロード可能)。配布物の中身・動作環境・インストール手順の予告・各プログラムの使い方・カスタマイズ方針を理解し、自分の事務所仕様に拡張して実務に取り込む想定で内容をご確認ください。

背景: Jw_cadの外部変形は、本体に内蔵されていない処理を 外部のバッチファイル(.bat)から起動して、JWC_TEMP.TXT というテキストファイルでデータを受け渡す 仕組みです。三斜面積計算(JWW_SMPL.BAT)・座標求積(ZAHYO.BAT)はJw_cad本体に標準添付されていますが、それ以外の便利な処理(レイヤ整理・属性一括変換・整列)は有志作者の個人サイトに点在しており、目的のプログラムを探すだけでも一苦労になりがちです。PERSC配布予定版は 実務頻度の高い10処理をワンパッケージ化 して、外部変形機能をすぐに業務へ組み込める構成を目指しています。

要確認: 本配布物は 実機検証フェーズで整備中 です。配布物の .bat スクリプトおよび補助スクリプト本体・README・ライセンス文言は公開前に確定します。本ページは構成・使用フロー・カスタマイズ方針の先行公開で、配布開始時にダウンロードURL・README記載内容・各プログラムの正確な入力ボックス文言を最終確定します。


外部変形を初めて使う方へ(まずここから)

外部変形コマンドそのものの使い方・JWC_TEMP.TXT の役割・バッチファイルの最小構成は、Ch.10 の3記事で解説しています。配布版を使う前に、こちらに目を通しておくと挙動が理解しやすくなります。

委譲先内容
外部変形の基本(使い方とバッチ起動)外部変形コマンドの起動・JWC_TEMP.TXTの仕組み・標準添付プログラムでの動作確認
外部変形プログラムの導入外部変形プログラムの探し方・ダウンロード・解凍・C:\JWW への配置・AWK/Ruby環境構築
外部変形バッチファイルの書式REM #jww 宣言・#h1#h4 範囲選択・copy call 等のバッチ命令
外部変形 書込みデータ仕様Jw_cad → JWC_TEMP.TXT に書き出されるデータ書式(線・点・文字・属性)
外部変形 読込みデータ仕様JWC_TEMP.TXT → Jw_cad に読み込まれるデータ書式

外部変形は仕組みを把握しておくと、PERSC配布版に限らず、Vector・作者個人サイトで配布されている多様な外部変形プログラムをすべて同じ手順で使えるようになります。


ダウンロード

このセクションは配布物の中身と入手手順の予告をまとめています。

要確認: 本配布物は 実機検証フェーズで整備中 です。配布パック(zip)・同梱ファイル(.bat / 補助スクリプト)・README・ライセンス文言は公開前に確定します。本ページは公開準備段階の「配布物概要・使い方の予告」としてご覧ください。

📦 配布予定パック

  • ファイル名: persc_external_deform_v1.0.0.zip(実機検証時に正式名称確定)
  • 含まれる予定のファイル:
ファイル名種別主な用途
persc_sansha.bat三斜面積求積敷地・部屋の面積を三角形分割で求める(標準添付の拡張版)
persc_zahyo.bat座標求積閉じた多角形の頂点座標から面積を求める(標準添付の拡張版)
persc_layer_count.batレイヤ図形数カウントレイヤ別の線・円・文字・点の数を集計してテキスト出力
persc_color_change.bat線色一括変換範囲内の指定線色を別の線色に置換
persc_linetype_change.bat線種一括変換範囲内の指定線種を別の線種に置換
persc_dim_scale.bat寸法一括スケール変換範囲内の寸法値を倍率指定で一括換算(mm→m など)
persc_layer_clean.bat空レイヤ削除図形が存在しないレイヤをまとめて削除
persc_layer_rename.batレイヤ名一括変更レイヤ名をパターン指定で一括リネーム
persc_print_info.bat印刷情報レイヤ別書出しレイヤ別の印刷ON/OFF・線色・線種をCSVで書出し
persc_align_center.bat基準点中心整列範囲内の図形を指定基準点を中心に整列
lib\補助スクリプト上記batから呼び出すPython/AWKスクリプト(必要時のみ)
README.txtバージョン情報・利用規約・各プログラムの仕様一覧・実行環境要件

合計 10本の .bat + 補助スクリプト群 + README で構成予定です。

公開時は本セクションにダウンロードリンクを掲載します。

整備計画: 実装方式(bat単体/Python補助/AWK補助)は処理ごとに最適なものを選択して整備します。配布開始時に本ページのファイル一覧・サイズ・依存環境を最終確定します。外部変形は .bat 実行を含むためセキュリティリスクが高い 配布物です。配布前にソース公開・処理内容説明・ウイルススキャン・Windows SmartScreen警告対応・バックアップ必須手順を整備します。

PERSCの推奨: 初めて使う方は、まず persc_sansha.bat(三斜面積求積)の1本から動作確認するのが安全です。三斜面積はJw_cadに標準添付されているプログラム(JWW_SMPL.BAT)と挙動が近いため、配布版も同じ手順感覚で使えます。動作の流れを掴んでから、レイヤ整理・属性一括変換などのバリエーションへ広げていくと迷いが少なくなります。


外部変形プログラム集の概要

10本の処理カテゴリ

配布パックの10本は4つのカテゴリに分類できます。

カテゴリ該当プログラム主な用途
求積系persc_sansha.bat / persc_zahyo.bat敷地求積図・面積表の自動作図
属性一括変換系persc_color_change.bat / persc_linetype_change.bat / persc_dim_scale.bat範囲内の線色・線種・寸法値の一括処理
レイヤ管理系persc_layer_count.bat / persc_layer_clean.bat / persc_layer_rename.bat / persc_print_info.batレイヤ単位の集計・整理・書き出し
整列系persc_align_center.bat図形の基準点中心整列

背景: 外部変形でカバーされる処理は世の中に多数ありますが、住宅・建築実務で繰り返し使う頻度の高い処理は 求積/属性一括変換/レイヤ管理/整列 の4カテゴリにほぼ集約されます。配布版はこの4カテゴリから10処理を厳選しました。雲マーク・天空率・特殊ハッチなど特殊用途のプログラムは、それぞれ専用の作者公開版を導入する運用が現実的です。

動作環境

配布版の動作環境です。

項目要件
Jw_cadVersion 10.x 系(Version 10.02.1 以降を推奨)。Version 8.x 系(8.25a 含む)は外部変形仕様の差異検証後に対応可否を判断
OSWindows 10 / Windows 11(64bit)
実行環境Python 3.x(一部のスクリプトで使用)/不要(bat単体プログラム)
文字コードShift-JIS(Jw_cadの仕様に合わせる)
インストール先C:\JWW\persc_external_deform\ 配下(推奨)

要確認: 補助スクリプトの実装言語は実機検証時に確定します。Python採用にすると環境構築の手間が増える代わりに保守性が高まり、bat単体に絞ると導入のハードルが下がる代わりに実装できる処理範囲が狭くなります。配布版は 「bat単体で実装できるものはbat単体/複雑な処理のみPython補助」 のハイブリッド方針で整備予定です。

配布版の設計方針

PERSC配布版の外部変形集は、以下の方針で設計しています。

設計方針内容
REM #jww 宣言を全 .bat に記述Jw_cadのファイル選択ダイアログに表示される最低条件を満たす
コメント行で処理仕様を明記.bat の冒頭に「処理内容」「入力」「出力」「依存」を日本語コメントで記述
コントロールバー入力ボックス文言を統一「倍率」「対象線色」など、入力欄の名称を10本で統一
エラー時の挙動を明示範囲選択ゼロ・必須入力欄が空の場合のメッセージを統一
README.txt に依存スクリプト一覧Python不要のbat単体/Python必須/のいずれかを明示
再配布禁止のライセンス配布元の追跡を可能にしつつ、改造・自社利用は許可

配布物の中身(プレビュー)

配布パックの10本それぞれの処理内容と推奨ユースケースです。

1. 三斜面積求積(persc_sansha.bat

範囲選択した三角形群の面積を求積し、面積表を作図します。Jw_cad標準添付の三斜計算プログラムをベースに、有効桁数指定・通し番号自動採番・面積表レイアウトをPERSC仕様で拡張しています。

項目
主な用途敷地求積図・部屋面積算定
入力範囲選択(三角形群)
出力面積表(底辺・高さ・面積・小計)
関連記事三斜面積求積

Tips: 標準添付の三斜計算(JWW_SMPL.BAT)との違いは、PERSC版が 小数点以下の有効桁数を 0〜6桁 で指定できる点と、 複数敷地を連続で処理する際に通し番号が自動採番される点 です。同じ業務で何件もの敷地求積を行う事務所で導入効果が高くなります。

2. 座標求積(persc_zahyo.bat

範囲選択した閉じた多角形の頂点座標から面積を求積し、座標表+面積を作図します。標準添付のZAHYO.BATをベースに拡張しています。

項目
主な用途敷地求積図(座標方式)・確認申請用座標表
入力範囲選択(閉じた多角形)
出力座標表+面積(X座標・Y座標・点番号・面積)
関連記事座標求積

PERSCの推奨: 確認申請の敷地求積図では 座標求積方式 が要求されることが多くなっています。三斜方式(persc_sansha.bat)と座標方式(persc_zahyo.bat)の両方を整備しておくことで、提出先ごとの求積方式の違いに対応しやすくなります。

3. レイヤ図形数カウント(persc_layer_count.bat

範囲選択した図形について、レイヤ別の図形要素数(線・円・文字・点・ソリッド)を集計してテキスト出力します。

項目
主な用途図面チェック・レイヤ運用監査
入力範囲選択(または全体)
出力レイヤ別 要素数表(書込みレイヤに作図 or テキスト出力)
集計対象線・円弧・点・文字・ソリッド・寸法

背景: 「使っていないと思っていたレイヤに古い図形が残っていた」「文字レイヤにいつの間にか線が混入していた」というレイヤ運用上のミスを発見できます。提出図面のチェックリストにこの集計を組み込んでおくと、品質管理が安定します。

4. 線色一括変換(persc_color_change.bat

範囲選択した図形のうち、指定線色の要素をすべて別の線色に置換します。

項目
主な用途事務所標準への線色統一・線色の誤指定の修正
入力範囲選択 + 変換元線色番号 + 変換先線色番号
出力範囲内の指定線色がすべて変換先線色に変更
対象線・円弧・点・文字

Tips: 他事務所からもらったJWWファイルを自社標準の線色に変換する場面で重宝します。例えば「線色2(黒)→線色4(黄系)」「線色5(紫)→線色6(水色系)」のように、事務所の凡例と異なる線色を一気に置換できます。属性変更コマンドを1要素ずつ繰り返すより大幅に速くなります。

5. 線種一括変換(persc_linetype_change.bat

範囲選択した図形のうち、指定線種の要素をすべて別の線種に置換します。

項目
主な用途既存図面の破線→一点鎖線などの一括変換
入力範囲選択 + 変換元線種番号 + 変換先線種番号
出力範囲内の指定線種がすべて変換先線種に変更
対象線・円弧

PERSCの推奨: 線種の一括変換は、 既存図面のリフォーム提案でBefore/Afterを表現する場面 で活用範囲が広がります。既存図形を「実線→破線」に一括変換し、提案図形を実線で重ねれば、Before/Afterが視覚的に区別できます。

6. 寸法一括スケール変換(persc_dim_scale.bat

範囲選択した寸法値を倍率指定で一括換算します。mm単位の図面をm単位の図面に流用する場面などで使えます。

項目
主な用途単位系の換算(mm↔m / インチ↔mm)・誤寸の一括補正
入力範囲選択 + 倍率(例: 0.001 で mm→m)
出力寸法値が倍率倍された状態
対象寸法値(実寸法・図寸法のいずれか選択)

注意: 寸法値だけが変更されて、図形そのものの大きさは変わりません。図面の寸法表記を別単位系に書き換えるための機能で、図形のサイズ変更にはパラメトリック変形 ※準備中 を使ってください。両者を取り違えると、図面の整合性が崩れます。

7. 空レイヤ削除(persc_layer_clean.bat

図形が1つも存在しないレイヤをまとめて削除(レイヤ名クリア)します。

項目
主な用途レイヤ整理・図面引き継ぎ前の整頓
入力レイヤグループ番号(0〜F) + 対象レイヤ範囲(全レイヤ or 指定)
出力空レイヤのレイヤ名がクリアされる
注意図形が存在するレイヤは触らない

Tips: 他事務所から引き継いだJWWファイルでは、 不要なレイヤ名が大量に残っている ことがあります。空レイヤ削除を1回実行すると、レイヤ一覧から不要なレイヤ名が消えてレイヤ管理が見通しやすくなります。

8. レイヤ名一括変更(persc_layer_rename.bat

レイヤ名をパターン指定(プレフィックス追加・置換・採番)で一括リネームします。

項目
主な用途事務所標準のレイヤ命名規則への統一
入力レイヤグループ番号 + 変換パターン
出力レイヤ名が一括変更
変換例「壁」→「A_壁」のプレフィックス追加

PERSCの推奨: 設計事務所では レイヤ名の命名規則 を全体で統一しておくと、他社が編集する際にも図面構造が把握しやすくなります。例えば「A_壁」「A_建具」「S_柱」「F_家具」のようにプレフィックスで分類するルールを採用している事務所では、このプログラムで既存図面を一括統一できます。

9. 印刷情報レイヤ別書出し(persc_print_info.bat

各レイヤの印刷ON/OFF・線色・線種・レイヤ名などの設定をCSV形式で書き出します。

項目
主な用途印刷時のレイヤ表示設定の記録・他図面への複写準備
入力(入力不要)
出力print_info.csv をJw_cad起動フォルダに書き出し
形式レイヤグループ・レイヤ番号・レイヤ名・印刷ON/OFF・標準線色・標準線種

背景: Jw_cadの印刷時のレイヤ状態(表示/非表示/印刷)は、図面ごとに個別管理されています。複数の図面で同じ印刷ルールを適用したいとき、「どのレイヤをON/OFFにしているか」をCSVに書き出しておくと、別図面に同じ設定を適用する際の参考になります。

10. 基準点中心整列(persc_align_center.bat

範囲選択した図形を、指定した基準点を中心に整列します。

項目
主な用途アイコン・記号類の整列・図面要素の中心揃え
入力範囲選択 + 基準点(左クリック or 右クリック点読取り)
出力範囲内の図形が基準点を中心に整列
整列方向水平/垂直/中心点(選択)

Tips: 規則的な配置が必要な「設備記号の並び」「凡例ボックスの整列」「家具の中心揃え」で活用できます。範囲選択→基準点指定の2クリックで整列が完了するため、複写コマンドで配置した図形の微調整が効率化します。


使い方

注意: 配布版の外部変形 .bat を実行する前に、必ず以下の 3 ステップ安全手順 を踏んでください:

  1. コピー退避: 対象JWWファイルを別名でコピーバックアップ(例: 1F平面図.jww1F平面図_backup_2026-05-09.jww
  2. 検証: バックアップを別場所に置いた状態で、配布版 .bat をテストJWW(コピー側)に対して実行し、想定どおりの結果になるかを確認(バックアップから戻せる前提を作る)
  3. 対処: 上記2ステップを踏んだ上で、本記事の手順を実行

外部変形 .bat は JWC_TEMP.TXT 経由でJWW図面データを書き換える破壊的処理 です。線色一括変換・空レイヤ削除・基準点中心整列等は誤適用時に Ctrl+Z で完全には戻せず、原本の 永続的損失 につながる可能性があります。受領原本に対して直接実行せず、必ずコピーで実行してください。

背景: 以下の手順は配布物公開後の使い方を想定した予告です。配布パックは実機検証フェーズで整備中のため、現時点ではダウンロードリンクは未提供です。.bat 実行を伴うため、公開時にはセキュリティ説明書とウイルススキャン結果を併せて掲載予定です。

このセクションは配布版の導入から実行までの一連の流れです。

使い方サマリー(全7ステップ)

#操作所要
1zipファイルをダウンロード30秒
2C:\JWW\ 配下に解凍1分
3(Python補助使用時)Pythonをインストール5分(初回のみ)
4Jw_cadを起動して対象JWWを開く30秒
5メニュー「その他」→「外部変形」で .bat を選択数秒
6範囲選択(または無選択)で処理対象を確定数秒〜1分
7コントロールバーの入力ボックスに必要パラメータを入力30秒〜1分

合計の初回セットアップ: 5〜10分以内 で配布版10本が使える状態になり、1回の実行は数十秒で完了します。

手順1: zipファイルをダウンロード

PERSC編集部の配布ページから persc_external_deform_v1.0.0.zip をダウンロードします。

要確認: 配布ページのURL・ダウンロードボタンの位置は配布開始時にこの記事へ追記します。

手順2: C:\JWW\ 配下に解凍

ダウンロードした zip を 右クリック → 「すべて展開」 で解凍します。展開先は Jw_cadのインストールフォルダ(C:\JWW)配下 が推奨です。

C:\JWW\persc_external_deform\
  ├ 三斜\
  │  └ persc_sansha.bat
  ├ 座標\
  │  └ persc_zahyo.bat
  ├ レイヤ\
  │  ├ persc_layer_count.bat
  │  ├ persc_layer_clean.bat
  │  └ persc_layer_rename.bat
  ├ 線属性\
  │  ├ persc_color_change.bat
  │  └ persc_linetype_change.bat
  ├ 寸法\
  │  └ persc_dim_scale.bat
  ├ 印刷\
  │  └ persc_print_info.bat
  ├ 整列\
  │  └ persc_align_center.bat
  ├ lib\
  │  └ (補助スクリプト)
  └ README.txt

Tips: 解凍先は C:\JWW\ 直下でなくても動作しますが、Jw_cadの「外部変形」コマンドのファイル選択ダイアログの初期位置がJw_cad起動フォルダになるため、 C:\JWW\ 配下に置いたほうがダイアログから素早くアクセス できます。サブフォルダ階層は事務所の好みで persc_external_deform\ の階層を変えても問題ありません。配置場所の詳細は 外部変形プログラムの導入 を参照。

手順3: (Python補助使用時)Pythonをインストール

配布版10本のうち、bat単体で動作するプログラムは追加環境不要で動きます。Python補助スクリプトを使うプログラム(複雑な集計・整列処理)を使う場合のみ、Python 3.x をインストールしておきます。

プログラムPython要否
persc_sansha.bat不要
persc_zahyo.bat不要
persc_layer_count.bat(Python補助)
persc_color_change.bat不要
persc_linetype_change.bat不要
persc_dim_scale.bat(Python補助)
persc_layer_clean.bat不要
persc_layer_rename.bat(Python補助)
persc_print_info.bat(Python補助)
persc_align_center.bat(Python補助)

要確認: Python要否の最終決定は実機検証フェーズで行います。bat単体で実装可能な処理はbat単体で整備し、文字列操作・数値計算が複雑な処理のみPython補助とする方針です。

Pythonのインストール手順は外部変形プログラムの導入の「実行環境の構築」セクションに集約しています。配布版の README.txt同梱バージョン要件 を明記する予定です。

手順4: Jw_cadを起動して対象JWWを開く

外部変形を実行したい対象のJWWファイルを開きます。新規ファイルから開始する場合は、まず必要な図形を作図してから外部変形を実行します。

手順5: メニュー「その他」→「外部変形」で .bat を選択

メニューバー「その他(A)」→「外部変形(G)」、またはツールバー「その他(1)」の「外変」ボタンをクリックします。ファイル選択ダイアログが開きます。

起動方法操作
メニューバー「その他(A)」→「外部変形(G)」
ツールバー「その他(1)」ツールバーの「外変」ボタン

ダイアログで C:\JWW\persc_external_deform\ フォルダに移動し、カテゴリ別の階層から目的の .bat を ダブルクリック で実行します。

例: 三斜面積求積を使いたい場合

  1. persc_external_deform\ フォルダに入る
  2. 三斜\ フォルダに入る
  3. persc_sansha.bat をダブルクリック

手順6: 範囲選択(または無選択)で処理対象を確定

.bat 内の REM #h1REM #h4 宣言により、範囲選択を要求されます。配布版10本の範囲選択要否は次の通りです。

プログラム範囲選択補足
persc_sansha.bat三角形群を範囲選択
persc_zahyo.bat閉じた多角形を範囲選択
persc_layer_count.bat要 / 不要切替全レイヤ or 範囲内のみ
persc_color_change.bat変換対象範囲を選択
persc_linetype_change.bat変換対象範囲を選択
persc_dim_scale.bat変換対象寸法を選択
persc_layer_clean.bat不要全レイヤ対象
persc_layer_rename.bat不要全レイヤ対象
persc_print_info.bat不要全レイヤ情報を書出し
persc_align_center.bat整列対象を選択

範囲選択画面では「範囲選択」コマンドと同じUIになり、囲み枠で対象を指定→「選択確定」ボタンを押下します。

手順7: コントロールバーの入力ボックスに必要パラメータを入力

範囲選択を確定すると、コントロールバーに 入力ボックス が表示され、追加パラメータを求められます。配布版は10本で 入力ボックスの順序と文言を統一 しており、未入力でEnterすると既定値が適用されます。

プログラム主な入力項目既定値
persc_sansha.bat初期番号 / レイヤ番号 / 有効桁数1 / 書込みレイヤ / 2
persc_zahyo.bat座標原点 / 座標軸 / 表示桁数(指示) / X-Y / 3
persc_color_change.bat変換元線色 / 変換先線色1 / 2
persc_linetype_change.bat変換元線種 / 変換先線種1 / 3
persc_dim_scale.bat倍率0.001
persc_layer_count.bat集計単位 / 出力先レイヤ別 / 書込みレイヤ
persc_layer_clean.bat対象レイヤグループ0(カレント)
persc_layer_rename.batプレフィックス文字列(空)
persc_print_info.bat出力ファイル名print_info.csv
persc_align_center.bat整列方向 / 基準点中心 / (指示)

入力後、Enterキー(または作図ウィンドウで左クリック)を押すと処理が実行され、結果が作図ウィンドウに反映されます。

PERSCの推奨: 既定値で問題ないパラメータは未入力のまま「作図ウィンドウで左クリック」してスキップできます。すべての入力ボックスを毎回入力する必要はありません。詳しい入力フローは標準添付の三斜計算と同じ感覚で進められます。


カスタマイズ方法

.bat の入力ボックス文言を変更する

配布版の .bat はテキストエディタ(メモ帳・VSCode 等)で開いて自由に編集できます。コントロールバーの入力ボックス文言を事務所好みに変えるには、REM #1 などの宣言行を編集します。

REM #jww
REM #cd 三斜面積計算(PERSC編集部版)
REM #h1
REM #1 初期番号 (1-8001)
REM #2 レイヤ番号 (0-F)
REM #3 小数点以下桁数 (0-6)
(以下、実処理)

REM #1#3 の右側の文字列が入力ボックス上のラベルとして表示されます。事務所内で「初期番号」を「敷地通し番号」に変えたい等のカスタマイズはこの行を編集するだけで完了します。

Tips: .bat 編集時の文字コードは Shift-JIS で保存してください。UTF-8で保存すると日本語が文字化けします。VSCode等のエディタでは右下のステータスバーで文字コードを切り替えられます。

詳しい書式は 外部変形バッチファイルの書式 を参照してください。

既定値を事務所標準に変更する

配布版の既定値(例: persc_dim_scale.bat の倍率 0.001)を事務所標準に変更したい場合、.bat の冒頭に既定値を定数として記述しておくと管理が楽になります。

REM #jww
SET DEFAULT_RATIO=0.001
(以下の処理で %DEFAULT_RATIO% を参照)

事務所で mm→m 換算を頻繁に使う場合は 0.001 のまま、 インチ→mm 換算を使う場合は 25.4 に変更しておくと、毎回の入力が省略できます。

補助スクリプト(Python)を編集する

Python補助を使うプログラム(persc_layer_count.bat 等)は、 lib\ フォルダ内のPythonスクリプトを編集して挙動を変更できます。例えば集計対象に「ソリッド要素」を追加したい場合、Pythonコード内の対象要素タグリストを拡張します。

PERSCの推奨: Python補助スクリプトは ライセンス上、改造・拡張が許可 されています。事務所オリジナルの集計項目(用途別レイヤ・通し番号付与ルール等)を追加して、社内専用版として運用することを想定しています。

自社オリジナル外部変形を追加する

配布版の10本に加えて、 事務所固有の処理 を独自に追加できます。同じ persc_external_deform\ フォルダに .bat を追加すれば、Jw_cadの外部変形ダイアログから即座に呼び出せます。

追加例用途
部屋面積一覧表自動作図平面図から各部屋を範囲選択して、面積一覧表を自動生成
構造図用ハッチ自動作図RC柱・梁の断面ハッチを規格通り自動作図
設備機器の自動配置エアコン・換気扇を規則的なグリッドに配置
既存図面のスキャン補正スキャンした既存図面の線を整数座標にスナップ

外部変形のバッチファイル文法と書込み・読込みデータ仕様は外部変形バッチファイルの書式外部変形 書込みデータ仕様外部変形 読込みデータ仕様 を参照してください。

線記号変形ファイル集との使い分け

Jw_cadには「外部変形」と似た仕組みで「線記号変形 ※準備中」という機能があります。両者の使い分けは次の通りです。

機能仕組み用途
外部変形バッチファイル+外部プログラム計算・集計・属性変換など処理が必要なもの
線記号変形図形ファイル+データ定義ファイル寸法に応じて変形する記号(雲マーク・蛇腹線・矢印等)

外部変形は「処理を委譲する」のに対して、線記号変形は「変形パターンを定義する」点が大きな違いです。配布版の10本はすべて「処理委譲型」の外部変形のため、線記号変形ファイル集との重複はありません。


ライセンス・利用規約

要確認: 公開時のライセンス文言は最終確定前です。商用可・改変可・再配布不可の方針は維持予定ですが、細部(特に外部変形は .bat 実行を伴うため免責条項を強化予定)は実機検証フェーズで確定します。

PERSC が配布予定の外部変形プログラム集は、Ch.15 共通ライセンス方針に従って利用できる方針です。

利用可・不可の概要

項目可否
個人での作図・自宅でのCAD学習OK
設計事務所・工務店での商用利用OK
学校・職業訓練校での教材利用OK
改造して自社仕様にして社内利用OK
改造して納品図面に使用OK
配布物そのものを第三者へ再配布NG
配布物を自社サイトで配布NG
改造版を「自社オリジナル」と称して配布NG
配布物を販売・有償配布NG

詳細・最新方針は 配布物カタログTOP(PERSC素材ライブラリの使い方) のライセンス共通方針セクションを参照してください。

免責事項

  • 配布物は 「現状有姿」 で提供されます。動作不具合・互換性問題が発生してもPERSC編集部は責任を負いません
  • 配布物の寸法・線色・線幅は JIS製図通則および建築実務での慣習値 に基づいていますが、特定の規格・規則・確認申請要件への完全準拠を保証するものではありません
  • 確認申請・実施設計の最終図面では、所属事務所の図面規格・行政庁の指導に合わせて調整することをおすすめします

外部変形プログラム集固有の免責補足(セキュリティ)

外部変形は .bat スクリプトを実行する 性質上、通常の図形・テンプレ配布物よりセキュリティリスクが高い配布物です。実行前に以下の検証を必ず行ってください。

  • 配布版 .bat実行前にテキストエディタでソースを開き、処理内容を確認 してください
  • 配布版の .bat は配布前にPERSC編集部側で ウイルススキャン(Windows Defender / 商用アンチウイルス) を実施しますが、利用者側でも実行前にスキャンを推奨します
  • Windows SmartScreen の警告が出た場合は、警告内容を確認のうえ自己責任で「実行」を選択してください
  • 配布版の処理結果はJw_cadの図形データに直接反映されるため、 実行前に対象JWWのバックアップを取る ことを必須としてください
  • 確認申請の最終図面に使う場合は、配布版で計算した数値・座標を 必ず手計算または別ソフトでクロスチェック してください

PERSCの推奨: 外部変形は「JWC_TEMP.TXT に書込まれた図形データを変換して、Jw_cadに上書き反映する」仕組みのため、誤った範囲を選択して実行すると意図しない図形変換が発生することがあります。重要な提出図面で配布版を実行する前に、 対象JWWのコピーを別名で保存 しておく運用が安全です。


実務での使い方 ★PERSC独自

外部変形プログラム集は、設計実務で次の5パターンの主要用途に対応します。それぞれの使い分けポイントを整理します。

パターン1: 敷地求積図の作成(住宅・確認申請)

住宅の敷地求積図で、 三斜面積方式 または 座標求積方式 で敷地面積を求めて求積表を作図する用途です。

項目
用紙A2 または A3
縮尺1/200 〜 1/500
推奨プログラムpersc_sansha.bat または persc_zahyo.bat
関連記事三斜面積求積 / 座標求積

三斜方式の流れ

  1. 敷地形状を作図(ポリラインで閉じる)
  2. 敷地内を三角形分割(補助線で対角線を引く)
  3. 三角形群を範囲選択
  4. persc_sansha.bat を実行
  5. 入力ボックスで初期番号・レイヤ番号・有効桁数を指定
  6. 面積表を作図ウィンドウ右上に配置

PERSCの推奨: 確認申請の求積図は 座標求積方式 が要求されることが多くなっているため、 persc_zahyo.bat を使う比率が高くなっています。三斜方式は構造的にシンプルで誤りが起きにくく、座標方式は確認申請への適合性が高い、という棲み分けで選択するのが実務的です。

パターン2: 既存図面の事務所標準化(属性一括変換)

他事務所から引き継いだ既存JWWを、自社標準のレイヤ構成・線色・線種に統一する用途です。

項目
用紙既存図面のまま
縮尺既存図面のまま
推奨プログラムpersc_color_change.batpersc_linetype_change.batpersc_layer_rename.bat

標準化の流れ

  1. 引き継いだJWWを開く
  2. persc_color_change.bat で線色を事務所標準(例: 線色2→4)に一括置換
  3. persc_linetype_change.bat で線種を事務所標準に一括置換
  4. persc_layer_rename.bat でレイヤ名にプレフィックス(例: A_)を一括追加
  5. persc_layer_clean.bat で空レイヤを削除
  6. 自社標準の図面として保存し直す

背景: 設計事務所が外部の協力会社・施主提供の既存図面を扱う場面では、 線色・線種・レイヤ名の慣例が事務所ごとに異なる ため、引き継ぎ後の標準化が必要になります。配布版の属性一括変換系プログラム3本(線色・線種・レイヤ名)を組み合わせると、5〜10分の作業で標準化が完了します。手作業で属性変更を繰り返すと、同じ作業に1〜2時間かかることもあります。

パターン3: 図面チェック・品質管理(レイヤ集計)

提出前の図面チェックでレイヤ運用ミスを発見する用途です。

項目
用紙チェック対象のJWW
縮尺既存図面のまま
推奨プログラムpersc_layer_count.batpersc_print_info.bat

チェックの流れ

  1. 提出予定のJWWを開く
  2. persc_layer_count.bat で全レイヤの図形数を集計
  3. 「ゼロのはずのレイヤに図形がある」「文字レイヤに線が混入」を確認
  4. 必要に応じてレイヤ移動コマンドで修正
  5. persc_print_info.bat で印刷時のレイヤ表示設定をCSV書出し
  6. 提出先で同一の印刷設定を再現できる状態にして保管

Tips: 提出図面のチェックリストに「レイヤ図形数集計」を組み込んでおくと、レイヤ運用のミス(線が違うレイヤに混入・空レイヤ放置・命名違反)を提出前に発見できます。事務所のQCルールとして毎回実行する運用がおすすめです。

パターン4: 単位系の換算(mm/m/インチの相互変換)

mm単位の図面をm単位に換算したり、海外プロジェクトでインチをmmに換算したりする用途です。

項目
用紙換算対象のJWW
縮尺既存図面のまま
推奨プログラムpersc_dim_scale.bat

換算の流れ

  1. 換算対象のJWWを開く
  2. 換算する寸法線を範囲選択
  3. persc_dim_scale.bat を実行
  4. 倍率を入力(例: mm→m なら 0.001、インチ→mm なら 25.4
  5. 寸法値が一括換算される

注意: 寸法値が換算されるだけで、 図形の実サイズは変わりません。図面全体のスケールを変更する場合はパラメトリック変形 ※準備中 を使ってください。両者を取り違えると、寸法と図形の整合性が崩れます。

パターン5: アイコン・記号類の整列(提案図・凡例)

提案図のアイコン整列や、凡例ボックスの位置揃えなど、規則的な配置が必要な場面です。

項目
用紙A3 または A2
縮尺1/100 〜 1/200
推奨プログラムpersc_align_center.bat

整列の流れ

  1. アイコンを大まかに配置
  2. 整列したい範囲を選択
  3. persc_align_center.bat を実行
  4. 基準点を右クリック点読取りで指定
  5. 整列方向(水平/垂直/中心)を選択
  6. 範囲内の図形が基準点を中心に整列

PERSCの推奨: 提案資料のアイコン整列は、整列のずれが視覚的な印象を大きく変えます。複写コマンドで配置したアイコンをこのプログラムで微調整するだけで、提案資料の見栄えが整いやすくなります。

標準添付プログラムとの使い分け

Jw_cad には標準で JWW_SMPL.BAT(三斜計算)と ZAHYO.BAT(座標求積)が添付されています。配布版の persc_sansha.batpersc_zahyo.bat との使い分けです。

観点標準添付配布版
機能の差基本機能のみ有効桁数指定の拡張・通し番号自動採番
カスタマイズ編集前提でない編集前提(コメント記載)
サポートJw_cad公式PERSC編集部(社内利用のみ)
推奨用途学習・基本操作の確認実務継続使用

背景: 標準添付プログラムは「外部変形の動作を確認するための見本」という位置づけで、 個別事務所の運用ニーズに合わせたカスタマイズは前提となっていません。配布版は実務での使用を前提に、頻度の高いカスタマイズポイント(有効桁数・採番ルール・面積表レイアウト)を最初から拡張しています。


つまずきポイント・対処 ★PERSC独自

Q: ファイル選択ダイアログに .bat が表示されない

REM #jww 宣言が .bat の先頭に記述されていない可能性があります。配布版の10本はすべて先頭に REM #jww を入れていますが、自分でカスタマイズした .bat に宣言を入れ忘れると一覧に表示されません。

REM #jww
(処理本体)

宣言を追加して上書き保存してください。詳しくは外部変形バッチファイルの書式を参照。

Q: .bat を実行したら「未実行」と表示されたまま終わらない

JWC_TEMP.TXT の先頭に hq という文字が残っている可能性があります。これは外部プログラム側の処理が完走していない場合に発生します。

確認項目対処
Pythonが必要なプログラムでPython未インストールPythonをインストール
lib\ フォルダの補助スクリプトが見つからない解凍時にフォルダ構造が崩れた可能性。zip再解凍
.bat の call コマンドで指定したファイル名が誤り.bat 内のファイル名を確認
文字コードがUTF-8で保存されているShift-JISで保存し直す

詳しくは外部変形の基本(使い方とバッチ起動) の「JWC_TEMP.TXT の仕組み」セクションを参照。

Q: 範囲選択後にコントロールバーの入力ボックスが出ない

→ プログラム側で入力ボックスを定義していないか、 REM #1REM #6 宣言が記述されていません。配布版の10本はすべて REM #1 等を含んでいます。

カスタマイズで自作した .bat の場合、入力ボックスを追加するには .bat 内に次のように記述します。

REM #1 初期番号 (1-8001)
REM #2 レイヤ番号 (0-F)

詳しい書式は外部変形バッチファイルの書式 の「REM #N 入力ボックス」セクションを参照。

Q: Pythonが必要なプログラムを実行したら「python は内部コマンドまたは外部コマンドとして認識されていません」エラー

→ Pythonがインストールされていないか、PATHに追加されていません。Pythonインストール時に「Add Python to PATH」のチェックボックスを 必ずONにする のがポイントです。

確認手順:

  1. コマンドプロンプトを開く
  2. python --version を実行
  3. バージョン番号が表示されればOK、 'python' は… エラーならPATH未設定

PATHを後から追加する手順は外部変形プログラムの導入 の「実行環境の構築」を参照。

Q: 三斜面積求積で「三角形がありません」と表示される

→ 範囲選択した図形に 完全な三角形(3辺で閉じている)が含まれていません。閉じていないポリラインや、線が重なっていない頂点があると三角形として認識されません。

確認項目対処
三角形の頂点で線が完全に交差しているかコーナー処理で頂点を整える
線が重なっているのにつながっていないか線伸縮コマンドで端点を一致
補助線が範囲に含まれているか補助線レイヤを非表示にして再選択

Q: 座標求積で座標値の符号が反転する

→ Y軸方向の取り方が、Jw_cadの座標系(上向きが正)と建築/測量の慣例(下向きが正)で異なります。配布版の persc_zahyo.bat では 座標軸方向を入力ボックスで切り替え できます。

軸方向用途
数学座標(Y上向き)Jw_cadの内部座標と一致
測量座標(X東・Y北)確認申請の敷地求積図

Q: 線色一括変換でハッチや寸法も変換されてしまう

→ 配布版の persc_color_change.bat は範囲内のすべての要素を対象にします。ハッチ・寸法を除外したい場合は、ハッチ・寸法を 別レイヤに移動 してから範囲選択するのが確実です。

レイヤ運用の応用はレイヤ状態切替を参照してください。

Q: 寸法一括スケール変換で図形まで変わってしまった

persc_dim_scale.bat寸法値のみ を変換するプログラムです。図形まで変わったように見える場合、別の操作(パラメトリック変形)と取り違えている可能性があります。

操作結果
persc_dim_scale.bat寸法値の数字だけが倍率倍
パラメトリック変形図形そのものが倍率倍

詳しくはパラメトリック変形 ※準備中 を参照してください。

Q: 空レイヤ削除を実行しても、空のレイヤが残ったまま

→ 「空のレイヤ」と判定する条件が、配布版では「図形が1つも存在しないレイヤ」です。 レイヤ名だけ設定されていて図形がないレイヤ は削除対象になりますが、 線色・線種の標準設定だけが残っているレイヤ は判定によって扱いが異なります。

仕様は配布版の README.txt で明示しています。事務所の運用に合わせて補助スクリプトを編集することで判定基準を変更できます。

Q: レイヤ名一括変更で意図しないレイヤまで変更された

→ 一括変更前に 対象レイヤグループの確認 を必ず行ってください。配布版の persc_layer_rename.bat は入力ボックスで対象レイヤグループ番号(0〜F)を指定できますが、未指定の場合はカレントグループのみを対象にします。

実行前のバックアップ運用も推奨します。

Q: 印刷情報書出しのCSVファイルが文字化けする

→ CSVファイルは Shift-JIS で書き出しています。Excelで開いた際に文字化けする場合は、Excelの「データ取得」機能でShift-JISを指定して開いてください。

または、メモ帳で開いてからUTF-8で再保存すれば、その後はExcelで普通に開けるようになります。

Q: 整列プログラムを実行したら、図形が全部1点に集まってしまった

→ 範囲選択した図形群と基準点が 離れすぎている か、 整列方向の指定が中心 になっている場合に発生します。中心整列は文字通り全要素を基準点に重ねる動作のため、意図しない動作になりやすいです。

整列方向用途
水平整列Y座標を基準点に揃える(X方向は変えない)
垂直整列X座標を基準点に揃える(Y方向は変えない)
中心整列基準点に全要素を重ねる

通常は 水平整列または垂直整列 を選んで使ってください。

Q: 配布版を別の事務所と共有したい

→ ライセンスで「再配布禁止」としていますので、別事務所と直接共有することはできません。代わりに、別事務所のメンバーに PERSC JOURNAL のこの配布ページのURL を共有してください。ダウンロードは個別に行う運用です。事務所内(同じ事業所のメンバー間)での共有は問題ありません。

Q: 配布版を改造して新機能を追加したい

→ ライセンスで 改造・拡張は許可 されています。 .bat と補助スクリプトをテキストエディタで編集し、自社オリジナル版として整備できます。改造版を社外で「PERSC由来」を伏せて配布することはNGです。

Q: 配布版にない処理を独自に作りたい

→ 外部変形のバッチファイル文法と書込み・読込みデータ仕様を理解すれば、自社固有の処理も独自に実装できます。 外部変形バッチファイルの書式外部変形 書込みデータ仕様外部変形 読込みデータ仕様 を参照してください。

Q: Jw_cadのバージョン違いで動作しない

→ 配布版は Jw_cad v8.x 系 で動作確認しています。v7.x など古いバージョンでは正しく動作しない場合があります。 Jw_cadのインストール を参照して最新版にアップデートしてください。


関連項目


まとめ

  • 外部変形プログラム集(公開予定)は 三斜面積求積/座標求積/レイヤ図形数カウント/線色一括変換/線種一括変換/寸法一括スケール変換/空レイヤ削除/レイヤ名一括変更/印刷情報レイヤ別書出し/基準点中心整列 の合計10本の .bat + 補助スクリプト + README で構成予定
  • 動作環境は Jw_cad v8.x/v10.x + Windows 10/11。一部のプログラムでPython 3.x を使用(README で明示予定)
  • 使い方は ダウンロード → C:\JWW 配下に解凍 → Jw_cadで対象を開く → 「その他」→「外部変形」 → .bat 選択 → 範囲選択 → コントロールバー入力 の7ステップで、1回の実行は数十秒
  • カスタマイズは 入力ボックス文言の変更/既定値の変更/補助スクリプトの編集/独自 .bat の追加 の4パターン。改造・拡張は許可
  • ライセンスは 個人・商用利用可・改造可・再配布NG で公開予定。事務所内共有はOK、第三者へのファイル共有は配布ページURLの共有で対応
  • 標準添付(JWW_SMPL.BAT・ZAHYO.BAT)との差別化は、 有効桁数指定・通し番号自動採番・カスタマイズ前提のコメント記述
  • 求積/属性一括変換/レイヤ管理/整列の 4カテゴリ × 5実務シーン(敷地求積/既存図面標準化/図面チェック/単位換算/アイコン整列)に対応
  • 本配布物は実機検証フェーズで整備中。.bat 実行を伴うためソース公開・処理内容説明・ウイルススキャン・Windows SmartScreen警告対応・バックアップ手順を公開前に整備します