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履歴(最近開いたファイル)
このページでできるようになること
Jw_cad で最近開いたファイルの一覧を素早く表示でき、よく使用するファイルを数クリックで再度開くことができます。また、履歴から不要なファイルを削除したり、履歴全体をクリアしたりすることで、メニューを整理して作業効率を上げられます。
背景: ファイルメニューの「履歴」機能は、Windowsアプリケーション全体で標準的な便利機能です。Jw_cad でも同様の仕組みが実装されており、複数の図面ファイルを同時に扱う建築実務で、作業効率を大幅に向上させます。
履歴機能の概要
履歴表示の位置
メニューバーの「ファイル」を開くと、メニュー下部に「最近開いたファイル」として、過去に開いたファイルの一覧が表示されます。
画像準備中 — メニューバー「ファイル」を開いた時の履歴表示位置
履歴に表示される情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| ファイル名 | 開いたファイルの名前(例:01_平面図.jww) |
| フルパス | ファイルの保存先フォルダを含むパス(例:C:\Projects\A物件\01_平面図.jww) |
| 並び順 | 最後に開いたファイルが最上部に表示(新しい順) |
| 表示件数 | デフォルトでは10件まで表示 |
要確認: 表示件数の上限がデフォルト10件で固定か、または基本設定で変更可能かは実機で確認が必要です。
履歴から直接ファイルを開く
手順1: ファイルメニューを開く
メニューバーの「ファイル」をクリックします。
画像準備中 — メニューバー「ファイル」をクリック
手順2: 履歴から対象ファイルをクリック
メニュー下部に表示される履歴リストから、開きたいファイル名をクリックします。
Tips: 履歴にはフルパスが表示されているため、複数のプロジェクトフォルダに同じ名前のファイルがある場合でも、どのフォルダにあるのかを確認してから開くことができます。
画像準備中 — 履歴リストから「01_平面図.jww」をクリックする例
手順3: ファイルが自動で開く
クリックしたファイルがすぐに開きます。作業前に「開く」ダイアログが表示されないため、素早く目的のファイルに切り替えられます。
履歴の順序と管理
最新ファイルが上に表示される
ファイルメニューの「ファイル」を開くたびに、履歴リストは自動的に更新されます。最後に開いたファイルが一番上に表示されるため、頻繁に使うファイルはいつもメニューの上部に位置し、アクセスが容易です。
同じファイルを複数回開いた場合
同じファイルを何度開いても、履歴に重複登録されません。開く度に順序が更新され、最後に開いた時点が最新として扱われます。
背景: この設計により、履歴リストが長くなりすぎず、常に最近使用したファイルが上部に集約されます。
履歴から特定のファイルを削除
履歴リストから個別のファイルを削除したい場合は、以下の手順で対応できます。
手順1: ファイルメニューを開く
メニューバーの「ファイル」をクリックします。
手順2: 対象ファイルを右クリック
削除したいファイル名を右クリックします。
画像準備中 — 履歴リストのファイルを右クリック
手順3: コンテキストメニューから削除を選択
右クリックメニューから「履歴から削除」または「削除」をクリックします。
画像準備中 — 右クリックメニュー内の「履歴から削除」
手順4: 確認ダイアログに対応
確認ダイアログが表示されたら「はい」をクリックして削除を確定します。
注意: 履歴から削除されるだけで、ファイル自体は削除されません。ファイルを完全に削除したい場合は、エクスプローラーで該当ファイルを削除してください。
履歴全体をクリア
履歴リスト全体を一括削除したい場合は、以下の手順で対応します。
手順1: ファイルメニューを開く
メニューバーの「ファイル」をクリックします。
手順2: 「履歴をクリア」を選択
メニュー下部の履歴リスト付近に、「履歴をクリア」または「すべての履歴を削除」というオプションがあります。このメニュー項目をクリックします。
画像準備中 — ファイルメニューの「履歴をクリア」オプション
手順3: 確認ダイアログに対応
「本当にすべての履歴を削除してもよろしいですか?」というダイアログが表示されたら、「はい」をクリックします。
画像準備中 — 履歴削除の確認ダイアログ
手順4: 履歴がリセット
ファイルメニューを開いても、履歴リストは空になります。新しいファイルを開くと、そこから履歴が再度蓄積されます。
履歴に登録されるファイルの条件
以下のファイルは、履歴に自動登録されます:
| ファイル形式 | 登録される |
|---|---|
JWW形式(.jww) | ✓ はい |
JWC形式(.jwc) | ✓ はい |
DXF形式(.dxf) | ✓ はい(読込時) |
SFC形式(.sfc) | ✓ はい(読込時) |
P21形式(.p21) | ✓ はい(読込時) |
ファイルが見当たらない場合の対処
ファイルを削除した後も履歴に残っている
ファイルシステムからファイルを削除しても、Jw_cad の履歴にはパス情報として残ります。履歴リストから削除したい場合は、前述の「履歴から特定のファイルを削除」を参照。
背景: Jw_cad の履歴はテキストベースで保存され、実際のファイル存在確認を毎回実行していないため、削除済みファイルが残ることがあります。
外付けHDDやUSBメモリのファイルが履歴に表示されない
外付けメディアを接続していない場合、その上のファイルは履歴リストから非表示になることがあります。メディアを再度接続すれば、履歴に再表示されます。
ネットワークドライブのファイルが開けない
過去にネットワークドライブから開いたファイルが履歴に残っていても、ネットワーク接続が不安定な場合は、履歴からクリックしても開けない可能性があります。この場合は「開く」ダイアログから直接パスを指定して開くか、ローカルドライブにコピーしてから開いてください。
実務での使い方 ★PERSC独自
複数物件の同時進行管理
建築事務所で複数の物件を同時に進行させている場合、Jw_cad の履歴機能が威力を発揮します。
運用例
- 物件A: 01_平面図.jww → 02_立面図.jww → 03_詳細図.jww
- 物件B: 基本設計_平面.jww → 基本設計_断面.jww
- 物件C: 実施設計_全図面.jww
作業の合間に別物件に切り替える際、履歴メニューから該当ファイルをワンクリックで開けるため、フォルダを探す手間が大幅に短縮されます。
朝礼時の情報共有
設計チームの朝礼で「昨日どのファイルを更新したか」を確認する際、Jw_cad の履歴を見ることで、各担当者の作業進捗を可視化できます。
Tips: 複数台のPCで設計を進める場合は、ローカル履歴を定期的にクラウド共有フォルダにバックアップしておくと、別PC起動時に履歴を引き継ぐことができます。詳しくは 環境設定ファイルの移行 ※準備中を参照。
履歴を整理するタイミング
プロジェクト完了時、クライアント納品完了後、月次ごと等の区切りで、履歴をクリアして新しい開始点に引き直すと、メニューが常にクリーンな状態に保たれます。
PERSCの推奨: 新規案件開始時に「履歴をクリア」してから作業を開始するルールを組織内で統一すると、チーム間での作業ファイルの追跡がしやすくなります。
つまずきポイント・対処 ★PERSC独自
Q: ファイルメニューを開いても履歴が表示されない
→ Jw_cad を初めてインストール直後は、まだファイルを開いていないため履歴が空です。まず何かファイルを開いてください。その後、ファイルメニューに履歴が表示されるようになります。
Q: 削除したはずのファイルが、まだ履歴に表示されている
→ 前述の手順で「履歴から削除」したか確認してください。ファイルシステムから削除しただけでは、Jw_cad の履歴には残ります。ファイルメニューを開いて、対象ファイルを右クリックし「履歴から削除」を実行してください。
Q: 外付けHDDから開いたファイルが、HDDを接続しないと履歴から開けない
→ これは正常な動作です。外付けメディア上のファイルを履歴から開くには、メディアが接続されていることが前提です。常にアクセスしたい重要ファイルは、ローカルドライブにコピーしておくことを推奨します。
Q: 履歴の表示件数を増やしたい
→ 標準で10件表示ですが、基本設定で変更できる可能性があります。メニューバー「基本設定」を開いて、各タブで「履歴」「最近使用」に関する項目を探してください。詳しくは「要確認」項目を参照。
Q: ファイル名が長すぎて、メニューが読みにくい
→ ファイルメニューを開くと、フルパス付きで表示されるため、フォルダが深いと見づらくなります。わかりやすいファイル命名規則を組織内で統一し、ファイル構造をシンプルに保つことで、履歴リストも読みやすくなります。詳しくは ファイル命名ルール ※準備中を参照。
関連項目
まとめ
- ファイルメニューの「履歴」から、最近開いたファイル(デフォルト10件)をワンクリックで再度開ける
- 最後に開いたファイルが一番上に表示され、同じファイルを複数回開いても重複登録されない
- 個別ファイルの削除は右クリック→「履歴から削除」、全体削除は「履歴をクリア」で対応
- ファイルが実際に削除されても、履歴には残るため、不要な履歴は手動削除が必要
- 複数物件同時進行や朝礼時の進捗確認に、履歴機能が活躍する