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PERSC推奨 ショートカット・カスタムキー設定配布 ★PERSC独自
このページでできるようになること
Jw_cadで建築実務を進めるときに、PERSC編集部が整備中の ショートカット・カスタムキーの推奨割当セット (公開予定)の概要・使い方を案内します。設定ファイル(jw_win.JWF の KEY セクション抜粋)として一括反映できる構成を予定しており、公開後は「KEY」タブで1つずつキーを書き換えるのではなく、配布版の設定ファイルを既存の jw_win.JWF に 部分マージ することで、線・複線・矩形・複写・移動・寸法・属性取得・レイヤ切替などの主要コマンドが PERSC推奨配置に切り替わります(公開後にダウンロード可能)。配布物の中身(部分マージ用JWFセクション・差分一覧表・チートシート)と、インストール(部分マージ vs 全置換)・使い方・カスタマイズの流れを把握して、自分の事務所仕様にカスタマイズする想定で内容をご確認ください。
背景: ショートカットとカスタムキーの設定は、Jw_cadの設定ファイル
jw_win.JWF(テキストファイル)の中で KEY セクションとしてまとまった形で保存 されています。基本設定の「KEY」タブで1つずつキーを書き換える方法は時間がかかるうえ、別PCに同じ設定を持っていく際の再現性も低くなります。配布予定版は KEY セクションだけを抜粋した「部分マージ用ファイル」として整備中のため、公開後は「他の設定(線色・線種・印刷設定など)はそのまま」で「キー割当だけ PERSC推奨に切り替える」運用が可能になります。jw_win.JWF全体を一括配布する版は PERSC推奨環境設定ファイル jw_win.JWF 配布 ※準備中 で別途扱います。
要確認: 本配布物は 実機検証フェーズで整備中 です。配布物(部分マージ用JWFセクションファイル・差分一覧表・チートシートPDF)・README・ライセンス文言は公開前に確定します。ショートカット適用は既存ユーザーの操作習慣を壊す可能性があるため、配布前にバックアップ手順・差分一覧・元に戻す方法・初心者/上級者版の分離を整備します。
ダウンロード
要確認: 本配布物は 実機検証フェーズで整備中 です。配布パック(zip)・同梱ファイル(.JWF.txt / .JWF / .csv / .pdf / .txt)・README・ライセンス文言は公開前に確定します。本ページは公開準備段階の「配布物概要・使い方の予告」としてご覧ください。
📦 配布予定パック
- ファイル名:
persc_shortcut_v1.0.0.zip(実機検証時に正式名称確定) - 含まれる予定のファイル:
| ファイル名 | 種別 | 主な用途 |
|---|---|---|
persc_shortcut_keys.JWF.txt | 部分マージ用テキスト | 既存 jw_win.JWF の KEY セクションだけを差し替えるための抜粋ファイル |
persc_jw_win_keys_only.JWF | 単独実行可能版 | 既存設定を捨てて PERSC推奨キー割当だけを使う場合のフルJWF |
persc_shortcut_diff.csv | 差分一覧表 | 既定 → PERSC推奨 の全キー対応表(CSV) |
persc_shortcut_diff.pdf | 差分一覧表 | 同上の人間可読版(PDF) |
persc_shortcut_cheatsheet.pdf | チートシート | A4横1枚・キーボード配置イラスト付き |
persc_clockmenu_keys.txt | クロックメニュー設定 | 左右ドラッグ各12方向の推奨割当(参考値) |
persc_com_lay_preset.txt | コマンド連動レイヤ設定 | COM_LAY01 セクション抜粋(寸法→E等) |
README.txt | — | バージョン情報・利用規約・差分の根拠 |
公開時は本セクションにダウンロードリンクを掲載します。
画像準備中 — 配布パックの中身(公開前に撮影)
整備計画: Jw_cad Version 10.02.1(2026/01/21公開の現行最新版)での KEY セクションの正確な行範囲、コマンド番号体系、Ctrl/Shift/Alt 併用キーの動作確認を済ませたうえで配布を開始します。Version 10.02.1 で標準割当・KEY書式に変更がないかも要検証項目に含めます。このページは配布開始時にファイル一覧・ダウンロードURL・差分の根拠を最終確定します。
PERSCの推奨: 初めて使う方は、まず差分一覧表PDF(
persc_shortcut_diff.pdf)とチートシートPDF(persc_shortcut_cheatsheet.pdf)の2点だけダウンロードして、「PERSC推奨に切り替えると何がどう変わるか」を紙ベースで把握してから、設定ファイルの部分マージに進むのが安全です。設定ファイルをいきなり差し替えると、既存の指の動きが追いつかず作図速度が一時的に落ちる時期が発生します。
画像準備中 — 配布zip解凍後のフォルダ内(部分マージ用ファイル・単独版JWF・差分CSV/PDF・チートシートPDF・README が並んだ状態)
配布版の概要
配布の責務範囲
PERSC推奨ショートカット・カスタムキー設定配布の中身は、次の3つに整理できます。
| 配布物 | 含まれる設定 | 用途 |
|---|---|---|
| キー割当セクション | 単キー(A〜Z・0〜9)・F1〜F12・Ctrl/Shift/Alt併用キー | コマンドの1キー呼び出し |
| クロックメニュー割当 | 左ドラッグ12方向・右ドラッグ12方向 | マウス操作中のコマンド切替 |
| コマンド連動レイヤ設定 | COM_LAY01 セクション(寸法→E等) | コマンド実行時の自動レイヤ切替 |
割当の根拠(なぜそのキーに置くか)は PERSC推奨ショートカット割当 で扱っています。配布版は その推奨セットを設定ファイルとして実体化したもの です。
jw_win.JWF 全体配布との関係
PERSC編集部からは2系統の配布物が出ます。
| 配布記事 | 含まれるもの | 想定読者 |
|---|---|---|
| 15-22 PERSC推奨環境設定ファイル jw_win.JWF 配布 ※準備中 | jw_win.JWF 全体(線色・線種・印刷・キー割当・クロックメニュー・連動レイヤ等を含む) | 新規にJw_cadを入れた直後のPC・全部入れ替え派 |
| 15-23(このページ) | KEY セクション抜粋+差分表+チートシート | すでに使い込んだPCで、キー割当だけ PERSC推奨に切り替えたい ユーザー |
15-22 と 15-23 の関係は、 「全部入れ替え」 と 「キー割当だけ部分マージ」 の使い分けです。すでに線色・線種・印刷設定を事務所流に整えてあるユーザーは、15-22 で全置換するとそれらが上書きされてしまうため、15-23 の部分マージのほうが安全です。
PERSCの推奨: Jw_cadを 新規にインストールした直後 なら 15-22(全置換)、 すでに使い込んでいて他の設定を守りたい なら 15-23(部分マージ)、という選び方が分かりやすいです。新規PCの初期設定では 15-22 のフルJWFを上書きしてキー割当も一緒に確定させ、そのあとに線色・線種など事務所固有の調整を加える、という順番が手戻りが少なくなります。
配布版に含まれる主な内容
PERSC推奨ショートカット・カスタムキー集に含まれる主な内容は次のとおりです。詳しい根拠は PERSC推奨ショートカット割当 を参照してください。
| 分類 | 内容 |
|---|---|
| ファンクションキー割当 | F1〜F12 各キーの実務最適化(標準維持+空きキー活用) |
| 単キー(A〜Z・0〜9) | 線・複線・矩形・複写・移動・消去・寸法・属性取得・図形などの作図コマンド割当 |
| 2文字コンビ | [A][B] のような2連打式(Jw_cad内部仕様で対応している範囲) |
| Ctrl/Shift/Alt コンビ | Windows 標準(Ctrl+S 等)に加えた補助コマンド割当 |
| クロックメニュー割当 | 左クリックドラッグ・右クリックドラッグ 各12方向の推奨割当 |
| カスタムキー設定(KEYセクション抜粋) | jw_win.JWF から KEY セクションのみ抜き出した部分マージ用テキスト |
| 既定との差分一覧表 | 既定割当 → PERSC推奨割当 の全キー対応表(CSV/PDF) |
| 使用頻度ベスト30 | 「2025年実務での使用頻度ベスト30」基準のキー優先順位 |
背景: 配布版の設計の中心は 「使う頻度が高いコマンドほど押しやすいキーに置く」 という原則です。住宅平面図の作図1日分を観察した範囲で、線・消去・複写・移動・元に戻すは100回以上/日、矩形・複線・寸法・属性取得・図形貼付は30〜100回/日のオーダーで打鍵されます。配布版はこの頻度オーダーを左手範囲(A〜Gの左側ブロック+スペース+Tab周辺)の押しやすさにマッピングして整えています。
画像準備中 — 配布版のキー配置イメージ(キーボード模式図に PERSC推奨割当を重ねた状態)
キー割当の概要(要点のみ)
PERSC推奨セットの23項目のうち、配布物のフルセットでは F1〜F12・クロックメニュー・連動レイヤを含めて 約60項目 の割当を整備しています。要点だけ抜粋すると次のとおりです。
| キー | PERSC推奨コマンド | 既定割当との差分 |
|---|---|---|
A | 線 | 既定: 寸法 → 線(最頻出を最易キーへ) |
S | 矩形 | 既定: 軸角・目盛・オフセット → 矩形 |
D | 消去 | 既定維持 |
F | 複線 | 既定: 範囲選択 → 複線 |
Z | 元に戻す(Undo) | 既定維持 |
X | 寸法 | 既定: 図形複写 → 寸法 |
C | 複写 | 既定維持 |
V | 移動 | 既定: 矩形 → 移動 |
G | 属性取得 | 既定: 未割当 → 属性取得 |
Tab | 書込レイヤ切替 | 既定: 未割当 → 書込レイヤ切替 |
1〜3 | レイヤグループ表示切替 | 既定: 未割当 → 直接ジャンプ |
Ctrl+S | 上書き保存 | Windows標準維持 |
Ctrl+P | 印刷 | Windows標準維持 |
Ctrl+Z | 元に戻す | Windows標準維持 |
割当の 全リスト と 採用理由(建築実務での頻度・押しやすさの根拠) は PERSC推奨ショートカット割当 を参照してください。配布版の差分一覧表(persc_shortcut_diff.pdf)にも全項目が掲載されます。
画像準備中 — 差分一覧表PDF(既定 → PERSC推奨)の冒頭ページ
配布物の中身(プレビュー)
配布パックの各ファイルの中身と推奨用途を順に紹介します。
1. 部分マージ用テキスト(persc_shortcut_keys.JWF.txt)
既存の jw_win.JWF の KEY セクションだけを差し替える ための抜粋ファイルです。テキストエディタで開いて、コピー&ペーストで既存JWFの該当セクションに貼り付ける運用を想定しています。
冒頭の構成イメージは次のとおりです(実際の内容は配布開始時に確定)。
; ============================================
; PERSC推奨 KEY セクション
; for jw_win.JWF
; version: 1.0
; encoding: Shift_JIS / CRLF
; ============================================
; --- 単キー(A〜Z・0〜9) ---
KEY_A=001 ; 線
KEY_S=003 ; 矩形
KEY_D=011 ; 消去
KEY_F=002 ; 複線
...
; --- ファンクションキー(F1〜F12) ---
KEY_F1=...
...
; --- Ctrl/Shift/Alt 併用 ---
KEY_CTRL_S=...
...要確認: 上記は構成のイメージで、実際の
jw_win.JWFの KEY セクションの記法(キー名表記・コマンド番号)は Version 10.02.1 で実機照合してから確定します。記法はJw_cad内部仕様に依存するため、配布開始時に正確な書式へ書き換えます。
PERSCの推奨: 部分マージは テキストエディタの差分機能(VSCode の Compare、サクラエディタの Diff など) で既存JWFと配布版を見比べながら作業すると、置換漏れ・他セクションへの影響を防げます。メモ帳で行コピペするより安全です。
画像準備中 — VSCodeで既存 `jw_win.JWF` と配布版テキストを左右に並べた差分ビュー
2. 単独実行可能版(persc_jw_win_keys_only.JWF)
既存設定を 捨てて、キー割当だけ PERSC推奨で動かす 場合のフルJWFです。線色・線種・印刷設定はJw_cadの 既定値 で書かれており、KEY セクションだけが PERSC推奨に置き換わっています。
| 想定シーン | このファイルの使い方 |
|---|---|
| Jw_cadインストール直後の白紙PC | このファイルを C:\JWW\jw_win.JWF に上書きして即運用開始 |
| 検証用の別PC・USBポータブル運用 | 持ち運び先のJw_cadフォルダにこれだけコピー |
| トラブル時のリセット用 | 個人カスタムが壊れたときの復旧用 |
背景: 「キー割当だけ PERSC推奨、線色などは既定」というセットは、検証用や教育用には便利ですが、実務で使うには線色・線種・印刷設定の調整が別途必要 です。事務所で本格運用する場合は、 15-22 PERSC推奨環境設定ファイル jw_win.JWF 配布 ※準備中 のフル版を採用するほうが手戻りがありません。
3. 差分一覧表(persc_shortcut_diff.csv / .pdf)
既定の jw_win.JWF から PERSC推奨セットへの 全キー対応表 です。CSV版はデータ加工用、PDF版は人間が机で見る用に1枚で整えています。
| 列 | 内容 |
|---|---|
| キー | A / S / Ctrl+S 等のキー表記 |
| 既定割当 | 既定の jw_win.JWF でのコマンド名 |
| PERSC推奨 | 配布版でのコマンド名 |
| 差分種別 | 「変更」「追加(既定は未割当)」「維持(既定と同じ)」 |
| 採用理由(短文) | 押しやすさ・頻度・連続打ちの観点 |
| 詳細解説 | Ch.13 PERSC推奨ショートカット割当 のセクションへの参照 |
PERSCの推奨: 差分一覧表PDF(
persc_shortcut_diff.pdf)は、設定ファイルを部分マージする 前に必ず1度通読 することをおすすめします。「変更」が何項目で「追加」が何項目あるかを把握してから差し替えると、書き換え後の指の動きの混乱が予測できます。
画像準備中 — 差分一覧表PDFの全体像(A4縦1〜2ページ)
4. チートシートPDF(persc_shortcut_cheatsheet.pdf)
机に貼って参照しながら作図する用の A4横1枚 のキー配置イラスト付きチートシートです。
| 含まれる情報 | 内容 |
|---|---|
| キーボード配置イラスト | 物理キーボード上にコマンド名を重ねた図 |
| 系統別ハイライト | 作図系(A〜G)・編集系(Z〜T)・属性系(B・G)を色分け |
| 修飾キー併用 | Ctrl・Shift・Alt 併用キーの一覧 |
| クロックメニュー | 左ドラッグ・右ドラッグ12方向の対応図 |
| 改訂日 | 配布版のバージョンと改訂日 |
PERSCの推奨: チートシートPDFは事務所内で 印刷して全員の机に1枚ずつ配布 するのが定着の近道です。書き換え後の最初の2〜3週間は、無意識に押す指の動きが追いつかず、紙のチートシートを横目で見ながら作図する時期が必要になります。
画像準備中 — チートシートPDFのキー配置イラスト(A4横1枚)
5. クロックメニュー設定(persc_clockmenu_keys.txt)
クロックメニュー(マウス左/右ドラッグで12方向のメニューを呼び出す機能)の 左右各12方向の推奨割当 を抜粋したテキストです。
| 設定項目 | 内容 |
|---|---|
| 左クリックドラッグ12方向 | 1時〜12時の各方向に割り当てるコマンド |
| 右クリックドラッグ12方向 | 同上(線記号変形・寸法など参照系コマンドが中心) |
| AM/PM切り替え | 中央クリックで AM/PM(前半/後半)の切替設定 |
クロックメニューのカスタマイズ手順の詳細は クロックメニューのカスタマイズ と クロックメニュー応用 を参照してください。
背景: クロックメニューは「マウスを動かしながらコマンドを切り替える」ためのJw_cad独自の操作系です。ショートカットキーが「キーボード→マウスを離してキーを打つ→マウスへ戻る」という指の往復を必要とするのに対し、クロックメニューは マウスを握ったままコマンド切替が完結する 点で異なります。配布版は両者を補完的に組み合わせる前提でセットを構成しています。
6. コマンド連動レイヤ設定(persc_com_lay_preset.txt)
jw_win.JWF の COM_LAY01 セクションを抜粋した コマンド実行時のレイヤ自動切替 プリセットです。
| 推奨連動例 | 効果 |
|---|---|
| 寸法コマンド → レイヤE | 寸法を専用レイヤに自動分離 |
| 文字コマンド → レイヤE | 文字注記を専用レイヤに自動分離 |
| 図形(建具)コマンド → レイヤF | 建具を専用レイヤに自動分離 |
| 線・複線・矩形 | 連動なし(書込レイヤ維持) |
PERSCの推奨: コマンド連動レイヤ切替は便利ですが、すべてのコマンドにレイヤ自動切替を設定すると、現在どのレイヤに描画しているかが追えなくなるリスクがあります。配布版は 「専用レイヤが固定されているコマンド」(寸法・文字・建具など)だけ に限定したプリセットになっています。
COM_LAY01 セクションの仕様は 基本設定(KEY タブ) でも扱っています。
使い方
注意: 配布版ショートカット・カスタムキー設定を適用する前に、必ず以下の 3 ステップ安全手順 を踏んでください:
- コピー退避:
C:\JWW\jw_win.JWFを別名でコピーバックアップ(例:jw_win.JWF→jw_win_backup_2026-05-09.JWF)- 検証: バックアップを別場所に置いた状態で、部分マージ後のKEYセクション以外(線属性・印刷設定等)が変更されていないことを確認(バックアップから戻せる前提を作る)
- 対処: 上記2ステップを踏んだ上で、本記事の手順を実行
配布版KEYセクションの部分マージは、テキストエディタでの手動編集を伴うため、誤って KEY セクション以外を書き換えると 既存設定の永続的損失 につながります。原本に対して直接マージを実行する前に、必ず現在の
jw_win.JWFを退避してください。
背景: 以下の手順は配布物公開後の使い方を想定した予告です。配布パックは実機検証フェーズで整備中のため、現時点ではダウンロードリンクは未提供です。ショートカット適用は 既存ユーザーの操作習慣を変える ため、公開時にはバックアップ手順・差分一覧・元に戻す方法を併せて掲載予定です。
使い方サマリー(全7ステップ・部分マージ版)
| # | 操作 | 所要 |
|---|---|---|
| 1 | zipファイルをダウンロード | 30秒 |
| 2 | 既存 jw_win.JWF のバックアップを取る | 1分 |
| 3 | 配布版のテキストファイル persc_shortcut_keys.JWF.txt をテキストエディタで開く | 30秒 |
| 4 | 既存 jw_win.JWF の KEY セクションを配布版で置換(部分マージ) | 3〜5分 |
| 5 | jw_win.JWF を Shift_JIS で上書き保存 | 数秒 |
| 6 | Jw_cadを正規終了して再起動 | 30秒 |
| 7 | チートシートを見ながらキー操作を確認 | 5分 |
合計の初回セットアップ: 10分以内 で部分マージが完了し、PERSC推奨キー割当でJw_cadが動き始めます。
手順1: zipファイルをダウンロード
PERSC編集部の配布ページから persc_shortcut_v1.0.0.zip をダウンロードします。ブラウザの保存ダイアログで「保存」をクリックすると、デフォルトでは「ダウンロード」フォルダに保存されます。
画像準備中 — ダウンロード時のブラウザダイアログ
要確認: 配布ページのURL・ダウンロードボタンの位置は配布開始時にこのページへ追記します。
手順2: 既存 jw_win.JWF のバックアップを取る
jw_win.JWF は Jw_cad の 個人設定の本体 です。書き換え作業に入る前に、必ずバックアップを取ります。
- エクスプローラーで
C:\JWW\を開く(インストール先を変更している場合はそのフォルダ) jw_win.JWFを コピー&貼り付け で同じフォルダに複製- 複製ファイル名を
jw_win_backup_2026-05-08.JWFなど 日付付き にリネーム - 別ドライブ(USBメモリ・OneDrive等)にもコピーを保管しておくと安心
注意: バックアップを取らずに書き換えを始めて、配布版で上書きする際にキー割当以外の設定(線色・線種・印刷設定など)を壊した場合、復旧手段がなくなります。バックアップは 必須 です。
画像準備中 — `C:\JWW\` フォルダで `jw_win.JWF` のバックアップコピーを作成した状態
手順3: 配布版のテキストファイルをテキストエディタで開く
ダウンロードした zip を解凍し、persc_shortcut_keys.JWF.txt をテキストエディタで開きます。Windows標準のメモ帳でも開けますが、 VSCode や サクラエディタ など、行番号表示・差分機能のあるエディタが推奨です。
| エディタ | 部分マージでの利点 |
|---|---|
| VSCode | 差分表示(Compare)が使える。Shift_JIS の保存も可能 |
| サクラエディタ | 国産・Shift_JIS 標準。Diff 表示プラグインあり |
| メモ帳(Windows標準) | 開けるが差分機能なし。最終手段 |
| 秀丸エディタ | 差分機能・Shift_JIS 対応 |
PERSCの推奨: 部分マージ作業では VSCodeの Compare 機能 が最も視認性が高いです。既存
jw_win.JWFを左、配布版テキストを右に並べると、KEY セクションの行範囲が一目でわかります。VSCodeをインストールしていない場合はサクラエディタの Diff プラグインでも同じことができます。
画像準備中 — VSCode で配布版テキストを開いた状態(行番号と KEY セクションのコメント区切りが見えている)
手順4: 既存 jw_win.JWF の KEY セクションを配布版で置換
ここが部分マージの本体作業です。次の流れで進めます。
- テキストエディタで既存の
jw_win.JWFを開く - KEY セクションの 開始行 を探す(コメント
; KEYまたはKEY_A=の最初の行) - KEY セクションの 終了行 を探す(次のセクションの開始直前まで)
- 既存 KEY セクションを すべて選択して削除
- 配布版テキストの KEY セクション全体を コピー&貼り付け で同じ位置に挿入
- 上下の他セクションが壊れていないか目視確認
| 確認項目 | 確認方法 |
|---|---|
| KEY セクションの開始行 | コメント ; KEY または KEY_A= を検索 |
| KEY セクションの終了行 | 次のセクション(; CLOCK CLR_* 等)の開始直前 |
| 他セクションへの影響 | 行数の増減を上下で目視確認 |
要確認: KEY セクションの正確な開始行・終了行は Version 10.02.1 での
jw_win.JWFの構造に依存します。配布版の README に 「KEY セクションは○○行〜○○行に該当します」 という具体的な行範囲を記載予定です。
注意: 部分マージ作業中に 他セクションを誤って削除 すると、線色・線種・印刷設定などが既定値にリセットされてしまいます。手順2のバックアップから復元できるよう、書き換え中は元ファイルを開いたままにしておくのが安全です。
画像準備中 — テキストエディタで既存 `jw_win.JWF` の KEY セクションを選択範囲で示した状態
手順5: jw_win.JWF を Shift_JIS で上書き保存
書き換え後の jw_win.JWF を Shift_JIS(CP932)・改行コード CRLF で上書き保存します。文字コードを誤るとJw_cadが設定ファイルを読めなくなります。
| エディタ | 文字コード設定の場所 |
|---|---|
| VSCode | 画面右下の文字コード表示 → 「Save with Encoding」 → Shift JIS |
| サクラエディタ | 「ファイル」→「文字コード指定保存」→「SJIS」 |
| メモ帳(Windows 11) | 「ファイル」→「名前を付けて保存」→ エンコード「ANSI」 |
| 秀丸エディタ | 「ファイル」→「エンコードの種類を指定して保存」→「Shift-JIS」 |
注意: メモ帳(Windows 11以降)は 既定が UTF-8 です。Shift_JIS で保存する場合は「エンコード」欄を必ず「ANSI」に切り替えてください。UTF-8 のまま保存するとJw_cadが起動時にエラーまたは設定無視で立ち上がります。
画像準備中 — VSCode の文字コード切替メニュー(Shift JIS を選択)
手順6: Jw_cadを正規終了して再起動
jw_win.JWF の書き換え後は、Jw_cadを 正規終了 してから再起動します。
- 起動中のJw_cadがあれば、メニュー「ファイル」→「Jw_cadの終了」で正規終了
- Jw_cadを起動
- 起動時に新しい
jw_win.JWFが読み込まれ、PERSC推奨キー割当が反映される
注意: タスクマネージャーで強制終了したり、PCを電源ボタンでシャットダウンすると、
jw_win.JWFへの保存が失敗するケースがあります。書き換え直後はとくに メニューからの正規終了 を徹底してください。
Tips: Jw_cadが起動中の状態で
jw_win.JWFを書き換えても、読み込みは次回起動時です。書き換え→保存→正規終了→再起動の順を必ず守ります。
画像準備中 — メニュー「ファイル」→「Jw_cadの終了」を選択した状態
手順7: チートシートを見ながらキー操作を確認
Jw_cad再起動後、配布版のチートシートPDF(persc_shortcut_cheatsheet.pdf)を見ながら主要キーの動作を確認します。
| 確認するキー | 期待される動作 |
|---|---|
A | 線コマンドが起動 |
S | 矩形コマンドが起動 |
D | 消去コマンドが起動 |
F | 複線コマンドが起動 |
G | 属性取得コマンドが起動 |
Tab | 書込レイヤが次のレイヤに切り替わる |
1 2 3 | レイヤグループが切り替わる |
Ctrl+S | 上書き保存ダイアログが出る |
すべて期待どおりに動けば、部分マージ完了です。1つでも動かないキーがあれば、「つまずきポイント・対処」の節を参照してください。
画像準備中 — 再起動後のJw_cadで `A` キーを押して線コマンドが起動した状態
全置換版の使い方(簡易)
検証用や教育用に、配布版のフルJWF(persc_jw_win_keys_only.JWF)で 既存の jw_win.JWF をまるごと差し替える 場合の手順は次のとおりです。
- 既存の
jw_win.JWFをバックアップ(手順2と同じ) - 配布版の
persc_jw_win_keys_only.JWFをjw_win.JWFにリネーム C:\JWW\フォルダのjw_win.JWFを上書き- Jw_cadを正規終了→再起動
この手順は線色・線種・印刷設定などすべての個人カスタムを 消す ことに注意してください。実務PCでこの方法を使う場合は、 15-22 PERSC推奨環境設定ファイル jw_win.JWF 配布 ※準備中 のフル版を使うほうが線色・線種・印刷設定もPERSC推奨で整います。
カスタマイズ方法
一部のキーだけ自分流に書き換える
PERSC推奨セットを部分マージしたあと、 一部のキーだけ自分流に書き換える 運用です。配布版の中で「自分には合わない」と感じたキーは、基本設定の「KEY」タブから個別に書き換えできます。
- Jw_cadを起動して「設定」→「基本設定」→「KEY」タブを開く
- 該当するキーを選択して、コマンド一覧から別のコマンドを割り当てる
- 「OK」で確定
- Jw_cadを正規終了して
jw_win.JWFへの保存を確定
詳しい操作は ショートカットのカスタマイズ を参照してください。
PERSCの推奨: 部分マージ直後の 2〜4週間 は配布版のままで使ってみるのをおすすめします。最初の数日は「指が追いつかない」「いつもの動きと違う」と感じても、慣れてくると効率化効果が体感できる時期に入ります。早すぎる時期に書き換えると、配布版の効果と自分流の効果が混ざって判断できなくなります。
既定割当へ部分的に戻す
「PERSC推奨で A=線にしたが、やはり A=寸法に戻したい」というケースの手順です。
- 「KEY」タブで
Aキーの割当をコマンド一覧から「寸法」に変更 - 「OK」で確定→Jw_cadを正規終了
または、バックアップ済みの既定 jw_win.JWF から該当行だけ抜き出して部分マージし直す方法もあります。後者は一括で複数キーを戻したいときに有効です。
F1〜F12 を実務に合わせて再割当
配布版のF1〜F12は Jw_cad標準(フルスクリーン・全体表示・再表示等)を維持 している項目が中心です。事務所方針で「F4を文字編集に」など固有の割当をしたい場合は、「KEY」タブから個別変更してください。
背景: F1〜F12は左手から遠く、頻度も中程度のキーです。住宅実務では画面操作系(全体表示・再表示)の割当のままで運用するのが便利な場面が多く、配布版もその方針です。CAD講師・教材作成者など特殊な業務では、F4〜F8あたりに専用コマンドを置く運用も有効です。
事務所オリジナル版を作る
PERSC推奨セットを叩き台にして、 事務所オリジナルの配布版 を整備するのもおすすめです。
| 派生バリエーション例 | 作り方 |
|---|---|
| 構造設計事務所向け | 寸法・文字・伸縮の頻度が高いため T=寸法・Y=文字に置換 |
| 設備設計事務所向け | 図形貼付の頻度が高いため Tを最易キーへ |
| 土木設計向け | 軸角・目盛・オフセットを Sに維持(建築では削除した割当を復活) |
| 教育・講習会向け | 標準割当維持+空きキー(G・Tab・1〜3)のみPERSC推奨を採用 |
事務所オリジナル版を整備したら、配布版とは別フォルダ(例: office_jwf_template\)で管理し、社内マニュアルとセットで配布するのが運用負荷とのバランスが良くなります。
PERSCの推奨: 事務所オリジナル版を作るときは、 配布版の
persc_shortcut_diff.csvを出発点 にして、変更したキーを別列でマーキングする方法が効率的です。CSVをExcelで開いて「事務所推奨」列を追加し、変更箇所だけ書き換えると差分管理がしやすくなります。
クロックメニュー割当を別途調整
クロックメニューの12方向割当は、ショートカットキーよりも 個人差が大きい 設定項目です。配布版の persc_clockmenu_keys.txt をベースに、自分の「マウス操作の癖」に合わせて調整する運用です。
| 調整シーン | 推奨アプローチ |
|---|---|
| 線記号変形をよく使う | 1時方向の左ドラッグに「線記号変形」を割当 |
| 寸法を頻繁に呼ぶ | 3時方向の左ドラッグに「寸法」を割当 |
| 範囲選択→属性取得の連続が多い | 5時・7時方向に連続コマンドを並べる |
詳しい操作は クロックメニューのカスタマイズ と クロックメニュー応用 を参照してください。
コマンド連動レイヤ設定の調整
配布版の persc_com_lay_preset.txt(COM_LAY01セクション抜粋)は、 寸法→E・文字→E・建具→F の3項目に限定したプリセットです。事務所のレイヤ運用に応じて項目を増減できます。
| カスタマイズ例 | 設定方法 |
|---|---|
| 設備系コマンドにレイヤG連動を追加 | COM_LAY01の該当コマンド番号の右桁を G に書換 |
| 寸法→Eを寸法→Bに変更(事務所のレイヤ規約に合わせる) | E を B に置換 |
| 全コマンドの連動を解除 | 該当行を削除またはコメントアウト |
COM_LAY01 セクションの記法は 基本設定(KEY タブ) で扱っています。
ライセンス・利用規約
要確認: 公開時のライセンス文言は最終確定前です。商用可・改変可・再配布不可の方針は維持予定ですが、細部(特にショートカット適用が既存習慣を変えることへの免責条項)は実機検証フェーズで確定します。
PERSC が配布予定のショートカット・カスタムキー設定は、Ch.15 共通ライセンス方針に従って利用できる方針です。
利用可・不可の概要
| 項目 | 可否 |
|---|---|
| 個人での作図・自宅でのCAD学習 | OK |
| 設計事務所・工務店での商用利用 | OK |
| 学校・職業訓練校での教材利用 | OK |
| 改造して自社仕様にして社内利用 | OK |
| 改造して納品図面に使用 | OK |
| 配布物そのものを第三者へ再配布 | NG |
| 配布物を自社サイトで配布 | NG |
| 改造版を「自社オリジナル」と称して配布 | NG |
| 配布物を販売・有償配布 | NG |
詳細・最新方針は 配布物カタログTOP(PERSC素材ライブラリの使い方) のライセンス共通方針セクションを参照してください。
免責事項
- 配布物は 「現状有姿」 で提供されます。動作不具合・互換性問題が発生してもPERSC編集部は責任を負いません
- 配布物の寸法・線色・線幅は JIS製図通則および建築実務での慣習値 に基づいていますが、特定の規格・規則・確認申請要件への完全準拠を保証するものではありません
- 確認申請・実施設計の最終図面では、所属事務所の図面規格・行政庁の指導に合わせて調整することをおすすめします
ショートカット・カスタムキー固有の免責補足
ショートカット・カスタムキー設定は 既存の jw_win.JWF 内のキー割当セクションを上書き する性質の配布物のため、適用前の現設定退避が必須です。
- 適用前に必ず現行の
jw_win.JWFをバックアップしてください - 部分マージ作業中に既存
jw_win.JWFの他セクションを破壊した場合の復旧責任はPERSC編集部にありません - 配布版のキー割当は 建築実務での頻度観察と押しやすさの観点 で整理したPERSC編集部の見解であり、すべての利用者にとって最適となることを保証するものではありません
実務での使い方 ★PERSC独自
PERSC推奨ショートカット・カスタムキー設定は、住宅・店舗・小規模建築の実務で次の5パターンの主要用途に対応します。
パターン1: 個人事務所の主力PCに導入
設計者1〜2名の個人事務所で、 メインPCに PERSC推奨セットを部分マージ して日常運用するのが最もメリットが大きいパターンです。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 想定ユーザー | 個人事務所・フリーランス設計者 |
| 採用範囲 | 配布版フル(KEY+クロックメニュー+連動レイヤ) |
| バックアップ | 月1回 jw_win.JWF を外部ドライブへコピー |
| 運用工数 | 部分マージ初回10分・以降ゼロ |
導入の流れ
- 既存
jw_win.JWFをバックアップ - 配布版の
persc_shortcut_keys.JWF.txtを部分マージ - クロックメニュー設定(
persc_clockmenu_keys.txt)も同様に部分マージ - コマンド連動レイヤ(
persc_com_lay_preset.txt)を必要に応じて追加 - 1〜2週間運用してみて、合わないキーだけ「KEY」タブで個別調整
画像準備中 — 個人事務所のメインPCで PERSC推奨セット適用後にチートシートを横に置いて作図している様子
PERSCの推奨: 個人事務所では、 PERSC推奨セット+ごく少数の自分流カスタム が最もパフォーマンスが高くなる構成です。フル採用してから2週間で「合わないキー」を3〜5個書き換える、という流れで運用が安定します。
パターン2: 中規模事務所の社内標準として展開
設計者3〜10名の事務所で、 全員のPCに PERSC推奨セットを統一して展開 するパターンです。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 想定ユーザー | 中規模設計事務所 |
| 採用範囲 | 配布版の KEY セクションのみ(クロックメニュー・連動レイヤは個人差を許容) |
| 配布方法 | 共有フォルダにマスター版を置き、各自が手動コピー |
| 運用工数 | 初回展開30分・年1〜2回の改訂で展開 |
中規模事務所での展開ポイント
- キー割当だけ揃える:クロックメニュー・連動レイヤは個人差を許容
- チートシートを全員配布:書き換え後の最初の1ヶ月は紙のチートシートを机に貼る
- 既定割当も最低限教育:ヘルプサイトや市販書籍は標準割当前提のため、新人には両方教える
- 派遣スタッフ・外注は対象外:常駐スタッフ・社員のみに限定し、短期メンバーは標準維持
背景: チーム規模が10名を超えると、PERSC推奨セットの 全面展開はかえって摩擦を生む ことがあります。10名以下の事務所では「全員でセットを変える効果」が大きいですが、それ以上の規模では「個人PCのみPERSC推奨・共有PCは標準維持」のような切り分けがチーム摩擦を避ける現実解になります。
パターン3: 自宅・サテライトオフィスの個人PCに展開
事務所の主PCは標準割当維持のままで、 自宅・サテライトオフィスの個人PCだけ PERSC推奨セット を入れるパターンです。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 想定ユーザー | 在宅勤務・週末作図・副業設計者 |
| 採用範囲 | 配布版フル |
| 主PCとの整合 | 主PCは標準維持 |
| 運用工数 | 個人PCのみの初回10分 |
自宅PC運用のメリット
- 作業効率が上がる:自宅では1人で集中して作図する時間が長いため、推奨セットの効果が大きい
- チーム摩擦なし:事務所PCは標準維持なので同僚との混乱が起きない
- 可逆性:自宅PCだけなのでリスクが小さい
PERSCの推奨: 在宅勤務が定着している事務所では、 「事務所PC=標準・自宅PC=PERSC推奨」のハイブリッド運用 が現実的です。両環境を行き来するときの「指の切り替え」は2〜3日で慣れます。
画像準備中 — 自宅PCで PERSC推奨セット適用後にチートシートを横に置いて作図している様子
パターン4: USBポータブル運用(複数PC横断)
USBメモリにJw_cad一式と PERSC推奨設定済み jw_win.JWF を入れて、 複数のPCを横断する運用 です。出向先・現場事務所・取引先PCで同じ設定を使えます。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 想定ユーザー | 現場常駐設計者・出向勤務・複数事務所兼任 |
| 採用範囲 | 配布版フル+ Jw_cad 本体 |
| 配布方法 | USBメモリにフォルダごと格納 |
| 運用工数 | 初回USB作成30分・以降ゼロ |
USB運用のセットアップ
- USBメモリに
JWWフォルダを作成 - Jw_cadのインストールファイルを展開(または既存環境からコピー)
- 配布版を部分マージした
jw_win.JWFをJWWフォルダ直下に配置 - 配布版テンプレ(図形・線記号変形・図面枠等)も同じUSBに同梱
- 出先のPCでUSB内の
jw_win.exeを直接起動
詳しい運用は Jw_cadのインストール のUSBポータブル運用の節を参照してください。
背景: Jw_cadは インストール不要のポータブル動作 に対応しています。USBメモリ内に
jw_win.exeとjw_win.JWFが揃っていれば、レジストリ書き込みなしで起動できるため、取引先PC・現場PC・友人PCなどでも同じ環境を再現できます。配布版はこのポータブル運用と相性が良く、出向先で「いつもの操作感」を維持できます。
パターン5: 教育・社内研修での教材として活用
CAD講師・社内研修担当者が、 教材として PERSC推奨セットを配布 するパターンです。
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 想定ユーザー | CAD講師・社内研修担当・職業訓練校教員 |
| 採用範囲 | チートシートPDF+差分一覧表PDFを中心に活用 |
| 配布方法 | 受講者に教材として配布(紙またはPDF) |
| 運用工数 | 教材組み立て1〜2時間 |
教育シーンでの活用
- 紙のチートシートを全受講者に配布:講習会の最初に1人1枚配って机に貼る
- 差分一覧表で「標準と推奨の違い」を理解させる:CAD学習の後半で扱う
- 演習課題は標準割当で組む:ヘルプサイトと整合させるため
- 修了後の自学用に PERSC推奨セットを推奨:受講者自身が判断して導入
PERSCの推奨: 教育現場では 「まず標準割当で覚え、3〜6ヶ月後に PERSC推奨セットへ移行」 の段階的アプローチがおすすめです。最初から推奨セットだけで覚えると、ヘルプサイトや市販書籍(標準割当前提)が読めなくなり、自学のハードルが上がります。
画像準備中 — 社内研修で受講者にチートシートPDFを配布している様子
平面図ワークフローとの関係
PERSC推奨ショートカット・カスタムキー設定は、平面図作成ワークフローの 全フェーズで効果が発生 します。配布物の中でも特に効果が大きいフェーズを表で整理します。
| フェーズ | 内容 | 配布版の効果 |
|---|---|---|
| 1. 通り芯・寸法計画 | 通り芯線を引く | A(線)・F(複線)の高速化 |
| 2. 柱・壁・建具 | 構造体・開口部を作図 | S(矩形)・F(複線)・V(移動) |
| 3. 設備配置 | キッチン・浴室・トイレを配置 | T(図形)・G(属性取得) |
| 4. 寸法・文字注記 | 寸法線・室名・面積表 | X(寸法)+連動レイヤ自動切替 |
| 5. 仕上げ・チェック | 仕上げ範囲・方位・レベル | Tab・1〜3のレイヤ切替 |
平面図作成全体の流れは 平面図作成ワークフロー ※準備中 を参照してください。配布物の他のテンプレ・図形集と組み合わせることで、平面図作成の所要時間が体感で20〜30%短縮できる場面が増えます。
他の配布物との組み合わせ
PERSC推奨ショートカット・カスタムキー設定は、他の配布物と組み合わせることで効果が大きくなります。
| 関連配布物 | 組み合わせ効果 |
|---|---|
| PERSC推奨環境設定ファイル jw_win.JWF 配布 ※準備中 | 線色・線種・印刷設定もPERSC推奨で統一(全置換派向け) |
| 線記号変形ファイル集 配布 | クロックメニューから線記号変形を呼ぶ運用と相性良好 |
| 住宅向けレイヤテンプレ配布 | 連動レイヤ設定(寸法→E等)と組み合わせて自動分離 |
| A1図面枠テンプレ配布 | キーで Ctrl+P(印刷)を即呼び出し、印刷効率化 |
| キッチン図形集 配布 | T(図形)→クロックメニューで貼付の連続操作 |
| PERSCオリジナル素材アーカイブ ※準備中 | 過去配布版の差分管理・履歴参照 |
つまずきポイント・対処 ★PERSC独自
Q: 部分マージしたが、キー割当が反映されない
→ 次の点を順に確認します。
- ファイル保存場所:書き換えた
jw_win.JWFがC:\JWW\直下にあるか(別フォルダに保存していないか) - 文字コード:Shift_JIS(CP932)で保存されているか(UTF-8 だとJw_cadが読めない)
- 改行コード:CRLF で保存されているか(LF だと正しく解釈されないことがある)
- Jw_cadの再起動:書き換え後にJw_cadを 正規終了 してから再起動したか
- KEY セクションの記法:キー名・コマンド番号の表記が
jw_win.JWF標準仕様と一致しているか
ほとんどのケースは「文字コードがUTF-8になっている」「再起動していない」のいずれかです。
Q: 部分マージ後に他のキーや線色設定がリセットされた
→ 部分マージ作業中に KEY セクション以外を誤って削除 した可能性があります。手順2でバックアップした jw_win_backup_2026-05-08.JWF から C:\JWW\jw_win.JWF に戻して、再度部分マージをやり直してください。
| 復旧手順 | 操作 |
|---|---|
| 1. Jw_cadを正規終了 | メニュー「ファイル」→「Jw_cadの終了」 |
| 2. バックアップを上書きコピー | jw_win_backup_2026-05-08.JWF を jw_win.JWF にリネームしてコピー |
| 3. Jw_cadを再起動 | 元の状態に戻る |
| 4. テキストエディタの差分機能で再挑戦 | VSCodeのCompareで KEY セクションだけ確認しながら作業 |
Q: KEY セクションの開始行・終了行がわからない
→ テキストエディタの 検索機能 で KEY_A= を検索すると、KEY セクションの先頭が見つかります。次のセクション(CLR_ や ; CLOCK など)が出てくる直前の行までが KEY セクションです。
配布版の README には 「Version 10.02.1 での KEY セクションは○○行〜○○行」 という具体的な行範囲を記載予定です。配布開始時に追記します。
Q: 配布版の単独版JWFを上書きしたら、線色・線種設定が消えた
→ persc_jw_win_keys_only.JWF は Jw_cad既定値の線色・線種・印刷設定 で書かれているため、上書きすると個人カスタムが消えます。
| 用途 | 推奨ファイル |
|---|---|
| キー割当だけ部分マージ | persc_shortcut_keys.JWF.txt(部分マージ用) |
| 線色・線種もPERSC推奨で全部入れ替え | 15-22 PERSC推奨環境設定ファイル jw_win.JWF 配布 ※準備中 のフル版 |
| 検証用・一時的なリセット | persc_jw_win_keys_only.JWF(単独版) |
実務PCでは部分マージ版を使うのが安全です。
Q: クロックメニューの設定が反映されない
→ クロックメニューの設定は KEY セクションとは別の CLOCK セクション に保存されています。persc_clockmenu_keys.txt を部分マージする際は、CLOCK セクションの開始行・終了行を別途確認して差し替えてください。
詳しい操作は クロックメニューのカスタマイズ を参照してください。
Q: コマンド連動レイヤ設定(COM_LAY01)が動かない
→ COM_LAY01 の記法では、 コマンド番号の真下の2桁がレイヤグループ/レイヤを表す 仕様です。配布版の persc_com_lay_preset.txt をコピペした際に、行ずれや文字コード混入で2桁が崩れている可能性があります。
| 確認項目 | 確認方法 |
|---|---|
| 該当コマンド番号の真下の2桁 | 例: 寸法(コマンド番号3)の真下が 0E になっているか(左=レイヤグループ・右=レイヤ) |
| 全角・半角の混在 | コピペ時に半角→全角に化けていないか |
| 改行コード | CRLFで揃っているか |
詳しくは 基本設定(KEY タブ) と Ch.13 PERSC推奨ショートカット割当 の連動レイヤ節を参照してください。
Q: 文字コマンド中にショートカットキーが効かない
→ Jw_cad 仕様です。文字コマンド実行中はキー入力が 文字として吸収される ため、ショートカットキーが効きません。マウス右ボタンを押しながら キーを打つと、コマンド変更として認識されます。
具体的な操作:
- 文字コマンド実行中
- マウス右ボタンを押し続けたまま
Aキー(PERSC推奨セットの線コマンド)を押す - 文字コマンドから線コマンドに切り替わる
詳しくは Ch.13 PERSC推奨ショートカット割当 の「キー割当が効かないときのチェックポイント」を参照してください。
Q: チームで使い始めたら「標準と違って混乱する」と苦情が出た
→ チーム共有環境では PERSC推奨セットの 全面採用は推奨しません。「事務所のメインPCは標準維持、個人PC・自宅作業環境のみPERSC推奨セット」という運用に切り替えるのが、チーム摩擦を避ける現実解です。詳しくは Ch.13 PERSC推奨ショートカット割当 の「チーム運用での配慮」を参照してください。
Q: 段階的に導入したい(一気に全部書き換えたくない)
→ Ch.13 PERSC推奨ショートカット割当 の「段階的な導入手順」で 段階1(空きキー活用)→ 段階2(軽微な入れ替え)→ 段階3(フル採用) の3段階アプローチを解説しています。
配布版を段階的に使うには、 persc_shortcut_keys.JWF.txt の中から段階1相当の数行(G=属性取得・Tab=書込レイヤ切替・1〜3=レイヤグループ切替)だけを抜き出して既存JWFに追記する方法があります。残りは2〜3週後・4週後と段階的に追加していきます。
Q: 配布版を入れたあと、Ctrl+S で「コピー」が動いてしまう
→ Jw_cad の Ctrl+C Ctrl+V は内部で 「コピー&ペースト」コマンドに割り当てられている ため、Windows 標準の感覚で打つと意図せぬ動作が発生することがあります。配布版でもこの仕様は変えていません(標準維持)。
保存は メニューバー「ファイル」→「上書き保存」 の習慣を併用するのが安全です。コマンド切替直後にコントロールバーへフォーカスがあるときは Ctrl+S が効かないこともあるため、作図ウィンドウを1度クリックしてから打つ運用が確実です。
Q: 「KEY」タブのコマンド一覧と配布版のコマンド番号が合わない
→ Jw_cad のバージョン(v7.x → v8.x → Version 10.x)で コマンド番号体系が一部変わる 可能性があります。配布版は Version 10.02.1 で実機照合した番号を採用していますが、古いバージョンでは合わない場合があります。古いバージョンを使い続ける必要がある場合は、 Jw_cadのインストール を参照して最新版へのアップデートを検討してください。
Q: F1〜F12 キーが想定と違う動きをする
→ 配布版の F1〜F12 は Jw_cad標準(フルスクリーン・全体表示・再表示等)を維持 している項目が中心です。事務所方針で別の割当をしたい場合は、「KEY」タブから個別変更してください。
要確認: F1〜F9 の標準割当は実機検証フェーズで Version 10.02.1 の挙動と照合します。Version 10.02.1 で標準割当に変更がないかも検証対象です。配布版の README にも最終的な維持・変更の対応表を記載予定です。
Q: 配布版を別の事務所のメンバーと共有したい
→ ライセンスで 「再配布禁止」 としています。別事務所のメンバーには PERSC JOURNAL のこの配布ページのURL を共有して、各自でダウンロードしてもらう運用です。事務所内(同じ事業所のメンバー間)での共有は問題ありません。
Q: ノートPC(テンキーレス)でも配布版を使える?
→ 使えます。ただし配布版の数字段(1 2 3 のレイヤグループ切替)と 数値入力(XY座標・寸法値)が同じキーを取り合う ため、ノートPCでは数字段の割当を Tab 1本に集約するなどのカスタマイズが現実的です。詳しくは Ch.13 PERSC推奨ショートカット割当 の「ノートPCでの注意点」を参照。
Q: 配布版の使用頻度ベスト30の根拠は?
→ 配布版に同梱の README に「2025年実務での使用頻度ベスト30」基準のキー優先順位リストを掲載しています。PERSC編集部が住宅平面図の作図1日分を観察した範囲のサンプルに基づいており、 編集部の見解 であって絶対的な統計ではありません。事務所ごとに業務種別(住宅/構造/設備/土木)で頻度が変わるため、参考値としてご利用ください。
要確認: ベスト30リストの観察期間・サンプル数は配布開始時に README へ明記します。
Q: 「2文字コンビ」([A][B]連打式)はJw_cadで使える?
→ Jw_cad の標準仕様では 単キー1打 のショートカットが基本で、2連打式の組み合わせは内部仕様で対応していない可能性が高いです。配布版でも2文字コンビは現時点で含めていません。Ctrl/Shift/Alt 併用キーで実質的に同等の効果が得られます。
要確認: Jw_cad Version 10.02.1 での2連打式ショートカットの実装可否は実機検証で最終確認します。
Q: クロックメニュー設定だけ部分マージしたい
→ 配布版の persc_clockmenu_keys.txt だけを既存 jw_win.JWF の CLOCK セクションに部分マージする運用です。手順は KEY セクションのマージと同じ流れで、対象セクションが CLOCK に変わるだけです。詳しくは クロックメニューのカスタマイズ を参照してください。
Q: 配布版を導入したら、Jw_cad起動時にエラーが出る
→ 次の原因が考えられます。
| 症状 | 原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 起動時に「設定ファイルが読めません」 | 文字コードがUTF-8 | Shift_JIS で保存し直す |
| 起動はするが既定設定で立ち上がる | jw_win.JWF 構文エラー | バックアップから復元してやり直す |
| キー割当が一部だけ反映 | KEY セクションの一部が壊れた | バックアップから復元 |
| 線色がすべて黒に戻った | KEY セクション以外を誤って削除 | バックアップから復元 |
最終的な復旧手段は バックアップ jw_win_backup_2026-05-08.JWF からの復元 です。手順2のバックアップが活きるのはこの場面です。
関連項目
- PERSC推奨ショートカット割当 — 推奨セットの根拠解説(押しやすさ・頻度・採用理由)
- ショートカットキー一覧 — Jw_cad標準割当の網羅的リスト
- ショートカットのカスタマイズ — 「KEY」タブでの書き換え手順
- 基本設定(KEY タブ) — 「KEY」タブの全般解説・コマンド連動レイヤ
- クロックメニュー応用 — クロックメニューの使い方
- クロックメニューのカスタマイズ — クロックメニュー割当の書き換え
- テンキーでのXY数値入力 — テンキー側のカスタム
- 文字入力のショートカット — 文字コマンド中の操作
- カスタムツールバー設定 — ツールバーの併用カスタム
- キーボード操作 — Jw_cadのキーボード操作の基礎
- Jw_cadのインストール — 最新版インストール・USBポータブル運用
- PERSC推奨環境設定ファイル jw_win.JWF 配布 ※準備中 — JWF全体の配布
- PERSCオリジナル素材アーカイブ ※準備中 — 過去配布版の差分管理
- 線記号変形ファイル集 配布 — 線記号変形の配布
- 外部変形プログラム集 配布 — 外部変形の配布
- 素材ライブラリ目次 ※準備中 — 配布物全体の一覧
- 住宅向けレイヤテンプレ配布 — 連動レイヤ設定との組み合わせ
- A1図面枠テンプレ配布 — A1図面枠
- A3図面枠テンプレ配布 — A3図面枠
- キッチン図形集 配布 —
T(図形)コマンドとの組み合わせ - 平面図作成ワークフロー ※準備中 — 平面図作成全体の流れ
まとめ
- 配布予定版は
jw_win.JWFの KEY セクション抜粋(部分マージ用) ・差分一覧表(CSV/PDF)・チートシートPDF・クロックメニュー設定・コマンド連動レイヤ設定・README の7点で構成 - 部分マージ用テキストを既存JWFの KEY セクションに置換することで、 線色・線種・印刷設定はそのまま、キー割当だけ PERSC推奨に切り替え できる構成(公開後)
- 単キー(A〜Z・0〜9)・F1〜F12・Ctrl/Shift/Alt 併用キー・クロックメニュー12方向・コマンド連動レイヤを網羅した約60項目の整備予定
- 主要な変更は
A=線・S=矩形・F=複線・G=属性取得・Tab=書込レイヤ切替・1〜3=レイヤグループ切替 で、最頻出コマンドを左手範囲に集約 - 使い方は ダウンロード → バックアップ → 部分マージ → Shift_JIS で保存 → Jw_cad再起動 → チートシートで動作確認 の6ステップで、初回10分以内
- カスタマイズは 個別キーの書き換え・既定割当への部分復帰・F1〜F12再割当・事務所オリジナル版作成・クロックメニュー調整 の5パターンが定番
- ライセンスは 個人・商用利用可・改造可・再配布NG で公開予定。事務所内で自由に運用できる
- 個人事務所メインPC・中規模事務所の社内標準・自宅PC・USBポータブル運用・教育研修教材の5パターンに対応
- 全体配布版は 15-22 PERSC推奨環境設定ファイル jw_win.JWF 配布 ※準備中、過去版アーカイブは 15-24 PERSCオリジナル素材アーカイブ ※準備中 で並行整備中
- 本配布物は実機検証フェーズで整備中。バックアップ手順・差分一覧・戻し方・初心者/上級者版の分離は公開前に最終確定します