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未検証

家具図形集(テーブル・椅子・ソファ等)配布

このページでできるようになること

Jw_cadで住宅平面図や家具配置検討図、店舗・オフィスの平面計画図を描くときに使う、ソファ・椅子・テーブル・ベッド・収納家具のJWS形式図形データ集(公開予定)の概要・使い方を案内します。リビング家具(ソファ・センターテーブル・TVボード)、ダイニング家具(4人〜8人掛けテーブルと椅子)、寝室家具(シングル〜キングのベッド・ナイトテーブル・タンス)、収納家具(本棚・食器棚・玄関収納)、ワーク家具(学習机・オフィスデスク・オフィスチェア)、そして応接・会議用の店舗向け家具まで、住宅から軽度な店舗・オフィスまでカバーする図形パックを配布予定で、公開後は「図形読込」コマンドで貼り付けるだけで配置できる構成です(公開後にダウンロード可能)。

背景: 家具は住宅平面図でも家具配置検討図でも頻繁に登場するアイテムですが、寸法バリエーションが多く、メーカーカタログを毎回参照しながら矩形と円弧で組み立てるのは手間がかかります。さらに、家具配置の段階で「実物が入るか」を施主に伝える役割も大きく、サイズ感の正確さは間取り提案の説得力を左右します。図形集として登録しておけば、平面図でも家具配置詳細図でも「図形読込→クリック1回で配置」で済むため、提案図の作成時間が大きく短縮されます。家具メーカー(無印良品・ニトリ・IKEA・カリモク等)の現行カタログで採用される標準寸法を採用しているため、施主が実際に検討している家具との寸法整合も取りやすくなっています。


ダウンロード

要確認: 本配布物は 実機検証フェーズで整備中 です。配布パック(zip)・同梱ファイル(.jws)・README・ライセンス文言は公開前に確定します。本ページは公開準備段階の「配布物概要・使い方の予告」としてご覧ください。

📦 配布予定パック

  • ファイル名: persc_furniture_v1.0.0.zip(実機検証時に正式名称確定)
  • 含まれる予定のファイル:
ファイル名種別想定縮尺主な用途
sofa_1p_W900.jwsソファ(1人掛け)1/100・1/50単身向け・コーナー使い
sofa_2p_W1500.jwsソファ(2人掛け)1/100・1/50コンパクトリビング
sofa_3p_W1900.jwsソファ(3人掛け)1/100・1/50住宅最頻出(標準リビング)
sofa_L_W2400x1700.jwsソファ(L字型)1/100・1/50広めリビング・コーナー使い
sofa_corner_W2700x2700.jwsソファ(コーナー型)1/100・1/50大型LDK
center_table_W1000.jwsセンターテーブル(標準)1/100・1/50標準リビング
center_table_W1200.jwsセンターテーブル(大型)1/100・1/50広めリビング
side_table_W450.jwsサイドテーブル1/100・1/50ソファ脇・ベッド脇
tv_board_W1200.jwsTVボード1/100・1/5050V型相当のTV対応
tv_board_W1500.jwsTVボード1/100・1/5055V型相当のTV対応
tv_board_W1800.jwsTVボード1/100・1/5065V型相当のTV対応
dining_table_4p_W1200.jwsダイニングテーブル(4人掛け)1/100・1/50コンパクト住宅
dining_table_6p_W1500.jwsダイニングテーブル(6人掛け)1/100・1/50標準住宅(最頻出)
dining_table_8p_W1800.jwsダイニングテーブル(8人掛け)1/100・1/50大型住宅
dining_chair_W400.jwsダイニングチェア1/100・1/50テーブルと組み合わせ
bed_S_W970.jwsベッド(シングル)1/100・1/50単身・子供部屋
bed_SD_W1200.jwsベッド(セミダブル)1/100・1/50単身・1人寝
bed_D_W1400.jwsベッド(ダブル)1/100・1/50夫婦寝室(標準)
bed_Q_W1600.jwsベッド(クイーン)1/100・1/50夫婦寝室(広め)
bed_K_W1800.jwsベッド(キング)1/100・1/50大型寝室
night_table_W450.jwsナイトテーブル1/100・1/50ベッド脇
dresser_W900.jwsドレッサー1/100・1/50寝室
tansu_W1200.jwsタンス(衣装)1/100・1/50寝室収納
bookshelf_W600.jws本棚(コンパクト)1/100・1/50子供部屋・書斎
bookshelf_W900.jws本棚(標準)1/100・1/50書斎・リビング
bookshelf_W1200.jws本棚(ワイド)1/100・1/50書斎・図書スペース
cupboard_W900.jws食器棚1/100・1/50ダイニング
cupboard_W1200.jws食器棚(ワイド)1/100・1/50キッチン背面
entrance_storage_W900.jws玄関収納(シューズBOX)1/100・1/50玄関
entrance_bench_W900.jws玄関ベンチ1/100・1/50玄関土間境界
desk_study_W1000.jws学習机1/100・1/50子供部屋
desk_office_W1200.jwsオフィスデスク1/100・1/50在宅ワーク・SOHO
desk_office_W1400.jwsオフィスデスク(ワイド)1/100・1/50オフィス・SOHO
office_chair_W600.jwsオフィスチェア1/100・1/50デスクと組み合わせ
meeting_table_W1800.jws会議テーブル(6人掛け)1/100・1/50オフィス・店舗バックヤード
reception_sofa_W1800.jws応接ソファ(2人掛け)1/100・1/50店舗・オフィス応接
README.txtバージョン情報・利用規約・寸法表

公開時は本セクションにダウンロードリンクを掲載します。

整備計画: 実機検証フェーズで家具メーカー3社(無印良品・ニトリ・カリモク家具等)の現行カタログと照合してサイズ展開を確定し、各JWS図形に基準点・椅子の正面方向マークなどを書き込んだうえで配布します。このページは配布開始時にファイル一覧と寸法表を最終確定します。

PERSCの推奨: 初めて使う方は、まず最頻出の sofa_3p_W1900.jws(3人掛けソファ)と dining_table_6p_W1500.jws(6人掛けダイニング)の2本をダウンロードして「図形読込で平面図に貼り付ける」操作を確認してから、必要なバリエーションを追加していくのが安全です。30本以上のJWSを最初に全部試そうとすると、サイズ感とカテゴリ分類が掴めない段階で混乱しやすくなります。


家具図形集の概要

家具図形7カテゴリの使い分け

住宅・店舗・オフィスの平面図で登場する家具は、おおむね7カテゴリに集約されます。配布パックはこの7カテゴリをすべてカバーしています。

カテゴリ主な用途配布本数
リビング家具ソファ・センターテーブル・サイドテーブル・TVボード11本
ダイニング家具テーブル4〜8人・ダイニングチェア4本
寝室家具ベッドS〜K・ナイトテーブル・ドレッサー・タンス8本
収納家具本棚・食器棚5本
玄関家具シューズBOX・玄関ベンチ2本
ワーク家具学習机・オフィスデスク・オフィスチェア4本
店舗・オフィス向け会議テーブル・応接ソファ2本

背景: 住宅平面図での家具配置検討は、設計者と施主のコミュニケーションで非常に重要です。「3人掛けソファとセンターテーブルが入るリビングが欲しい」「クイーンベッドを置いた寝室が必要」といった施主の要望に対して、寸法を伴った家具を配置できれば、間取りの妥当性をその場で検証できます。配布版は住宅実務で最頻出のサイズ展開を中心にしつつ、軽度な店舗・SOHO(小規模事務所)向けにも対応する構成にしました。

家具の標準寸法

配布版では、家具メーカー各社の現行カタログ・JIS規格で採用されている標準寸法を採用しています。

種別幅W奥行D高さ(参考)
ソファ(1人掛け)900 mm850 mm800 mm
ソファ(2人掛け)1500 mm850 mm800 mm
ソファ(3人掛け)1900 mm850 mm800 mm
センターテーブル(標準)1000 mm500 mm380 mm
ダイニングテーブル(6人掛け)1500 mm850 mm720 mm
ダイニングチェア400 mm450 mm750 mm(座面420)
ベッド(シングル)970 mm1950 mmマットレス上面 450 mm
ベッド(ダブル)1400 mm1950 mmマットレス上面 450 mm
ベッド(クイーン)1600 mm1950 mmマットレス上面 450 mm
本棚(標準)900 mm300 mm1800 mm
食器棚900 mm450 mm1800 mm
学習机1000 mm600 mm720 mm
オフィスデスク1200 mm700 mm720 mm

Tips: 平面図で1/100の縮尺だと、ソファのクッション分割やテーブルの脚位置などの細部はほぼ判読不能です。配布版の家具は 1/100で配置しても見栄えが整う よう線色・線幅を調整してあります。1/30〜1/50 の家具配置詳細図では、椅子の脚位置・ソファのクッション分割線が見える程度の表現になっています。

家具の配置に必要なスペース(参考)

家具単体の寸法に加えて、家具を配置するときに「動線・引き出しの開閉・椅子を引くスペース」を含めた必要内法寸法の参考値です。

家具内法スペース目安備考
3人掛けソファ+センターテーブルW2400 × D1700 mmソファ前1m+テーブル+通路
ダイニングテーブル6人掛け+椅子W2700 × D2200 mm椅子を引くスペース600mm含む
ダブルベッド+ナイトテーブルW1900 × D2300 mmベッド脇通路500mm含む
学習机+椅子W1100 × D1300 mm椅子を引くスペース600mm含む
本棚+立ち止まりスペースW900 × D900 mm立ち止まり600mm含む

背景: 家具配置の検討では「家具そのものが入るか」だけでなく「使うときの動作スペース」も重要です。ダイニングチェアは食事時に1人あたり600mm程度後ろに引く必要があり、これを考慮しないと「テーブルは入るけど椅子が壁に当たる」設計になりがちです。配布版の寸法表に動作スペース込みの参考値を明示しています。

配布版の設計方針

PERSC配布版の家具図形集は、以下の方針で設計しています。

設計方針内容
JWS形式(外部図形)で配布Jw_cadの「図形読込」コマンドで読み込める標準形式。図形ごとに1ファイル
カテゴリ別に網羅リビング11・ダイニング4・寝室8・収納5・玄関2・ワーク4・店舗2の合計36本
基準点は左下角を統一図形読込時の貼り付け基準を統一(カスタマイズ不要)
椅子は正面方向マーク付き座面手前側に小さな三角マークで正面を明示
線色は線色2(黒・実線)標準平面図の意匠線と統一感を持たせる
1/100でも1/50でも判読可能線幅を中庸に調整、過剰な装飾を避ける
クッション・マットレスの分割線ありソファ・ベッドの座面・寝面を区別できる程度の線で表現
メーカー固有意匠は避ける業界標準の汎用シルエットで作図、特定メーカーロゴ等は含めない

配布物の中身(プレビュー)

配布パックのJWS図形35本それぞれのプレビューと推奨用途です。

1. リビング家具 11本

リビング・LDKに配置するソファ・テーブル・TVボードのセットです。住宅平面図で最頻出のカテゴリです。

ソファ 5種

ファイル種別寸法(W×D)想定シーン
sofa_1p_W900.jws1人掛け900×850 mm単身向け・1人時間用
sofa_2p_W1500.jws2人掛け1500×850 mmコンパクトリビング・賃貸
sofa_3p_W1900.jws3人掛け1900×850 mm住宅最頻出(標準リビング)
sofa_L_W2400x1700.jwsL字型2400×1700 mm広めリビング・コーナー設置
sofa_corner_W2700x2700.jwsコーナー型2700×2700 mm大型LDK・カウチ付

Tips: ソファのサイズ選定は「リビング短辺方向に対するソファの幅」が目安です。短辺3.5m(おおよそ畳2枚分)なら3人掛け W=1900 が標準、短辺3m未満なら2人掛け W=1500 が現実的です。L字型・コーナー型は短辺4m以上が目安です。

センターテーブル・サイドテーブル 3種

ファイル種別寸法(W×D)想定シーン
center_table_W1000.jwsセンターテーブル(標準)1000×500 mm2〜3人掛けソファと組合せ
center_table_W1200.jwsセンターテーブル(大型)1200×600 mmL字・コーナー型ソファと組合せ
side_table_W450.jwsサイドテーブル450×450 mmソファ脇・ベッド脇

TVボード 3種

ファイル種別寸法(W×D)対応TVサイズ目安
tv_board_W1200.jwsTVボード1200×400 mm50V型相当
tv_board_W1500.jwsTVボード1500×400 mm55V型相当
tv_board_W1800.jwsTVボード1800×450 mm65V型相当

PERSCの推奨: TVボードは「TV本体の幅+左右のゆとり200mm程度」が目安です。家電量販店の量産品では W=1200 が最頻出、近年の大画面TV採用住宅では W=1500〜1800 も増えています。配布版は3サイズで幅広いケースをカバーします。

2. ダイニング家具 4本

ダイニングテーブル3サイズ+ダイニングチェア1種を提供します。椅子は1脚単位で、必要な数だけ複写して配置します。

ファイル種別寸法(W×D)椅子配置
dining_table_4p_W1200.jws4人掛けテーブル1200×800 mm長辺1脚×2+短辺1脚×0(2脚×2列)
dining_table_6p_W1500.jws6人掛けテーブル(最頻出)1500×850 mm長辺2脚×2+短辺1脚×2
dining_table_8p_W1800.jws8人掛けテーブル1800×900 mm長辺3脚×2+短辺1脚×2
dining_chair_W400.jwsダイニングチェア(1脚)400×450 mm必要数を複写して配置

Tips: テーブル本体のJWSには 椅子は含まれていません。テーブル配置後に dining_chair_W400.jws を「図形読込」してから「複写」コマンドで必要な脚数を配置するのが効率的です。配布版のダイニングテーブルは、椅子が標準位置に並ぶ場合の輪郭線を薄く点線で示しているため、椅子配置の参考になります。

3. 寝室家具 8本

ベッド5サイズ(シングル〜キング)+ナイトテーブル+ドレッサー+タンスを提供します。

ファイル種別寸法(W×D)想定シーン
bed_S_W970.jwsシングル970×1950 mm単身・子供部屋
bed_SD_W1200.jwsセミダブル1200×1950 mm単身(広め)・1人寝
bed_D_W1400.jwsダブル1400×1950 mm夫婦寝室(標準)
bed_Q_W1600.jwsクイーン1600×1950 mm夫婦寝室(広め)
bed_K_W1800.jwsキング1800×1950 mm大型寝室
night_table_W450.jwsナイトテーブル450×400 mmベッド脇
dresser_W900.jwsドレッサー(鏡台)900×450 mm寝室
tansu_W1200.jwsタンス(衣装)1200×600 mm寝室収納

背景: ベッドサイズは家具メーカーで多少のばらつきがあります。配布版では JIS規格・主要マットレスメーカーの標準寸法(シングル W=970、ダブル W=1400、クイーン W=1600、キング W=1800、長さは全て D=1950)を採用しました。マットレスの厚みや脚部の収納の有無は機種で変わるため、平面図上の表現は外形のみとしています。

PERSCの推奨: 夫婦寝室の標準は ダブル(W=1400) が住宅実務で最頻出です。施主の希望でクイーン以上を入れる場合は、ベッド両脇のナイトテーブル設置スペース(各W=450)と部屋の出入りスペースを忘れずに確保しましょう。

4. 収納家具 5本

本棚と食器棚です。リビング・書斎・ダイニング背面で組み合わせて使います。

ファイル種別寸法(W×D)想定シーン
bookshelf_W600.jws本棚(コンパクト)600×300 mm子供部屋・寝室書架
bookshelf_W900.jws本棚(標準)900×300 mm書斎・リビング書架
bookshelf_W1200.jws本棚(ワイド)1200×300 mm書斎・ホームライブラリ
cupboard_W900.jws食器棚(標準)900×450 mmダイニング・キッチン背面
cupboard_W1200.jws食器棚(ワイド)1200×450 mmキッチン背面・パントリー寄せ

Tips: 本棚・食器棚は壁付け配置が基本のため、配布版の基準点(左下角)に合わせて、壁の隅から右に伸ばすように配置します。本棚を複数並べる場合は、 「複写」コマンドで W=900 単位で並べる と一括配置できます。

5. 玄関家具 2本

玄関のシューズBOXとベンチです。

ファイル種別寸法(W×D)想定シーン
entrance_storage_W900.jws玄関収納(シューズBOX)900×400 mm玄関標準
entrance_bench_W900.jws玄関ベンチ900×400 mm玄関土間境界の腰掛け

背景: 玄関収納は造り付け(建築工事)と置き家具の両方がありますが、配布版は 置き家具タイプ の標準寸法を採用しました。造り付けの場合は壁・建具の作図で表現し、配布版は「置き家具を後付けで配置するケース」に向きます。

6. ワーク家具 4本

学習机・オフィスデスク・オフィスチェアです。子供部屋・書斎・SOHO(小規模事務所)で使います。

ファイル種別寸法(W×D)想定シーン
desk_study_W1000.jws学習机1000×600 mm子供部屋
desk_office_W1200.jwsオフィスデスク1200×700 mm在宅ワーク・SOHO
desk_office_W1400.jwsオフィスデスク(ワイド)1400×700 mmオフィス・SOHO
office_chair_W600.jwsオフィスチェア600×600 mmデスクと組合せ

PERSCの推奨: オフィスチェアは 直径600mmの円 で表現するのが平面図上の慣例です。配布版もこの慣例に従い、円形のキャスター付きチェアとして作図しています。学習机・オフィスデスクと組み合わせて、机正面に1脚配置するのが基本です。

7. 店舗・オフィス向け家具 2本

会議テーブル・応接ソファです。SOHOや軽度な店舗(カフェ・美容室の応接コーナー等)で使います。

ファイル種別寸法(W×D)想定シーン
meeting_table_W1800.jws会議テーブル(6人掛け)1800×900 mmオフィス会議室・店舗バックヤード
reception_sofa_W1800.jws応接ソファ(2人掛け)1800×800 mm店舗応接コーナー・オフィス受付

背景: 本格的な大規模オフィス家具・業務用家具(システムデスク・パーテーション・大型会議テーブル等)は対象外で、別途オフィス家具メーカーのCADデータを利用してください。配布版は「設計事務所が小規模オフィス・店舗の設計を受託した場面で軽度の家具配置を検討する」用途に絞っています。


使い方

背景: 以下の手順は配布物公開後の使い方を想定した予告です。配布パックは実機検証フェーズで整備中のため、現時点ではダウンロードリンクは未提供です。

使い方サマリー(全7ステップ)

#操作所要
1zipファイルをダウンロード30秒
2テンプレフォルダ(図形フォルダ)に解凍1分
3Jw_cadを起動して平面図JWWを開く30秒
4「その他」→「図形」で図形読込ダイアログを開く数秒
5家具図形集フォルダから目的のJWSをダブルクリック数秒
6平面図上で配置位置を左クリック(または右クリックで点読取り)数秒
7必要に応じて鏡像反転・回転・複写30秒〜1分

合計の初回セットアップ: 3分以内 で図形集が使える状態になり、1個の貼り付けは数秒で完了します。

手順1: zipファイルをダウンロード

PERSC編集部の配布ページから persc_furniture_v1.0.0.zip をダウンロードします。ブラウザの保存ダイアログで「保存」をクリックすると、デフォルトでは「ダウンロード」フォルダに保存されます。

要確認: 配布ページのURL・ダウンロードボタンの位置は配布開始時にこの記事へ追記します。

手順2: 図形フォルダに解凍

ダウンロードした persc_furniture_v1.0.0.zip右クリック → 「すべて展開」 で解凍します。展開先はJw_cadの図形専用フォルダが推奨です。

C:\JWW\figures\persc_furniture\
  ├ リビング\
  │  ├ sofa_1p_W900.jws
  │  ├ sofa_2p_W1500.jws
  │  ├ sofa_3p_W1900.jws
  │  ├ sofa_L_W2400x1700.jws
  │  ├ sofa_corner_W2700x2700.jws
  │  ├ center_table_W1000.jws
  │  ├ center_table_W1200.jws
  │  ├ side_table_W450.jws
  │  ├ tv_board_W1200.jws
  │  ├ tv_board_W1500.jws
  │  └ tv_board_W1800.jws
  ├ ダイニング\
  │  ├ dining_table_4p_W1200.jws
  │  ├ dining_table_6p_W1500.jws
  │  ├ dining_table_8p_W1800.jws
  │  └ dining_chair_W400.jws
  ├ 寝室\
  │  ├ bed_S_W970.jws
  │  ├ bed_SD_W1200.jws
  │  ├ bed_D_W1400.jws
  │  ├ bed_Q_W1600.jws
  │  ├ bed_K_W1800.jws
  │  ├ night_table_W450.jws
  │  ├ dresser_W900.jws
  │  └ tansu_W1200.jws
  ├ 収納\
  │  ├ bookshelf_W600.jws
  │  ├ bookshelf_W900.jws
  │  ├ bookshelf_W1200.jws
  │  ├ cupboard_W900.jws
  │  └ cupboard_W1200.jws
  ├ 玄関\
  │  ├ entrance_storage_W900.jws
  │  └ entrance_bench_W900.jws
  ├ ワーク\
  │  ├ desk_study_W1000.jws
  │  ├ desk_office_W1200.jws
  │  ├ desk_office_W1400.jws
  │  └ office_chair_W600.jws
  ├ 店舗オフィス\
  │  ├ meeting_table_W1800.jws
  │  └ reception_sofa_W1800.jws
  └ README.txt

Tips: Jw_cadには標準で「図形」フォルダが設定されており、「基本設定」→「一般(2)」タブの「図形ファイル」欄でパスを確認できます。標準のフォルダの直下、または別のお好みのパスに persc_furniture フォルダを置けば、図形読込ダイアログから素早くアクセスできます。図形フォルダの初期設定は 図形フォルダのパス設定 ※準備中 を参照してください。

手順3: Jw_cadを起動して平面図JWWを開く

平面図のJWWファイル(または白紙の新規ファイル)をJw_cadで開きます。書込みレイヤを「家具」「インテリア」など適切なレイヤに切り替えてください。

図面種別推奨レイヤ
住宅平面図(家具配置検討)家具レイヤ または インテリアレイヤ
家具配置詳細図(1/30〜1/50)家具本体レイヤ
提案図・パース下絵家具・装飾レイヤ
店舗・オフィス平面図什器・家具レイヤ

レイヤ運用の全体像は 建築図面のレイヤ分け実践 を参照してください。住宅向けレイヤテンプレを使う場合は 住宅向けレイヤテンプレ配布 の家具用レイヤが推奨配置です。

手順4: 「図形」コマンドで図形読込ダイアログを開く

メニューバー「その他(A)」→「図形(Z)」をクリック、またはツールバー「その他(1)」の「図形」アイコンをクリックします。図形ファイル選択ダイアログが開きます。

起動方法操作
メニューバー「その他(A)」→「図形(Z)」
ツールバー「その他(1)」ツールバーの「図形」アイコン
ショートカットZ(カスタマイズ可)

図形読込コマンドの基本操作は 図形読込 を参照してください。

手順5: 家具図形集フォルダから目的のJWSをダブルクリック

図形ファイル選択ダイアログで persc_furniture フォルダに移動し、カテゴリ別の階層(リビング/ダイニング/寝室/収納/玄関/ワーク/店舗オフィス)から目的のJWSファイルを ダブルクリック で選択します。

例: 標準リビングに3人掛けソファを貼り付けたい場合

  1. persc_furniture\ フォルダに入る
  2. リビング\ フォルダに入る
  3. sofa_3p_W1900.jws をダブルクリック

選択後、コントロールバーに「書込レイヤに作図」と表示され、マウスポインタにソファのプレビュー(仮配置)が表示されます。

手順6: 平面図上で配置位置を左クリック

平面図の 家具を置きたい位置 にマウスポインタを移動し、左クリック で配置確定します。基準点は 左下角 になっているため、左下のグリッド位置に合わせると配置しやすくなります。

クリック種別動作
左クリックフリーポジションで配置(マウス位置で確定)
右クリック既存図形の点読取りで配置(壁の交点等にスナップ)

PERSCの推奨: 家具配置では 右クリックで点読取り を使うのが正確です。「壁から○○mm離す」が決まっている場合は、先に補助線を引いてから補助線の交点で右クリックすると、寸法通りに配置できます。点読取りの基本は 点・線端点の読取り を参照。

手順7: 必要に応じて鏡像反転・回転・複写

配置後の図形は通常の図形要素として編集できます。家具の向きを変えたい場合は回転コマンド、左右対称配置にしたい場合は鏡像反転、複数並べたい場合は複写コマンドを使います。

編集コマンド用途
鏡像反転「反転」ソファの肘置きを左↔右に切り替える
90度回転「移動」→「回転」または基点指定回転家具の向きを90度回転
180度回転「移動」→「回転180°」TVボード・ベッドの正面を反対側に
複写「複写」ダイニングチェアを6脚並べる

注意: 配布版の家具図形は 基準寸法ベース で作図しています。設計上の寸法精度を保つため、サイズを変更したい場合は 別の寸法バリエーション を貼り付け直すのが原則です。やむを得ず微調整する場合は、座面・寝面の位置がずれないよう注意してください。


カスタマイズ方法

家具の向きを変える(90度回転・180度回転)

部屋の長辺・短辺方向に応じて、家具の向きを変えたい場合の手順です。

  1. 配置済みの家具図形を 「範囲」 コマンドで全体選択
  2. メニューバー「編集」→「移動」または「回転」を選択
  3. 回転角度(90°/180°/270°)を指定
  4. 回転基点を家具の中心または壁の隅に指定して左クリック確定

Tips: 90度回転後は基準点(左下角)の位置がずれるため、再配置時の点読取り位置に注意してください。「家具を90度回転して別の壁に寄せる」場面が多いダイニングテーブル・ベッドでは、回転と移動を組み合わせる運用が一般的です。

ソファの左右配置を変更する(肘置き・カウチ位置)

L字型・コーナー型ソファのカウチ位置を反転したい場合の手順です。

  1. 配置済みのソファを 「範囲」 で全体選択
  2. メニューバー「編集」→「反転」を選択
  3. 反転軸(垂直軸)を指定
  4. 反転後の位置で左クリック確定

PERSCの推奨: L字型・コーナー型を「左カウチ」で頻繁に使う事務所では、配布版を反転した状態で 別名のJWSとして再保存 しておくと便利です。例: sofa_L_W2400x1700_L.jws のように _L サフィックスを付けて、左右両方を即時呼び出せる状態にしておきます。図形登録の手順は 図形登録 を参照。

ベッドサイズを切り替える(S↔SD↔D↔Q↔K)

設計フェーズで施主の希望ベッドサイズが変わった場合の手順です。

  1. 配置済みのベッドを範囲選択して 削除
  2. 同じ位置に新しいサイズのベッドJWS(S/SD/D/Q/K)を「図形読込」で貼り付け
  3. 寸法(W=970→1200→1400→1600→1800)の差を確認し、ベッド脇のナイトテーブル位置を調整
  4. 必要に応じて寝室の家具配置全体を見直し

PERSCの推奨: 提案フェーズではダブル(W=1400)で配置しておき、施主の希望が広めなら クイーン(W=1600)以上に差し替える運用が現実的です。クイーン以上を選定すると、ベッド両脇のナイトテーブル設置スペースが圧迫されるため、寝室の短辺方向の余裕を確認してから採用判断することをおすすめします。

ダイニングチェアの配置を変える(円形配置・対面配置)

ダイニングテーブルに対する椅子の並べ方は、施主の家族構成や生活スタイルで変わります。配布版を貼り付けた後の代表的な並べ方です。

並べ方椅子配置適性
標準対面型長辺2脚×2+短辺1脚×2(6人掛け)6人家族・来客時
長辺集中型長辺3脚×2+短辺なし(6人掛け)コンパクト住宅・壁付配置
L字配置長辺2脚+短辺1脚(4人掛け)角に配置・対面会話重視
円形配置(円形テーブル)円周上に均等配置円卓使用時
  1. ダイニングテーブル本体を貼り付け
  2. ダイニングチェア1脚を貼り付け
  3. 「複写」 コマンドで必要数を配置
  4. 必要に応じて椅子を「移動」コマンドで微調整

Tips: 配布版のダイニングテーブルには椅子が標準位置に並ぶ場合の輪郭線が薄く点線で示されています。これを目安に椅子を複写・配置すると、寸法通りの椅子配置が短時間で完成します。

ベッド頭側の方向を変更する

ベッドは「頭側」を壁付けにするのが基本ですが、寝室の窓位置・出入口位置によっては頭側を反対にしたい場面があります。

  1. 配置済みのベッドを範囲選択
  2. メニューバー「編集」→「移動」→「回転180°」を選択
  3. 回転後の位置で左クリック確定

背景: 寝室では「窓に頭を向けない(断熱・隙間風対策)」「出入口に頭を向けない(風水・心理的安心感)」といった慣習があります。配布版のベッドJWSは、頭側を奥側(D=1950 mmの上端側)に配置しているため、平面図の壁面に対して回転で対応できるよう設計しています。

TVボードと壁面の位置関係を調整する

TVボードは壁付け配置が基本ですが、配置後にコンセント位置・配線スペースを確保したい場合の調整手順です。

  1. TVボードを壁付けで配置
  2. 壁面との隙間(配線用に50mm程度)を作りたい場合は、TVボードを範囲選択して 「移動」コマンドで上方向に50mm移動
  3. コンセント位置のマーク(電気設備記号集の独立部品)を別途配置

電気設備記号と組み合わせる場合は 電気設備記号集 配布 を参照してください。

線色を事務所標準に合わせる

配布版は線色2(黒・実線)で作図しています。事務所標準が線色4(緑系)など別の色の場合は、属性変更コマンドで一括変更できます。

  1. 貼り付けた家具図形を「範囲」で全選択
  2. メニューバー「編集」→「属性変更
  3. 線色・線種を事務所標準に変更
  4. 必要に応じて事務所版として再登録(図形登録 で別名保存)

詳しくは 属性変更 ※準備中 と 図形登録 を参照してください。

事務所オリジナルバリエーションの作成

配布版を叩き台にして、事務所オリジナルの家具図形を整備するのもおすすめです。

派生バリエーション例作り方
採用家具メーカー版配布版の家具寸法をメーカー実寸(無印良品・カリモク等)に微調整して別名保存
カウチ付ソファ3人掛けソファに別売カウチ(W=900×D=1700)を追加して1図形化
キッズ家具集学習机+本棚+ベッドSをまとめて子供部屋セットに
和室家具座椅子・ローテーブル・座布団を組み合わせ
ホームオフィスデスク+オフィスチェア+本棚+プリンターラックを1セット

事務所オリジナルバージョンとして整備したJWSは、持続可能なファイル名(例: furniture_office_homeoffice_W2400.jws)で別名保存しておきましょう。


ライセンス・利用規約

要確認: 公開時のライセンス文言は最終確定前です。商用可・改変可・再配布不可の方針は維持予定ですが、細部は実機検証フェーズで確定します。

PERSC が配布予定の家具図形集は、Ch.15 共通ライセンス方針に従って利用できる方針です。

利用可・不可の概要

項目可否
個人での作図・自宅でのCAD学習OK
設計事務所・工務店での商用利用OK
学校・職業訓練校での教材利用OK
改造して自社仕様にして社内利用OK
改造して納品図面に使用OK
配布物そのものを第三者へ再配布NG
配布物を自社サイトで配布NG
改造版を「自社オリジナル」と称して配布NG
配布物を販売・有償配布NG

詳細・最新方針は 配布物カタログTOP(PERSC素材ライブラリの使い方) のライセンス共通方針セクションを参照してください。

免責事項

  • 配布物は 「現状有姿」 で提供されます。動作不具合・互換性問題が発生してもPERSC編集部は責任を負いません
  • 配布物の寸法・線色・線幅は JIS製図通則および建築実務での慣習値 に基づいていますが、特定の規格・規則・確認申請要件への完全準拠を保証するものではありません
  • 確認申請・実施設計の最終図面では、所属事務所の図面規格・行政庁の指導に合わせて調整することをおすすめします

家具図形集固有の免責補足

  • 配布版の寸法は 家具メーカー各社の現行カタログ標準値・JIS規格 に基づいていますが、特定メーカー・特定機種の正確な寸法を保証するものではありません。実物を発注する前に、必ずメーカーカタログで寸法を確認してください
  • 家具のサイズは将来のモデルチェンジ・市場動向で変動する場合があります。配布版は2026年時点の標準寸法を基準としており、年次更新で追従します

実務での使い方 ★PERSC独自

家具図形集は、住宅・店舗・オフィスの実務で次の5パターンの主要用途に対応します。それぞれの使い分けポイントを整理します。

パターン1: 住宅平面図の家具配置検討(1/100)

戸建住宅・マンション住戸の平面図(1/100)でリビング・ダイニング・寝室の家具配置を検討する、最も標準的な使い方です。

項目
用紙A1 〜 A3(A2が住宅実務の主流)
縮尺1/100
推奨ファイルsofa_3p_W1900.jwsdining_table_6p_W1500.jwsbed_D_W1400.jws
レイヤ配置家具レイヤ または インテリアレイヤ
配置時間図形読込で数秒×部屋数

配置の流れ

  1. 平面図で壁・建具を作図済みの状態にする
  2. リビング・ダイニング・寝室の主要な家具配置位置を決定
  3. 配布版から該当サイズのJWSを選択して図形読込
  4. 壁の隅・コーナーで右クリック点読取りで配置
  5. 椅子は1脚配置後に「複写」で必要数を並べる

PERSCの推奨: 1/100の住宅平面図では、家具の本体図形をそのまま使うのが最も効率的です。クッションの分割線や脚の位置などの細部は1/100では判読できないため、メーカーCADと差し替える必要はありません。提案・打ち合わせ・確認申請の図面はすべてこのレベルで足ります。

パターン2: 家具配置詳細図(1/30〜1/50)

施主提案・パース下絵として、家具配置を1/30〜1/50で詳細に描く用途です。

項目
用紙A2 または A3
縮尺1/30 または 1/50
推奨ファイルリビング・ダイニング・寝室の本体図形
レイヤ配置家具本体レイヤ+寸法レイヤ+文字レイヤを別管理

詳細図の作図ステップ

  1. 部屋の内法寸法(W×D)を「矩形」コマンドで描く
  2. 主要家具(ソファ・テーブル・ベッド)を配布版から「図形読込」で配置
  3. 各家具の位置寸法(壁から○○mm)を寸法線で記入
  4. 通路寸法・椅子を引くスペースを矢印で表示
  5. 仕上げ材(床材・壁材・カーテン色)を文字注記で追記

PERSCの推奨: 1/30の詳細図では「家具配置全体」を1図形として貼り付けるのではなく、 家具1点ずつを独立して配置 したほうが、寸法線・文字注記との重なりを避けやすくなります。配布版の家具36本はこの用途に最適化されています。

パターン3: 賃貸マンション・アパートの家具配置プラン

賃貸物件で「家具を含めた間取り提案」を行う用途です。賃貸の入居者向けレイアウト提案や、コーポレート住宅の標準家具プランに使えます。

項目
用紙A3
縮尺1/50 または 1/100
推奨ファイルコンパクトサイズ(ソファ2人掛け・テーブル4人掛け・ベッドSD)
配置1Rは壁付け配置、2LDK以上はリビング中央配置可

賃貸物件特有のポイント

  • 1R(25〜30㎡): ベッドSD+2人掛けソファ+センターテーブル+ワーク机1点で標準
  • 1LDK(35〜40㎡): ベッドSD/D+3人掛けソファ+ダイニング4人掛け+TVボードで標準
  • 2LDK以上(50㎡〜): 配布版の標準サイズ(ベッドD+3人掛けソファ+6人掛けダイニング)が入る
  • 賃貸では搬入経路(玄関・階段・エレベーター)も検討対象になるため、 大型家具(コーナーソファ・キングベッド)は要注意

Tips: 賃貸物件1棟の住戸プランでは、同じ家具配置パターンを 何戸も繰り返し配置 することが多く、図形読込の効率が大きく効きます。1戸分の家具配置を完成させた後に「複写」コマンドで他の住戸に展開すると、図形読込より速いです。

パターン4: SOHO・小規模オフィスの家具配置(在宅ワーク・スタートアップ)

SOHO(小規模事務所)・在宅ワーク・小規模オフィスの家具配置を検討する用途です。

項目
用紙A2 または A3
縮尺1/50 または 1/100
推奨ファイルdesk_office_W1200.jwsoffice_chair_W600.jwsmeeting_table_W1800.jwsbookshelf_W900.jws
配置個人デスクは壁向き、会議テーブルは室中央

SOHO・小規模オフィスの特徴

  • 個人デスクは 壁向き配置(在宅ワーク)と 対面配置(チーム作業)の2パターン
  • 会議テーブルは6人掛け W=1800 を1台配置、応接ソファ1セットを併設
  • 本棚・収納は壁面を使い切って配置するのが定番
  • オフィスチェアは「直径600mmの円」で平面表現(配布版に対応)

PERSCの推奨: 設計事務所が小規模オフィス(10名以下)の設計を受託する場面では、配布版のワーク家具4本+店舗オフィス向け2本で標準的な家具配置が組めます。本格的な大規模オフィス(50名以上・パーテーション分割等)は対象外で、別途オフィス家具メーカーのCADデータを利用してください。

パターン5: リフォーム・リノベーション提案(既存/提案を並列で表示)

既存住宅の家具配置を見直すリフォーム・リノベ提案図です。

項目
用紙A3 横使い(左右に既存・提案を並列)
縮尺1/50 または 1/100
推奨ファイル既存と提案で異なる家具サイズを使い分け
表現既存=破線・グレー、提案=実線・カラー

リフォーム提案の流れ

  1. 既存家具(古い間取りで使っていた家具)を配布版から選んで貼り付け
  2. 既存側の図形を範囲選択して 線種を破線に変更、または線色をグレーに変更
  3. 提案家具(新しい間取りで配置する家具)を配布版から選んで貼り付け
  4. 提案側は実線・カラーで強調
  5. 既存と提案の差分を矢印・吹き出しで説明

PERSCの推奨: リフォーム提案では「ダイニング4人掛け→6人掛け」「ベッドSD→D」「ソファ2人掛け→3人掛け」のような 家具サイズアップによる暮らしの変化 を視覚的に示すと施主の納得が得られやすくなります。配布版の複数サイズを 同じ平面図上に2セット並列配置 して、Before/After を1枚で表現するのが定番です。

家具以外の設備図形との組み合わせ

家具図形は、キッチン・浴室・トイレ・衛生器具・電気設備の各図形集と組み合わせて住宅平面図一式を構成します。

設備配布記事家具との関係
キッチンequipment-kitchenLDKでダイニング家具と隣接配置
浴室equipment-bathroomサニタリーエリアと隣接配置
トイレequipment-toiletサニタリーエリアと隣接配置
衛生器具(洗面・洗濯)equipment-sanitary洗面所家具との連携
電気設備(コンセント・スイッチ)equipment-electricalTVボード・デスク背面のコンセント

これらと組み合わせることで、住宅平面図の家具配置検討全体が短時間で完成します。

平面図ワークフローとの関係

家具図形集は、平面図作成全体のワークフローでは「仕上げフェーズ(家具配置)」で使います。

フェーズ内容家具図形集の使用
1. 通り芯・寸法計画通り芯を引き、モジュール寸法を確定
2. 柱・壁・建具構造体と開口部を作図
3. 設備配置キッチン・浴室・トイレ・洗面を配置
4. 家具配置リビング・ダイニング・寝室の家具を配置★ ここで配布版を活用
5. 寸法・文字注記寸法線・室名・面積表
6. 仕上げ・チェック線種・線色・印刷チェック

平面図作成全体の流れは 平面図作成ワークフロー を参照してください。


つまずきポイント・対処 ★PERSC独自

Q: 図形読込でJWSファイルを開いたら、画面上に家具が表示されない

→ 縮尺の不整合の可能性があります。書込みグループの縮尺と、貼り付けようとしている平面図の縮尺が大きく異なると、画面上で「点」のように小さく表示されてしまいます。

確認項目確認方法
平面図JWWの書込みグループ縮尺ステータスバーの縮尺表示
想定縮尺1/100(住宅平面図)または 1/30〜1/50(詳細図)
図形ファイル側の縮尺JWSは縮尺非依存。書込みグループの縮尺で表示される

書込みグループを 1/100 に設定してから図形読込を試してください。「全体表示」(Home キー)で全体を見渡すと、貼り付けた図形が見えるかも確認できます。

Q: 家具が意図したサイズより大きく(または小さく)配置された

→ 書込みレイヤグループの 縮尺設定 が想定と異なる可能性があります。例えば書込みグループが1/50なのに平面図の他の要素が1/100で描かれていると、貼り付けた家具だけ2倍の大きさで表示されます。

  1. ステータスバーの縮尺表示を確認
  2. 平面図全体の縮尺と書込みグループの縮尺を 一致 させる
  3. それでも合わない場合は「パラメトリック変形」で全体を倍率変更

縮尺管理の基本は 縮尺の設定 ※準備中 を参照。

Q: ソファの肘置きを左右逆にしたい

→ 「カスタマイズ方法」の「ソファの左右配置を変更する」を参照してください。配置済み図形を範囲選択して 「反転」コマンド で鏡像反転すれば、肘置きやカウチ位置が左右入れ替わります。L字型・コーナー型ソファでも同じ操作で対応できます。

Q: ダイニングチェアを並べたいけど数を変えたい

→ 配布版のダイニングテーブルJWSには椅子は含まれていません。ダイニングチェア(dining_chair_W400.jws)を1脚貼り付けてから「複写」コマンドで必要数を配置してください。「カスタマイズ方法」の「ダイニングチェアの配置を変える」に並べ方の代表例を整理しています。

Q: ベッドの頭側が逆向きになってしまう

→ 配布版のベッドJWSは 頭側を奥側(D=1950 mmの上端側) で作図しています。寝室の窓位置・出入口位置によって頭側を反対にしたい場合は、配置済み図形を範囲選択して 「移動」→「回転180°」 で反転させてください。

Q: 大型家具(コーナーソファ・キングベッド)の搬入経路が確保できない

→ 配布版の大型家具(コーナーソファ W=2700×D=2700・キングベッド W=1800×D=1950)は、搬入経路の制約で物理的に部屋に入らない場合があります。 玄関の有効開口幅・廊下幅・階段・エレベーター を事前に確認してください。マンションの場合は管理組合に搬入規定を確認するのが安全です。組み立て式家具の場合は分解搬入が可能なので、施主に組み立て方式を確認するのも有効です。

Q: 家具同士の通路スペースが狭すぎる気がする

→ 家具配置では、 家具同士の間に最低600mmの通路 を確保するのが住宅実務の目安です。配布版の家具を貼り付けた後に、家具間の距離を寸法線で確認してください。具体的な目安は以下の通りです。

通路最低寸法推奨寸法
ソファ前(センターテーブルまで)350 mm400〜500 mm
ダイニングテーブル後ろ(椅子を引く)600 mm800 mm
ベッド脇通路500 mm600〜700 mm
本棚・収納家具前600 mm900 mm
一般通路(家具間)600 mm700〜900 mm

Q: 椅子の正面(座面手前向き)の方向がわからない

→ 配布版のダイニングチェア・オフィスチェアは、座面手前側(人が座る側)に 小さな三角マーク で正面方向を示しています。回転後も三角マークの向きで方向を判別できます。1/100の平面図ではマークが見えにくいですが、1/30〜1/50の詳細図では視認できます。

Q: ベッドサイズが配布版と合わない(特殊サイズ)

→ 配布版はJIS規格・主要マットレスメーカーの標準寸法(S=970/SD=1200/D=1400/Q=1600/K=1800)を採用しています。これ以外の特殊サイズ(セミシングル W=850・ワイドキング W=2000等)は同梱していません。特殊サイズを使う場合は、近いサイズのJWSを貼り付けてから「パラメトリック変形」コマンドで幅を調整してください。

Q: 配布版を貼り付けたら、線色が事務所の標準と違っていた

→ 配布版の家具本体は 線色2(黒・実線) で作図しています。事務所標準が線色4(緑系)など別の色の場合は、属性変更コマンドで一括変更できます。「カスタマイズ方法」の「線色を事務所標準に合わせる」を参照してください。

Q: 図形フォルダの場所がわからない/変えたい

→ Jw_cadの図形フォルダは「基本設定」→「一般(2)」タブの「図形ファイル」欄で確認・変更できます。デフォルトは C:\jww\ 直下のフォルダが指定されていることが多く、ここに persc_furniture フォルダを置くと図形読込ダイアログから素早くアクセスできます。詳しくは 図形フォルダのパス設定 ※準備中 を参照。

Q: ダウンロードしたJWSが他のJw_cadバージョンで開けない

→ 配布版は Jw_cad v8.x 系 で作成しています。v7.x など古いバージョンでは正しく読み込めない場合があります。古いバージョンを使い続ける必要がある場合は、 Jw_cadのインストール を参照して最新版へのアップデートを検討してください。

Q: メーカー(無印良品・カリモク等)のCADデータをそのまま使ったほうが良いのでは?

→ 実施設計フェーズでは メーカー公式CADデータ との差し替えがおすすめです。配布版は「企画・基本設計・提案・打ち合わせ」フェーズで「とりあえず正しいサイズ感の家具を配置する」用途に最適化されています。施主が選定した家具メーカーのCADデータが入手できる場合は、そちらと差し替えてください。メーカーCADの活用は メーカー提供CADデータの活用 ※準備中 を参照。

Q: 配布版を解凍したら日本語フォルダ名が文字化けした

→ 配布版のフォルダ名は「リビング」「ダイニング」「寝室」「収納」「玄関」「ワーク」「店舗オフィス」と日本語ですが、Windows標準の解凍機能(エクスプローラ→「すべて展開」)では文字化けしません。万一文字化けが起きた場合は、 7-Zip などの解凍ソフトを使うと回避できます。配布版のJWSファイル名自体は半角英数字とアンダースコアで構成しているため、ファイル名の文字化けリスクはありません。

Q: 配布版を別の事務所と共有したい

→ ライセンスで「再配布禁止」としていますので、別事務所と直接共有することはできません。代わりに、別事務所のメンバーに PERSC JOURNALのこの配布ページのURL を共有してください。ダウンロードは個別に行ってもらう運用です。事務所内(同じ事業所のメンバー間)での共有は問題ありません。

Q: 子供部屋向けの家具セット(学習机+ベッドS+本棚)が欲しい

→ 配布版には「子供部屋セット」という1図形は同梱していませんが、 学習机(desk_study_W1000.jws)+ベッドS(bed_S_W970.jws)+本棚(bookshelf_W600.jws の組み合わせで子供部屋を構成できます。事務所オリジナルとして1図形にまとめたい場合は、3点を貼り付けた状態で「図形登録」コマンドで kids_room_set.jws として保存してください。

Q: 和室向けの家具(座椅子・ローテーブル・座布団)がない

→ 配布版は洋室を主軸にしているため、和室特有の家具(座椅子・座布団・座卓・ちゃぶ台等)は同梱していません。和室メインの設計案件では、配布版のセンターテーブル W=1000 を「座卓」として流用するか、別途和室向け図形集として作図・登録する想定です。

Q: 配布版の家具に表示されない部品を追加したい(例: 観葉植物・カーペット)

→ 配布版にはインテリア装飾品(観葉植物・カーペット・クッション・絵画等)は含まれていません。これらは別の図形集または独立部品として個別に作図・登録する想定です。一般的な作図は 作図コマンド一覧 ※準備中 を参考に、矩形と円・楕円で表現できます。


関連項目


まとめ

  • 家具図形集は リビング11・ダイニング4・寝室8・収納5・玄関2・ワーク4・店舗オフィス2 の合計36本のJWS図形と README で構成
  • 住宅実務での最頻出は 3人掛けソファ W=1900+6人掛けダイニング W=1500+ダブルベッド W=1400。この3本だけでも住宅平面図の家具配置の半分以上をカバー可能
  • 使い方は ダウンロード → 図形フォルダに解凍 → 平面図を開く → 図形読込 → 配置位置をクリック の5ステップで、1個の貼り付けは数秒で完了
  • 1/100の住宅平面図でも 1/30〜1/50 の家具配置詳細図でも使えるよう、線色・線幅を中庸に調整
  • カスタマイズは 家具の向き変更・ソファの左右反転・ベッドサイズ切替・椅子の配置変更・線色変更 の5パターンが定番
  • ライセンスは 個人・商用利用可・改造可・再配布NG で公開予定。実施設計フェーズではメーカー公式CADデータとの差し替えを推奨
  • 戸建住宅・家具配置詳細図・賃貸マンション・SOHO/小規模オフィス・リフォーム提案の5パターンに対応
  • 本配布物は実機検証フェーズで整備中。同梱ファイル・README・ライセンス文言は公開前に最終確定します